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SNSで映えると話題!タイの青いお茶バタフライピーとアレンジ術

SNSで映えると話題!タイの青いお茶バタフライピーとアレンジ術

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 渡邉里英(わたなべりえ)

鉛筆アイコン 2020年9月20日

タイで人気のバタフライピーと呼ばれる青いお茶をご存知だろうか?幻想的な色合いは、ほかではあまり目にすることがない。実はこのバタフライピー、あるものを入れてアレンジをすると色が変化することでも知られている。あるものとは一体?バタフライピーの基礎を学びつつ、アレンジ術まで広く調査していこう。

  

1. バタフライピーとは

バタフライピーとは、熱帯地域に自生するマメ科の植物、またはその花を使ったハーブティーのこと。青い花を咲かせることで知られ、その花のフォルムが羽を広げた蝶のようであることから、日本では蝶豆と呼ばれるようになったそうだ。近年、バタフライピーが一気に注目を集めることとなったのは、その色。花を乾燥させてハーブティーとして活用するのだが、花の青色がそのままお茶の色になるのだ。SNSなどを通して、この美しい色合いが話題となった。

美を作るお茶

その美しい色合いから、タイなどでは古くから、色付け用の天然色素として利用されてきたバタフライピー。タイの王国ではおもてなしのお茶としても知られ、アンチャンと呼ばれている。バンコクではこのバタフライピーを使ったブルーのドリンクを飲むことができる店も多い。

青の理由

バタフライピーが青い理由は、豊富に含まれるアントシアニンによるもの。アントシアニンといえば、よく知られているのがブルーベリーだが、それを上回るアントシアニンが含まれているのだ。アントシアニンは高い抗酸化力をもつポリフェノールの一種である。また酸化しにくいため、退色しにくく、美しい色合いをずっと保つことができる。そのため、食品の着色に使われることもある。

2. バタフライピーの上手な淹れ方

バタフライピーの味

ハーブティーは個性的な味わいのものも多いが、このバタフライピーは驚くほど、クセがなくすっきりと飲むことができる。特徴といえば、美しい青色とほんのり香る豆の風味くらいなもの。見ためのインパクトとは裏腹に、ゴクゴクと飲めてしまうお茶なのだ。

上手な淹れ方

バタフライピーは茶葉、ティーバッグ、パウダーなど、さまざまな形態で販売されている。茶葉の場合は、4〜5個の花に熱湯を注ぎ、濃いブルーになるまで待つだけ。アイスで飲む場合は、濃い目に淹れるのが正解。氷を入れたグラスに注ごう。

3. バタフライピーのアレンジ術

レモンやライム

バタフライピーが注目を集めたもうひとつの理由が、色の変化。バタフライピーに含まれるアントシアニンが酸やアルカリに反応することで、色が変わるのだ。飲み物として飲むのなら、酸性のレモンやライムを加えるとよい。レモンやライムの量によって、色合いは異なるものの、紫色に変化する。バタフライピーは、それ自体に味がないので、レモンやライムを加えることで、味わいもよくなる。はちみつなど、甘みを加えるのもよい。レモンティーなどもおすすめだ。そのほか、オレンジもいいだろう。
飲むことはできないが、重曹などアルカリ性の物質を加えて色の変化を確認するのもあり。子どもと一緒にやるときっと喜ぶはず。自由研究のネタとしても使えそうだ。

スイーツに

バタフライピーは、無味。それでいて美しい青色なので、天然の着色料として使うことができる。中でもスイーツにはもってこい。ゼリーは、涼しげな見ためで夏に最適なアレンジだ。甘みはないので、砂糖や甘味料で甘みをつけるとよい。

氷に

バタフライピーを氷にすると非常に美しく、話題性もばっちり。これに酸性のドリンクを注いで、色の変化を楽しむもよし、水やお茶、ミルクなどに浮かべて楽しむのもよいだろう。見ためがぐっと華やかになるうえ、珍しい色合いなので話も弾むはず。

結論

バタフライピーは、タイを中心に東南アジアで愛されているハーブティー。青く、美しい花を乾燥させたものにお湯を注いで飲むものだ。ハーブティーといえど、個性的な味わいではなく、どちらかといえば無味。色合いを中心に楽しむことができる。酸味のあるものと合わせて、まずは色が変化するアレンジを楽しんでみよう。
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  • 更新日:

    2020年9月20日

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