1. キウイの皮の剥き方
キウイは皮ごと食べられるため、必ずしも皮を剥く必要はない。むしろキウイの皮には食物繊維をはじめとする栄養素が多く(※1)、積極的に食べたほうが健康上は望ましい。しかし、繊維や産毛が多いため食べにくいという欠点もある。そのため、お好みでキウイの皮を剥くようにしよう。
キウイの皮の剥き方・手順
- キウイのヘタに1周切り込みを入れる
※ヘタの中央を切り落とさないように注意 - ヘタを手でねじるようにして芯ごと外す
- キウイのお尻側を薄めに切り落とす
- お尻側からヘタ側に向かって皮を剥く
- 1周キウイの皮を剥いたら完了
2. キウイの基本的な切り方
ヘタや皮を取ったキウイはそのまま食べることも可能だが、適当な大きさにカットしたほうがオシャレである。また、料理や飲み物に使うときも、カットするほうがよい。キウイの切り方はさまざまあるが、ここでは基本となる輪切り・くし形切り・角切りの3種類のやり方を紹介する。
切り方1.輪切り(コンポートなど)
- キウイのヘタや皮を取っておく
- キウイを横向きにしてまな板に置く
- 1cm程度の厚みにスライスする
切り方2.くし形切り(サラダなど)
- キウイのヘタや皮を取っておく
- キウイを縦向きに置き半分に切る
- 切り口を下にして半分にする
- 1/4サイズのものを半分に切る
- 1/8サイズのものを半分に切る
※すべて1/16サイズにカットする
切り方3.角切り(カクテルなど)
- キウイのヘタや皮を取っておく
- キウイを横向きにしてまな板に置く
- 1.5cm程度の厚みにスライスする
- スライスしたキウイを1.5cm角に切る
3. オシャレな「キウイローズ」の作り方
キウイをオシャレにカットしたいなら「キウイローズ」に挑戦するのもおすすめだ。バラの花のような美しいキウイは、それだけで料理を華やかにしてくれる。ホームパーティーなどでキウイを用意するときなどにもぜひ挑戦してみよう。
キウイローズの作り方・手順
- キウイのヘタや皮を取っておく
- キウイを縦向きに置き半分に切る
- 切り口を下にして、横向きに置く
- 端から1~2mm程度にスライスする
※半分くらいまでスライスすればよい - スライスしたキウイを斜めに長く伸ばす
- キウイを円形にグルっと回したら完成
4. キウイの剥き方・切り方のよくある質問
ここまでキウイの皮の剥き方や果肉の切り方を中心に説明してきたが、まだキウイについて知りたいこともあるだろう。そこで最後に、キウイの剥き方・切り方に関するよくある質問に回答する。
Q1.熟しすぎたキウイはどう食べる?
キウイが熟しすぎると、柔らかくなり食べにくくなってしまう。そんな熟したキウイは、「ハーフカット」といって、半分に切ってからスプーンで取り出して食べる方法がおすすめ。また、スプーンですくい出したものをスムージーやジャムの材料にするのもよい。なお、常温下に置いておくと追熟が進むため、食べ頃になったら冷蔵庫に保管し、早めに食べきるようにしよう。
Q2.皮ごと美味しく食べるには?
キウイは皮ごと食べられるが、皮には産毛があるため食感が悪いのが難点である。そんな産毛が多いキウイは、水に浸けた状態で、アルミホイルを使いゴシゴシと優しく擦るのがおすすめ。これにより産毛が落ちるため、ツルツルの食べやすいキウイになる。あとはそのまま食べたり、輪切り・くし形切りなどで食べたりしよう。
Q3.キウイの皮を簡単に剥くには?
キウイの皮を剥くのは大変な場合は、コップを使う裏ワザを試してみよう。やり方は簡単で、ヘタが付いた状態のキウイを縦半分にカットする。そのキウイのお尻部分(果肉と皮の間)をコップの縁に当てる。それからキウイの果肉をコップの中に、皮を外になるよう滑らせれば、ツルンと皮を剥くことができる。
結論
キウイを手軽に食べるなら「ハーフカット」がおすすめだが、料理や飲み物などに使うならヘタや皮を取ってから輪切り・くし形切り・角切りなどにするほうがよい。また、オシャレに盛り付けたいなら、フルーツカットの一種である「キウイローズ」などもおすすめだ。キウイの切り方はいろいろあるので、お好みの方法でカットしてみよう。
【参考文献】
- ※1:Zespri「キウイは皮(外皮)ごと食べても良いですか?」
https://www.zespri.com/ja-JP/faq
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