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日本の代表的な赤梨【豊水】の特徴と幸水との違いを紹介!

日本の代表的な赤梨【豊水】の特徴と幸水との違いを紹介!

投稿者:ライター 諸田結(もろたゆい)

監修者:管理栄養士 氏家晶子(うじいえあきこ)

鉛筆アイコン 2020年9月26日

夏の終わりから秋頃に旬を迎える梨。梨は水分が多く、シャリシャリとした食感が特徴で人気がある果物の1つだ。そんな梨には、約20種類以上とたくさんの種類の品種が存在する。中でも多くの人が食べたことがあるだろう代表的な梨が幸水や豊水ではないだろうか。今回は豊水の美味しさや特徴、幸水と豊水の違いを紹介していく。それぞれの品種の特徴を知り、梨を美味しく食べてみよう。

  

1. 豊水とはどんな梨?

豊水は幸水や南水とともに梨の三水と呼ばれるほど有名な品種で、スーパーなどでも多く出回っており、多くの人が口にしたことがあり、その名を聞いたことがあろう梨の代表格だ。石井早生と二十世紀梨を掛け合わせてできた品種と、幸水を組み合わせて開発された。日本の梨は青梨と赤梨に分けられるが、豊水は褐色でざらざらとした表皮に包まれた赤梨の1つである。豊水の特徴をいくつか挙げていこう。

■甘みと酸味のバランスが絶妙

豊水は甘いだけでなく、ほどよい酸味が感じられるのが特徴である。甘いだけでなく酸味があることで、さっぱりとした味わいになっている。食べたあとの爽快感がやみつきになり、甘すぎる果物が苦手な人にもおすすめの品種だ。

■表面は褐色

豊水は赤梨なので、表面が褐色なのも特徴の1つ。全体がキレイに赤みがかっているものはしっかり熟している証拠だ。店頭で選別する際にはぜひ、全体がキレイに赤みがかっているものを選択してほしい。

■やや大きめのサイズ

重さは400g前後で、梨としては標準かやや大きいくらいだ。手に持ったときにずっしりと重たいほうが、水分がたっぷり入っていてみずみずしく美味しいのでおすすめだ。

2. 代表的な赤梨の豊水と幸水の違い

幸水と豊水は名前も似ており同じ赤梨の品種だが、それぞれを比べてみるとさまざまな違いがあることが分かる。ここでは、幸水と豊水の特徴を比較してみる。

■大きさの違い

豊水と幸水の大きさを比べてみると、豊水のほうが大きいことが分かる。豊水の大きさは400g程度なのに対し、幸水は300g程度だ。幸水はやや小ぶりだが、豊水はやや大きめのサイズ感である。

■味の違い

豊水は甘みと酸味の両方が感じられる品種だが、幸水は甘みが強くて酸味が少ない。しっかりとした甘みを感じたい場合は幸水を、甘みと酸味のバランスを楽しみたい場合は豊水を選ぶとよいだろう。水分量はともに多く、シャリシャリとした食感とジューシーさを楽しむことができる。

■見た目の違い

豊水と幸水はともに赤梨だが、幸水はやや青梨に近い色みをしている。とくにしっかり熟す前の状態では、黄緑色をしているのが特徴だ。一方で豊水は褐色で、全体的に赤みがかっているのが特徴なのでわかりやすい。

■収穫時期の違い

どちらも収穫時期は8~9月だが、幸水のほうがやや早く収穫時期を迎える。8月下旬~9月下旬頃は収穫時期が被っているので、ぜひ食べ比べをしてほしい。

3. 食後のデザートにおすすめの豊水

豊水は甘みの中に酸味があるので、スッキリさっぱりと食べられる梨。そのため、食後のデザートにおすすめなのだ。甘いものが苦手な人でも食べやすく、口の中をさっぱりさせてくれる。水分が多くみずみずしく、甘みだけでなくほどよい酸味もあわせ持つその味は食後のデザートとしてぴったりた。食後に食べるとよいだろう。

■よく冷やして食べよう

梨はしっかりと冷やして食べるのがおすすめだ。冷やすことでよりさっぱりと食べられるので、冷蔵庫で保存するか食べる前に2時間程度冷やすことをおすすめする。カットすると切り口が酸化し変色してしまうので、できるだけ食べる直前にカットするようにしたい。

結論

今回は豊水の特徴と、豊水と幸水の違いを紹介した。豊水と幸水は似ているようであって、じつはそれぞれに異なる特徴があるのだ。それらの違いを踏まえたうえで、食べ比べをしてみるのも面白いだろう。豊水と幸水が一度に味わえる時期は1年のうちでわずかなので、ぜひ試してみてほしい。

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  • 更新日:

    2020年9月26日

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