目次
- 1. 生プルーンの時期と食べ頃の見分け方
- 2. 生プルーンの食べ方
- 3. 生プルーンのおすすめの食べ方3選
- 4. 生プルーンを使ったデザートのレシピ4選
- 5. プルーンを使った料理のレシピ3選
- 6. プルーンの栄養・選び方・保存方法
- 種に沿って縦に包丁をあてる
- プルーンを回すように、種の周りに一周切れ目を入れる
- プルーンを手でひねるように持って回し、半分に割る
- 種をとり、食べやすい大きさにカットする
- 水分:86.2g
- たんぱく質:0.7g
- 脂質:0.1g
- 炭水化物 :12.6g
- ナトリウム:1mg
- カリウム:220mg
- カルシウム:6mg
- マグネシウム:7mg
- リン:14mg
- 鉄:0.2g
- βカロテン当量 :480μg
- ビタミンB1:0.03mg
- ビタミンB2:0.03mg
- ナイアシン:0.5mg
- ビタミンB6:0.06mg
- 食物繊維:1.9g
1. 生プルーンの時期と食べ頃の見分け方

生プルーンの食べ方の前に、そもそもいつ頃に出回りどのような状態が食べ頃なのかといった、基本的なところを解説しておこう。
生プルーンの時期
プルーンは8〜9月にかけてが旬である。生プルーンは10月頃まで食べられるので、見かけたらぜひ試してみてはいかがだろうか。
皮がシワシワになったら完熟で食べ頃
生プルーンは、皮がシワシワになったころがちょうど完熟しているので食べ頃である。酸味と甘味のバランスがよく、濃厚な風味を楽しむことができる。
生プルーンの追熟方法
追熟させるには、乾燥を避けるためポリ袋などに入れて直射日光が当たらないところで保存する。完熟にかかる日数は購入した時期や品種で異なるが、目安は7〜10日だ。ただし、シワがあまり出ない品種もあるためこまめに観察しよう。
2. 生プルーンの食べ方

生プルーンの食べ方はいろいろあるが、簡単なのは冷やして皮ごと食べる方法だ。
生プルーンの食べ方・切り方
生プルーンは皮のまま食べられる。皮には抗酸化物質が含まれていて栄養価も高いので、ぜひ皮ごと食べてほしい。なお切り方は、アボカドなどと同じように包丁を入れて一周回すとよい。
3. 生プルーンのおすすめの食べ方3選

そのまま食べても美味しいが、次のような食べ方もおすすめだ。
プルーンのフルーツジャム
生プルーンとイチジクを合わせれば、甘酸っぱい味わいがクセになるジャムが作れる。ジャムにしておくことで、パンだけではなくヨーグルトにかけるなどさまざまな使い方ができるのも魅力だ。また赤ワインと煮詰めることで奥深い味のジャムも作れる。
プルーンソース
プルーンを赤ワインとバルサミコ酢で合わせれば、パリッと皮目を焼いた鶏肉にぴったりの、フルーティーなソースになる。鴨肉やポークソテーに添えるのもよい。プルーンソースは、チーズケーキなどのデザートにかけるとほどよい酸味がアクセントになっておすすめだ。
プルーンドレッシング
サラダにかけるドレッシングもプルーンで作れる。ミキサーで材料を混ぜ合わせるだけで簡単にできるので、ぜひ試してみてほしい。バルサミコ酢やリンゴ酢を使うと風味が出ておすすめだ。サラダだけでなく、肉料理にかけても美味しくいただける。
4. 生プルーンを使ったデザートのレシピ4選

生プルーンは、ひと手間加えるだけで甘みが生きた美味しいデザートに仕上がる。混ぜるだけで作れるものもあるため、ぜひ試してみてほしい。
プルーンヨーグルト
プルーンにはほどよい酸味と甘さがありヨーグルトとの相性がよい。小さめに刻んでヨーグルトにのせて食べるのがおすすめだ。またプルーンをヨーグルトに浸しておくと、ヨーグルト全体にプルーンの甘さが広がり美味しいヨーグルトが完成する。
プルーンの紅茶煮
生プルーンを紅茶でじっくり煮込むと、オシャレで健康的なデザートになる。火を通すことで甘みが増すため砂糖を加える必要がない。そのままでもよいが、クリームチーズと合わせてパンと一緒に食べるのもおすすめだ。アイスやヨーグルトにトッピングしても美味しい。
プルーンスムージー
生プルーンの種を取って皮ごと刻んで凍らせ、ミキサーにかければスムージーになる。スモモやイチジクなどと合わせるのもおすすめだ。さらりと飲みたければ牛乳か豆乳を加えるとよい。ヨーグルトドリンクと一緒にミキサーにかければ、コクのあるまろやかなスムージーが完成する。
プルーンジェラート
暑い夏にピッタリなのが即席ジェラートの素材として使う方法だ。バナナと組み合わせたり、ドライプルーンやくるみなどナッツを添えたりすれば、さらに栄養価も高まる。子どものおやつにもよいだろう。生クリームを絞って飾ればパフェ風になってフォトジェニックである。
5. プルーンを使った料理のレシピ3選

料理の材料としてプルーンを使う方法もある。フルーティーな甘さが、アクセントだけでなく砂糖の代わりにもなるので、ぜひチャレンジしてみてほしい。
プルーンの肉巻き
プルーンを豚肉と一緒に巻いて焼くと、フルーティーでジューシーな一品に。プルーンの栄養もまるごと取り込める、食べごたえ満点の肉巻きだ。クリームチーズと合わせたり、くるみやバナナを加えたりしてもよい。粒マスタードのソースを使うと味が引き締まる。
肉や魚介のプルーン煮
プルーンは肉料理や魚料理にも合う。豚の角煮やイワシの甘露煮を作る際に一緒に煮込めば、プルーンの酸味であっさりした味わいになる。サバの味噌煮には、砂糖の代わりにプルーンを加えて一緒に煮込もう。
プルーンの和え物
プルーンは和え物にしても美味しくいただける。人参やいんげんなど、お好みの野菜や油揚げにプルーンをプラスするだけで、酸味と甘みが効いたさっぱりした和え物に仕上がる。豆腐を加えて白和えにするのもよいだろう。
6. プルーンの栄養・選び方・保存方法

最後に、プルーンについての情報をまとめたのでこちらもご確認いただきたい。
プルーン100gあたりの主な栄養素
生プルーン100gあたりの主な栄養。ご覧のように、体内で粘膜や皮膚および、目の機能の健康を保つ役割を持つ栄養素・ビタミンAに変換されるβカロテンが含まれている。
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プルーンの選び方
表面にある白い粉のようなものは、果実から出るブルームという物質であり、食べてもまったく問題ない。むしろブルームがきれいに残っている個体がよいだろう。ほどよく熟したものは、全体的に色がきれいについているもの。少し触れてみて軽く弾力があればOKだ。
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プルーンの保存方法
熟したプルーンはラップに包んで野菜室で保存する。期限は1週間が目安だ。一方、長期保存なら冷凍がよい。2カ月ほどは十分もつのでおすすめだ。
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結論
生プルーンは旬にしか味わえない貴重なフルーツ。完熟した生プルーンは甘さと酸っぱさが絶妙なのでぜひ試してみてほしい。そのままでも美味しいが、ジュースやジャム、肉や魚料理と一緒に使うこともできるので、ぜひこちらも一度味わってみてもらいたい。ドライプルーンとはまた違った味わいが楽しめるはずだ。
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