1. 盛岡冷麺のカロリーは?韓国冷麺との違い

盛岡冷麺はカロリーが低そうに見える。最近はスーパーなどで冷麺キットが販売されているので、自宅で食べる機会が増えたという人もいるのではないか。実は冷麺はヘルシー志向の人向けではないともいえる。冷麺のカロリーは1人前で大体420kcalほど。見ためよりもカロリーがあると感じた人もいるだろう。
韓国冷麺との違いと糖質
冷麺と聞くと、日本の場合は「盛岡冷麺」を想像することが多い。見ためには白くツヤがあり歯ごたえがある食感が人気だ。この白さはでんぷんや小麦粉でできているから。対して韓国冷麺は、そば粉でできているのが特徴だ。韓国冷麺のカロリーは1杯あたり500kcalほどなので、カロリーは盛岡冷麺のほうが低い。しかし1杯あたりの糖質は、韓国冷麺は80gで、盛岡冷麺は90g。糖質制限をする場合は、1食の糖質摂取量の目安が40gなので、倍以上の糖質を摂取することになるのだ。また2つの冷麺の最大の違いは、キムチで辛さを調節すること。盛岡冷麺はキムチの増量で辛さを変えられるが、韓国冷麺はもともと辛い味がついていることが多い。
2. 冷麺がカロリー以外にもヘルシー志向の人向けではない理由

冷麺はカロリーが低くないことはわかったが、実はヘルシー志向の人向けではない理由がほかにもある。その理由を知ることでより冷麺についての知識を得ることができるだろう。
脂肪が蓄積されやすい
盛岡冷麺は原料の多くにでんぷんが使われている。でんぷんは糖質量が多く含まれているため、ホルモンの一種である「インスリン」の動きが活発化し、糖を脂肪として蓄積しやすくしてしまうので注意が必要である。
冷たさが満腹感を得にくい
冷麺は夏場の暑いときでも美味しく食べられる冷たさが魅力だ。しかし食べ始めから20分経たないと、人は満腹感を得にくいという。温かい食べ物は時間がかかるため、食べ始めてから20分ほどかかってしまうことはよくある。しかし、冷たいと食べる時間が短縮されるため、お腹がいっぱいになりにくいのである。そうするとほかにも食べてしまい、結果的にカロリーを多めに摂取してしまうということも。
GI値に注意
GI値が高い食べ物は食後の血糖値をあげやすくしてしまう。そうすると糖が脂肪に変わりやすくなってしまうので気を付けなければいけない。盛岡冷麺はGI値が高めなので気を付けたい。
3. 冷麺をカロリーオフにする方法

カロリーが高めだと知っていても、やはり美味しさには勝てない。そこで冷麺のカロリーをオフにするレシピを紹介していこう。
ところてん冷麺
冷麺のカロリーが高い原因はでんぷんで作られた麺。そのためところてんに代用すればカロリーをオフにすることができる。100gあたりで2kcalなので、量を食べたいときにも代用したい。
こんにゃく麺で代用
こちらも麺の代用で、こんにゃく麺を使いたい。つるんというのどごしが癖になるのでおすすめだ。低糖質なのも嬉しいところ。最近はスープ付きのセットで販売されているものも多く、1食あたり20kcal前後で食べることができる。
しらたき冷麺
実は冷麺の食感に近いのがしらたきだ。簡単に手に入るうえ、大きくカロリーダウンをすることが可能。100gあたり6kcalなのが嬉しい。
カロリーカット麺
最近はスーパーなどでカロリーカットや糖質オフの麺も販売されている。代用せずに麺の歯ごたえを楽しみたいという人は、ぜひこちらを使ってほしい。
結論
ここでは盛岡冷麺と韓国冷麺の原料の違いなどを解説し、カロリーオフをする方法などを紹介してきた。独特の食感で食べやすい冷麺は、ファンも多いだろう。しかし思っているよりも高カロリーであるため、頻繁に食べる機会のある人は、ぜひカロリーオフをして食べてみてはいかがだろうか。代用品も簡単に手に入るのだ。
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