1. きな粉餅のカロリーと糖質
きな粉餅のカロリーと糖質量について考えておきたい。1つ食べると美味しくて、ついついたくさん手が出てしまいがちなきな粉餅。そのカロリーと糖質量は高いのだろうか。
砂糖を入れると高カロリー!?
きな粉餅を間食用にと思う人も多いはず。砂糖を入れた甘じょっぱい味が美味しく、子どもにも人気があるのだ。きな粉餅を作る切り餅1つ(50g)のカロリーは、大体117kcal。餅1つに使うきな粉(30g)のカロリーは、135kcalほど。さらに砂糖10gのカロリーは38kcal。すべて足すと、きな粉餅1つ(90g)あたり290kcalになる。つまり、きな粉餅を砂糖入りで食べると、かなりのカロリーを摂取することになるのだ。ちなみにあんこ餅は1つ(95g)で226kcal。砂糖なしのきな粉餅でも252kcalあるので、カロリーが気になる人はできるだけ砂糖を少なめにして食べるのがよさそうだ。
糖質量も高め
きな粉餅は餅でできているため、糖質量が多い。前述した分量のきな粉餅だと、1個(90g)あたりの糖質量は約38g。1日の糖質摂取量の目安は20~40gであり、そのほとんどを摂取することになってしまう。
2. きな粉餅のカロリーが気になる人向けの上手な食べ方
きな粉餅のカロリーが気になる人は、食べ方や食べ合わせなどもしっかり知っておくとよいだろう。それだけでカロリーを抑えられることもあるからだ。ぜひ試してほしい。
餅は最後に食べる
食事についてくるきな粉餅は、最後に食べるのがよい。糖質が豊富な餅を最初に食べると、血糖値が急上昇し、糖質が脂質として蓄積されやすくなるからだ。まずは血糖値の上昇をゆるやかにする「食物繊維」が含まれている野菜などを食べ、そして最後に餅を食べるのが理想的だ。
きな粉に砂糖を入れない
きな粉餅のきな粉にはあらかじめ砂糖や塩が混ざっている。もしも糖質が気になる人はきな粉作りをする際に、砂糖の量を減らしてみよう。砂糖を減らすと糖質の摂取量を抑えられるのはもちろん、カロリーカットにつながるだろう。
1つを違う味付けにする
きな粉餅を2つ食べたい場合、どちらもきな粉餅にするのではなく1つの味を変えてみるのもよい。たとえば大根おろしを付ける「からみ餅」なら、食物繊維が豊富で消化をよくしてくれる作用も。少し工夫するだけで、美味しく餅を食べられるのだ。
3. カロリーオフしてきな粉餅を食べたい人向けレシピ
きな粉餅を食べたいがカロリーオフして食べられるならもっと嬉しい...と思っている人もいるだろう。そこでカロリーオフできるきな粉餅の作り方を紹介していこう。
こんにゃくを代用
餅の代用品として白こんにゃくを選んでみよう。弾力のあるこんにゃくは食べごたえもあるのでおすすめだ。こんにゃくを水でよく洗い、においが気にならなくなったら皿に盛り、きな粉を絡めよう。
豆腐を代用する
最近は豆腐でもチーズのような舌ざわりが美味しいと売り出されているものがある。それらを選びキッチンペーパーで水気をきったら、きな粉をまぶしてさらに盛り付けよう。すくって食べると濃厚な味わいを楽しめる。
おからで代用
餅の代わりに生おからを使ったレシピもおすすめ。少し片栗粉を入れてかため、きな粉と砂糖と混ぜるのが美味しい。ふんわりとした歯ごたえで、子どもでも食べやすいのが嬉しい。
結論
こちらではきな粉餅のカロリーや糖質量、さらにカロリーが気になる人の上手な食べ方やカロリーオフするレシピなどもまとめてきた。餅は糖質も高いため、頻繁に食べたい人は代用品も検討するとよい。豆腐やおからなどは食べやすく、きな粉と相性もよいのでとくにおすすめである。ぜひ、カロリーが気になる人は作ってみよう。
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