1. グリーンペッパーって何?

グリーンペッパーとは、その名の通り黒こしょうや白こしょうの仲間だが、実際にどのような味わいで、どのように栽培されているのか知らない人は多いだろう。そんなグリーンペッパーについて見てみよう。
グリーンペッパーとは
グリーンペッパーは、未完熟のこしょうを摘み取って、機械で乾燥させたり、塩漬けにしたもので、緑色をしておりフレッシュでさわやかな香りと辛みを楽しめるスパイスだ。いろいろな料理に散らしてアクセントとして使われたり、スープやサラダなどさまざまな料理に活用できる。ちなみに、このグリーンペッパーは英語だとピーマンを意味する。
グリーンペッパーソースとグリーンペッパーコーンって何?
同じグリーンペッパーでもグリーンペッパーソースとは、肉料理に合うソースとして人気がある。細かく刻んだグリーンペッパーにブランデーやフォンドボー、生クリームまたはバターなどを加えたソースだ。さらにグリーンペッパーコーンとは、マスタードシードをりんご酢で漬け込み、フレッシュのグリーンペッパーを加えてアクセントをだしたものである。ピリッとするグリーンペッパーがよく合うとして人気のマスタードだ。
2. グリーンペッパーの利用方法

では、グリーンペッパーはどのように料理に利用したらよいのだろうか。気になるその使い方について紹介しよう。
カルパッチョやマリネに
グリーンペッパーは、レストランなどに行くとカルパッチョやマリネのドレッシングやソースに使用されていることが多い。緑色の小さな粒が彩りをよくしてくれるうえに、ソースのアクセントになってくれるのだ。ドレッシングに使う場合は、オリーブオイル、ブラックペッパー、ピンクペッパー、酢、塩などと一緒に使うのがおすすめだ。
魚の香草焼き
魚の香草焼きにもグリーンペッパーは使われる。グリーンペッパーはピンクペッパーやブラックペッパーなどとともに香草焼きの風味をよくしてくれるうえに、彩りのアクセントとしての役割も担っているのだ。
ステーキに
グリーンペッパーは、ペッパーステーキにもよく使われる。肉の旨みを引き立ててくれるとともに彩りとしても活用されている。
3. 市販のグリーンペッパーの選び方

市販のグリーンペッパーを購入する際は、乾燥のものや生のもの、水煮のものなどが販売されている。購入の際は、それぞれの違いを理解して種類を選んでみよう。
生のグリーンペッパー
日本ではなかなか手に入らないのが、生のグリーンペッパーだ。生のグリーンペッパーは噛むとプチッと弾ける食感とフレッシュな香りが広がるのが特徴だ。
水煮グリーンペッパー
瓶入りで販売されているのが、水煮グリーンペッパーだ。塩水漬けにしたものやフリーズドライにしたものを水煮に加工した商品だ。鮮やかな色合いを活かしてそのままステーキにトッピングしたり、ソースに使ったりするのがおすすめだ。さわやかな香りの中に辛みがあるのが特徴だ。
乾燥グリーンペッパー
比較的購入しやすいのが、乾燥グリーンペッパーだ。乾燥させてあるので、保存期間も長く、およそ3年ほどだ。さわやかな香りと辛みがあるのが特徴で、ペッパーミルなどで粗びきにし、手軽にサラダやドレッシングに使うことができる。
結論
グリーンペッパーは、未完熟のこしょうを使った貴重なスパイスだ。さわやかな香りと辛みが特徴で、料理の味を引き締めてくれるとともに見ためも彩りよくしてくれる。生のグリーンペッパーは入手が難しいが、水煮や乾燥の場合は手に入りやすいので、いつもの料理のアクセントとしてグリーンペッパーを使ってみてはいかがだろうか。
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