1. きな粉はヘルシー?大豆との関係性と栄養
きな粉はヘルシーだという情報は聞いたことがある人も多いだろう。きな粉はそもそも大豆を粉末にしたもので、その色みから「黄な粉」だといわれている。ただじつはきな粉には色が違う「あおきな粉」と呼ばれているものがある。大豆ではなく青豆を使って作られているきな粉なので、そのように呼ばれているのだ。きな粉は大豆そのものを細かく粉状にしているため、栄養素も大豆そのもの。食べる時に甘く美味しいのは砂糖が入っているためで、きな粉だけを口にすると、ほのかに大豆の香ばしい香りがするものの甘さはない。
タンパク質が多い
きな粉にはタンパク質が多い。たんぱく質は、筋肉や皮膚を作るのに必要な栄養素だ。
ビタミンも豊富
きな粉はビタミン、ミネラルなども入っているので、バランスがよいのも嬉しい。
大豆オリゴ糖も含まれている
大豆には「大豆オリゴ糖」が含まれている。善玉菌を増やす作用があることから、腸内環境を整えるのに役立つといわれている。
2. きな粉を作る大豆の健康への効果
「畑の肉」だといわれている大豆できな粉は作られている。これは大豆にたんぱく質が豊富に含まれているためだ。それでは、きな粉の原料である大豆にはどんな栄養があるのだろうか。きな粉に期待できる作用についてまとめていこう。
コレステロール値を調整する
コレステロールは現代人の大きな悩み。洋食文化が広まったことで、コレステロール値が高い人も多いのである。大豆に含まれているサポニンやレシチンは、コレステロール値を抑制するのに役立つとされているのだ。
抗酸化作用
大豆には「リノール酸」が含まれている。これは必須脂肪酸の一種で、抗酸化作用がある。
骨の健康維持
大豆に含まれる「イソフラボン」は、女性ホルモンに似た役割をすることが明らかになっている。とくに女性の骨の健康維持に役立つと期待されている成分だ。
3. きな粉から大豆の栄養を摂れるカフェレシピ公開
きな粉を使ったレシピはたくさんあるが、その大半が和菓子ではないだろうか。確かにわらび餅や団子、かき氷などにきな粉をかけると定番の美味しさがある。しかしほかにも食べたくなるようなカフェレシピはたくさんあるのだ。ここでいくつか簡単に作れるレシピを紹介しよう。
きな粉トースト
いつものトーストにきな粉をかけるだけの簡単レシピ。それだけでは味が淡白になりがちなので、黒蜜やハチミツをかけてみよう。トースターで食パンを焼き、上に塗るだけでオシャレなカフェ風レシピにできあがりだ。
きな粉クッキー
薄力粉ときな粉、砂糖を混ぜて焼いたクッキー。甘さは調整できるので自分好みの美味しさに仕上げていこう。作り方は通常のクッキーと同じで、サクサクと混ぜたら生地を伸ばし、型抜きして焼く。きな粉を使ったことで、大豆の香ばしい香りが漂うクッキーのできあがりだ。
きな粉パフェ
涼しいスイーツといったらパフェ。きな粉を使い和風に仕上げていこう。アイスクリームや生クリームとの相性がバツグンのきな粉は、かけるだけであっという間に和スイーツの完成。いつものおやつでは飽きるという人や、大事なゲストが来たときにもおすすめの手作りスイーツである。
結論
こちらではきな粉が大豆からできているという事実と、大豆特有の健康への効果、真似したいオシャレなきな粉のスイーツレシピを紹介してきた。また大豆そのものにきな粉をまぶした「きな粉大豆」というお菓子もある。きな粉は和スイーツだけに合いそうだが、洋風デザートにもマッチ。まずはどんなものを手作りしたいかを決め、きな粉の使い方を上手に覚えていこう。
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