1. きな粉団子とみたらし団子はどちらが太る?

きな粉団子はどのくらい太りにくいのだろう。体重制限などをしていると和菓子のほうが太りにくいと思っている人もいる。確かにカロリーだけを見ると、ケーキなどの洋菓子のほうがカロリーが高いものが多い。しかし、実際にはカロリーだけの問題ではない。糖質と脂質を合わせて高いものが太りやすい食べ物に分類されるのだ。
■きな粉団子のカロリーと糖質
血糖値があがる食べ物は比較的太りやすい。代表的なのがみたらし団子である。みたらし団子は美味しく、お茶などと一緒についつい2~3本食べてしまうことも。いったいカロリーはどのくらいだろうか。みたらし団子のカロリーが1本(80g)あたり158kcalであるのに対し、きな粉団子は108kcalほど。これを見てもきな粉団子のほうがカロリーが低めなのがわかるだろう。それでは糖質はどうだろうか。シンプルな白玉団子を例に挙げてみる。白玉団子1つ(20g)あたりの糖質量は約2.7g。4つついている串団子では、約11gの糖質量になる。一方、一般的なきな粉団子の糖質量は、1本あたり約22gである。しかし、じつはみたらし団子1本あたりには、約36gの糖質が含まれているのだ。きな粉団子はみたらし団子より低糖質だが、やはり食べ過ぎには注意が必要だ。
2. きな粉団子を食べるメリット

きな粉団子を食べるメリットはどこにあるのだろうか。また、どうしてみたらし団子よりもおすすめなのかを知ると、きな粉についてより理解できる。団子を食べたくなってもきな粉団子を選びやすくなるだろう。こちらではきな粉団子のメリットを解説する。
■きなこ団子を選ぶメリット
どうしても団子を食べたいときにおすすめなのが、きな粉団子である。これはきな粉に食物繊維が入っているから。食物繊維は糖質や脂質の吸収を抑えてくれる作用があるのだ。理想的なきな粉の1日の摂取量はスプーン3杯。この量を摂取して食べるのがよい。カロリーが気になる人は、食物繊維が多く含まれていて、糖質量が少ないものを意識して食べるのがよいだろう。
■ポイントは無糖
きな粉が美味しいと思うのは、砂糖や塩が入っているからである。餅を食べる時にあの甘さで子どもが美味しいと思っていることが多い。しかしきな粉本来のパワーを活用したいのなら、できるだけ無糖にしてきな粉をとるのがよい。団子にそのままきな粉をまぶして食べてみよう。
3. もっとヘルシーにきな粉団子を食べたい!

きな粉団子をもう少しヘルシーに食べたいという人もいるだろう。もしくはきな粉に砂糖を少し入れるあの美味しさを楽しみたい、という人もいるのではないか。そこでおすすめのヘルシーレシピをまとめていこう。
■生おからで糖質オフ
糖質が気になる人は生おからを代用してみよう。生おから、片栗粉、豆腐を入れてよく混ぜる。団子の歯ごたえを決める硬さは、豆腐の量で調節したい。沸騰させた湯に一口大で丸めて入れ、できあがったらきな粉を付けて食べよう。
■はちみつときな粉のみの団子
はちみつをレンジで温め柔らかくし、そこにきな粉を混ぜて団子状にしていく。最初は粉っぽくなり混ぜにくいので菜箸などを活用しよう。その後は口当たりをよくするために、手でこねていこう。粉類を使わない分ヘルシーに仕上がるが、はちみつの使い過ぎには気を付けよう。
結論
こちらではきな粉団子がみたらし団子よりもヘルシーである理由や、おすすめの作り方などをまとめてきた。きな粉には食物繊維が豊富というメリットがある。和菓子は太らないというイメージをもたず、みたらし団子を食べたいときにはできるだけプレーンなきな粉をかけて食べるようにするのがおすすめだ。
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