1. カニカマは天ぷらにしても美味しい

彩りがよくコスパもよいと人気のカニカマ。サラダから炒め物までさまざまな使い方ができるが、じつは天ぷらにしても美味しいのだ。カニカマはもともと魚のすり身にかにエキスを配合して作られているので、基本は練り物である。よくちくわを天ぷらにするが、それと同じ要領でカニカマも天ぷらの材料として適しているのだ。カニカマ天ぷらにすることで、赤い色合いがきれいなので、弁当の彩りにも重宝するおかずだ。さらにカニカマはかにの風味と独特のほぐれるような食感があるので、天ぷらにすると、口の中で海鮮の旨みが広がる。今回は、弁当のおかずやつまみにも重宝するカニカマの天ぷらを紹介しよう。
2. カニカマを使った定番の天ぷらの作り方

材料
カニカマの天ぷらは材料もシンプルだ。カニカマと卵、薄力粉、冷水を用意する。天ぷらの衣に使う材料は、市販の天ぷら粉などを使用してもいいだろう。
作り方
カニカマは食べやすい大きさにカットしておく。ボウルに卵を割り入れ、冷水を加えながらよく混ぜる。そこに薄力粉を加えてさっくりと混ぜ合わせる。カニカマを入れて衣付けしたら、180℃に熱したサラダ油で揚げる。天ぷらを美味しく揚げるコツとしては、衣となる薄力粉を混ぜすぎないことだ。混ぜすぎてしまうとサクッとした食感にならなくなってしまうので、少しダマが残るくらいがちょうどいいだろう。さらに使うカニカマは冷えたものを使用するとよりサクッとした食感に揚げることができる。
3. カニカマを使ったアレンジ天ぷらを紹介

カニカマのあおさ天ぷら
カニカマの天ぷらを作る際に、衣にあおさを入れるのもおすすめだ。あおさの風味がアクセントになり、カニカマのジューシーな甘みのある味わいとよく合う。作り方は、天ぷらの衣を混ぜる際に、乾燥したあおさのりを加え、そこにカニカマをつけて揚げるだけだ。磯の香りただよう天ぷらになるので、つまみにもピッタリだ。
カニカマと大葉の天ぷら
カニカマと天ぷらの食材として定番の大葉を一緒に揚げるのもおすすめだ。カニカマの赤と大葉の緑が合わさることで、より彩りもよくなるので弁当のおかずにもピッタリだ。作り方は、天ぷらの衣を用意しておき、カニカマを大葉で巻いたものを衣にくぐらせて揚げるだけだ。大葉の爽快な香りがアクセントとなり食欲をそそる味わいが楽しめるだろう。
カニカマチーズかき揚げ
カニカマとチーズとアスパラを合わせてかき揚げにすることで、色のコントラストも鮮やかで子どもにも好まれる味わいのかき揚げを作ることができる。作り方は、角切りにしたカニカマとチーズ、適当な大きさに切り分けたアスパラをボウルに入れ、小麦粉を加えて混ぜる。そこに溶き卵と水を足して軽く混ぜる。それをお玉などですくって160℃ぐらいの油で揚げていく。美味しく作るポイントは、衣が具材にしっかり混ざるようにすることだ。さらに油に入れたらすぐに、菜箸などで寄せるように形を整えて揚げるといいだろう。サクッとした食感の中にチーズがとろけて絶品だ。
結論
カニカマは天ぷらにすることで、優しい甘さとかにの風味を手軽に楽しめる節約食材でもある。カニカマの天ぷらは、色合いもきれいなので弁当のおかずとしてもピッタリだ。さらにカニカマはほかの食材とも合わせやすいので、かき揚げの具材としてもおすすめだ。カニカマが加わることでかき揚げも色鮮やかに仕上がるだろう。天ぷらを作る際は、ぜひカニカマも具材として使ってみてはいかがだろうか。
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