1. きな粉スイーツがおすすめの理由

おやつを控えているときでも、どうしても食べたいと感じることは多いだろう。おやつはすべて禁止してしまうとかえってストレスを溜めてしまうので、ほどよく身体によいおやつを摂り入れるのが理想的だ。ここでは、きな粉のスイーツがおすすめできる理由を説明していきたい。
・たんぱく質が豊富
きな粉の原料となるのは大豆だ。大豆にはたんぱく質が多く含まれていることから、もちろんきな粉もたんぱく質が多い。たんぱく質は肌や髪、爪の元など身体の組織を構成する成分である。
・低脂質
きな粉は植物性食品であるため、低脂質である。動物性食品を避けている人でも安心して食べられる食品だ。
・食物繊維が豊富
食物繊維はきな粉100g中に18.1gと豊富に含まれている。食物繊維には便の量を増やし、排便のリズムを整える作用があり、便秘対策の助けになる。
・抗酸化作用のある大豆イソフラボン
ポリフェノールのひとつである大豆イソフラボンは、女性ホルモンの「エストロゲン」に似た働きをもっている。そのため、加齢に伴って分泌量が減少するエストロゲンの作用を補うのに役立つと考えられている。また、エストロゲンはカルシウムの流出を防ぐ役割ももっている。大豆イソフラボンを多く摂ることで同じ作用が期待されており、骨の健康が気になる大人に人気だ。
2. きな粉を使ったスイーツレシピの紹介!

いつもの食事にきな粉をプラスするだけで、手軽にきな粉の栄養をプラスできるレシピを紹介していきたい。
・ハチミツきな粉バター
バターとハチミツ、きな粉を混ぜるだけの手軽なレシピ。朝食がパンと牛乳だけといった時間がない人のひと工夫にオススメ。作り置きしておいてもよいだろう。
・ホットきな粉ミルク
ホットミルクにきな粉をプラスするだけの簡単で美味しいホットドリンク。きな粉と相性バッチリな黒蜜をかけると、やさしい甘さが広がる。
・ごまバナナきな粉スムージー
材料をすべてミキサーで混ぜるだけの簡単スムージー。時間のない朝や、食欲がないときにもおすすめ。
・きな粉クッキー
お菓子作りをする機会があれば、普段の小麦粉を少しだけきな粉に置き換えてきな粉クッキーを作ってみよう。たんぱく質やイソフラボンの摂取につながるので、いつものクッキーよりも健康的に仕上げることができるだろう。
・きな粉ケーキ
クッキーと同じく、きな粉はケーキ作りにも代用可能だ。小麦粉にきな粉を混ぜ、砂糖やバターと合わせて生地を焼く。きな粉の香ばしい風味を感じられるので、甘みを抑えることもできるだろう。
3. 家でも作ってみよう。簡単きな粉スイーツ

それではここで、きな粉を使った簡単スイーツを紹介していきたい。
・きな粉とおからのスコーン
薄力粉、きな粉、ベーキングパウダーを合わせ、牛乳と卵を混ぜる。砂糖、おからを入れてさらに混ぜ生地をまとめる。生地をラップで包み、休ませた生地を成形してオーブンで焼いたら完成だ。きな粉だけではなく、同じく大豆製品のおからを使ったスイーツレシピ。低カロリーのおからでボリュームアップできるので、仕上がりももちろんカロリーは低い。カロリー制限中におやつが食べたくなったときには作ってみてほしい。
・炊飯器で簡単きな粉蒸しパン
卵、三温糖、牛乳、サラダ油を加えてよく混ぜ、きな粉、黒すりゴマ、ホットケーキミックスを加えて合わせる。炊飯器に流し入れ、ごはんを炊くのと同じようにスイッチを入れ、焼きあがったら切り分けて完成だ。炊飯器を使うのでオーブン料理が苦手な人でも作りやすい。材料を混ぜるだけでできる蒸しパンは、料理初心者でも失敗しない簡単レシピだ。
結論
きな粉は大豆からできており、高たんぱく質で低脂質の植物性食品。食物繊維も多く含まれており、排便のリズムを整えるのに役立つ。また、女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンも含まれており、女性の健康を手助けしてくれる食品だ。普段の食事に手軽にプラスする、簡単に作れるスイーツに入れるなど自然な形で摂り入れてみてほしい。
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