1. ローフードの効果やメリットとは

「ローフードは身体によい」そんな言葉が一人歩きしてしまい、実際にはローフードにどのような効果やメリットがあるのか知らない人もいるだろう。いまさら聞けないローフードについて詳しく紹介しよう。
ローフードはなぜ注目される?
ローフードを知るうえで、欠かせないのが酵素だ。酵素とは、消化や吸収、ホルモンの分泌や代謝など、体内活動で欠かせない役割を果たしているものだ。そんな酵素は、体内で作られる消化酵素や代謝酵素のほかに、食べ物から摂取することができる食物酵素がある。この食物酵素は主に生の野菜や果実に多く含まれている。そんなローフードを体内に入れることで、酵素によって身体の代謝をよくしてくれるのだ。
ローフードのメリット
ローフードを摂取することで、身体の代謝があがり、疲れにくくなったり、朝の目覚めがよくなるといわれている。さらには健康や美容にも効果があるということで、ローフードは注目されているのだ。逆に酵素が不足してしまうと風邪をひきやすくなってしまったり、肩こりや頭痛などを引き起こしてしまうこともあるようだ。
2. ローフードで食べられるもの

ローフードには、どのような食材があるのだろうか。そしてどんな調理法があるのか見てみよう。
ローフード食材
ローフードとは、野菜や果物のほかにナッツ類や海藻類、オリーブオイルやココナッツオイル、発酵食品、豆類などが挙げられる。ローフードを実践する際は、身体に必要な油分としてオリーブオイルやココナッツオイルを使うことが多い。
ローフードの調理法
ローフードは基本的には、生のまま調理することが多いが熱を加える調理法をしたい場合でも48℃以下の温度で調理するのが大切だ。それは、48℃以上で加熱してしまうと生の食べ物に含まれている多くのビタミンやミネラル、酵素などが破壊されてしまうからだ。
3. ローフードを実践してみよう

ローフードを実践したい人におすすめの食べ物などをいくつか紹介しよう。上手に調理することで、メインの料理からスイーツまでローフードで作れる。
パスタやカレー
ローフードとは、スムージーなど生のままで味わうだけではなく、非加熱で調理して食事としても楽しめるのだ。たとえば、パスタを作る際にパスタを茹でてソースを非加熱で作り、ローフードとして味わうのだ。パスタソースは、生野菜をミキサーなどに混ぜて作るとローフードになる。さらに同じ要領で、カレーを作ることもできる。生野菜とカレー粉などをミキサーにかけて作ることでローカレーとして味わえるのだ。ミキサーをうまく活用することで、非加熱で料理を作ることができるのだ。
タルト
ローフードのスイーツを食べたいときにおすすめなのが、タルトだ。ドライフルーツやナッツなどをココナッツオイルとともにフードプロセッサーに入れて砕いてからタルト型に入れてタルトにするのだ。加熱することもなく、タルト型に入れてから冷やして固めたら完成だ。好みのローフード食材を組み合わせて手軽に作れる。
ローフードを食べる際の注意点
ローフードを食べる際は、とにかくよく噛むことだ。あまり噛まずに食べてしまうと消化する際にエネルギーを消費してしまい、ローフードの効果を得られにくくなってしまうからだ。さらにローフードにこだわりすぎて、栄養素が不足しないように気を付けることだ。炭水化物やたんぱく質も摂取することで、健康を維持することができるので、バランスよい食事を心がけたい。
4. ローフードに詳しくなるには

ローフードにより詳しくなりたい人は、ローフードマイスターの資格を取得するのもおすすめだ。より専門的な分野からローフードを学ぶことができる。ほかにも専門のローフードを紹介した本やブログなどを見てみるのもいいだろう。ローフードはさまざまなアイデア次第でレシピも多く存在するので、いろいろな角度から知識を深めてみるのもおすすめだ。
結論
ローフードは、食べることで身体の中から健康になれる食生活でもあるので、ローフードの魅力を理解して、日々の食生活の中に取り入れてみるのもおすすめだ。ローフードというと生の食べ物だけで、あまり食べ方が存在しないように思っている人もいるかもしれないが、アイデア次第でさまざまな料理を作ることができるので、美味しく楽しくローフードを取り入れられることだろう。
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