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低脂肪牛乳とは?低脂肪乳の違いや人気の市販品なども詳しく紹介!

低脂肪牛乳とは?低脂肪乳の違いや人気の市販品なども詳しく紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

2020年11月19日

生乳から乳脂肪分を取り除いて作られる「低脂肪牛乳」。これは単に乳脂肪分が少ないものを指すわけではなく、省令によってきちんと成分規格が決められている。そこで今回は低脂肪牛乳について詳しく解説する。また、牛乳や低脂肪乳との違い、おすすめの市販品などについても解説する。

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1. 低脂肪牛乳とは?

低脂肪牛乳とは成分調整牛乳の一種で、生乳から乳脂肪分を取り除いたものである。厚生労働省が定めた「乳及び乳製品の成分規格等に関する省令」によれば(※1)、低脂肪牛乳の成分規格は「無脂乳固形分:8.0%以上」「乳脂肪分:0.5%以上1.5%以下」などと決められている。なお、乳脂肪分が0.5%未満になると無脂肪牛乳に区分されるため乳脂肪分が0.5%~1.5%であること重要だ。

牛乳との違いは?

牛乳とは、生乳を加熱・殺菌などしたもののことである。厚生労働省が定めた成分規格によれば、牛乳は「無脂乳固形分:8.0%以上」「乳脂肪分:3.0%以上」などと決められている。無脂乳固形分は牛乳・低脂肪牛乳ともに同じ基準であるが、乳脂肪分は牛乳のほうが高くなっている。牛乳と低脂肪牛乳の一番の違いは、その製品に含まれている「乳脂肪分」の含有量であるといえる。

低脂肪乳との違いは?

低脂肪乳とは加工乳の一種で、生乳と脱脂粉乳などを混ぜたものから乳脂肪分を取り除いたものである。前述のとおり、牛乳とは生乳を加熱・殺菌したもの。一方、加工乳とは生乳や牛乳などを原材料にして作ったものを指す。低脂肪乳はそんな加工乳を使って作った飲料であり、生乳から作った低脂肪牛乳とは原材料が異なっている。なお、省令では低脂肪乳の成分規格は特別定められていない。

2. 低脂肪牛乳の栄養価と特徴的な栄養素

低脂肪牛乳は生乳から乳脂肪分を取り除いただけなので、基本的には低脂肪牛乳にも牛乳由来の良質な栄養素がたくさん含まれている。また、低脂肪であるため脂質量が少なく、カロリーも低いことが特徴だ。そのような低脂肪牛乳の栄養価と栄養面の特徴について確認しておこう。

低脂肪牛乳の栄養価

文部科学省の「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」では、低脂肪牛乳は「加工乳(低脂肪)」という名称で収録されている。加工乳(低脂肪)の100gあたりの栄養価は以下のとおりだ(※2)。
  • エネルギー:46kcal
  • たんぱく質:3.8g
  • 脂質:1.0g
  • 炭水化物:5.5g
  • 脂肪酸
     ・飽和脂肪酸:0.67g
     ・一価不飽和脂肪酸:0.23g
     ・多価不飽和脂肪酸:0.03g
  • ビタミン
     ・βカロテン:3μg
     ・ビタミンD:0μg
     ・ビタミンE:0mg
     ・ビタミンK:0μg
     ・ビタミンB1:0.04mg
     ・ビタミンB2:0.18mg
     ・ナイアシン:0.1mg
     ・ビタミンB6:0.04mg
     ・ビタミンB12:0.4μg
     ・葉酸:0μg
     ・パントテン酸:0.52mg
     ・ビオチン:2.0μg
     ・ビタミンC:0mg
  • ミネラル
     ・ナトリウム:60mg
     ・カリウム:190mg
     ・カルシウム:130mg
     ・マグネシウム:14mg
     ・リン:90mg
     ・鉄:0.1mg
     ・亜鉛:0.4mg
     ・銅:0.01mg
     ・マンガン:0.01mg
     ・ヨウ素:19μg
     ・セレン:3μg
     ・クロム:0μg
     ・モリブデン:4μg
  • 食物繊維:0g
     (・水溶性食物繊維:0g)
     (・不溶性食物繊維:0g)

牛乳と同じくたんぱく質などが豊富

低脂肪牛乳は無脂乳固形分が8.0%以上となっているため、たんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラルなど脂肪分以外の栄養素をバランスよく含んでいる。もともと牛乳は「準完全栄養食品」といわれるくらい、栄養バランスが優れていることが特徴である(※3)。さらに低脂肪牛乳の場合は乳脂肪分が減っている分、相対的にたんぱく質・炭水化物などの含有量が多くなっている。

牛乳に比べてカロリーが低い

低脂肪牛乳は普通の牛乳に比べて乳脂肪分が少ない。これを言い換えると「脂質量が少ない」という意味である。実際、低脂肪牛乳の100gあたりの脂質量は1.0gで、普通の牛乳の脂質量は3.8gとなっている。また、脂質は体内ではエネルギー源となるため、カロリーにも影響する。100gあたりのカロリー量で比較すると低脂肪牛乳は46kcalであり、普通の牛乳は67kcalとなっている(※2)。

3. 市販の人気「低脂肪牛乳」を3つ紹介!

低脂肪牛乳は、さまざまな食品メーカーから販売されている。そこで市販品の中でも特に人気がある低脂肪牛乳を3つ紹介する。なお、スーパーで探す際は普通牛乳や低脂肪乳などと一緒の棚に陳列されているため、商品のパッケージや食品表示などで「低脂肪牛乳」かどうかをよく確認しよう。

その1.森永のおいしい低脂肪牛乳

森永のおいしい低脂肪牛乳は、森永乳業が製造・販売している低脂肪牛乳である。特殊な殺菌方法を使用していることが特徴で、しっかりとした牛乳のコクとすっきりとした後味が特徴となっている。普通の牛乳に比べればあっさりしているが、普通の牛乳のような味わいであることがポイントだ。
  • 無脂乳固形分:8.4%以上
  • 乳脂肪分:1.2%

その2.セブンプレミアム 低脂肪牛乳

セブンプレミアム 低脂肪牛乳は、セブン&アイホールディングスから販売されている低脂肪牛乳である。こちらもしっかりとした牛乳感があり、低脂肪牛乳と感じさせない仕上がりとなっている。また、普通の牛乳に比べるとあっさり感があり、ほんのりとした甘みもあるため「ゴクゴク」と飲める。
  • 無脂乳固形分:8.4%以上
  • 乳脂肪分:1.0%

その3.特選よつ葉低脂肪牛乳

特選よつ葉低脂肪牛乳は、北海道にあるよつ葉乳業が製造・販売している低脂肪牛乳である。北海道十勝産の生乳を使っており、普通の牛乳のようなコクとほんのりとした甘みが感じられる。また、ほかに比べると乳脂肪分は多く含むが、意外にあっさりしている口当たりとなっている。
  • 無脂乳固形分:8.6%以上
  • 乳脂肪分:1.5%

4. 料理に低脂肪牛乳を使う際の注意点

基本的に低脂肪牛乳は牛乳の代用として料理に使うことができる。しかし、脂肪分が少ないため、フォームミルクを作ったり、お菓子を作ったりするのに適さない場合がある。また、低脂肪牛乳を使ったことで料理にコクが足りなくなったり、「水っぽい」と感じたりしてしまうこともあるようだ。レシピや取扱説明書などで「低脂肪牛乳が使用可能かどうか」を確認するといいだろう。

結論

低脂肪牛乳とは、生乳から乳脂肪分を取り除いた成分調整牛乳のことである。何となく「水っぽい」イメージがあるが、最近の低脂肪牛乳は濃厚で普通の牛乳に負けないコクや甘みがある。栄養面でも違いがあるため、目的に合わせて上手に使い分けるようにしよう。
【参考文献】
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