1. あと引く美味しさ!厚揚げとなすの味噌マヨ炒め

まず紹介するのは、サッと作れる炒め物。なすと肉の炒め物はよく見かけると思うが、肉の代わりに厚揚げを使っても美味しい。味噌とマヨネーズを使ってこってりした味に仕上げよう。ごはんがすすむこと間違いなしだ。
切った厚揚げに片栗粉をまぶす
厚揚げは食べやすい大きさに切り、片栗粉をまぶしてから焼くのがポイント。表面に粉をまぶすことで味噌マヨが絡みやすくなり、味がしっかりつく。
なすはやや厚めにカット
なすは輪切りや半月切りにする。あまり薄切りにしすぎるとベチャッとした食感になってしまうため、やや厚めの1.5cm程度の幅にカットしよう。
味噌マヨの作り方
味噌とマヨネーズはあらかじめ混ぜ合わせておく。味噌1:マヨネーズ1~4ほどの割合で、好みで調整しよう。お酒を少し加えてのばすと炒めるときダマになりにくい。味噌とマヨネーズだけでも美味しいが、砂糖を少量混ぜて甘辛味の味噌マヨにしてもよい。
味噌マヨは焦がさないよう注意
フライパンに油をひき、なすを柔らかくなるまで炒める。なすに火が通ったらフライパンの端に寄せ、厚揚げを入れてカリッとするまで炒めよう。最後に味噌マヨで味付けをするが、焦げやすいため入れたらサッと炒めてすぐに火を止める。器に盛り、小ねぎやかいわれを散らせば完成だ。
2. ごはんもお酒もすすむ!厚揚げと揚げなすのみぞれ煮

なすで作る定番料理といえば揚げ浸し。厚揚げを加えてボリュームのあるおかずに仕上げよう。厚揚げに揚げなすを加えると油っこくなりそうだが、たっぷりの大根おろしでみぞれ煮にすれば解決だ。めんつゆを使った簡単な作り方を紹介する。
なすを揚げ焼きに
なすは縦半分に切ってから、皮目に2mm幅程度の切り込みを入れると味がしみやすくなる。さらに食べやすい大きさに切ったら、皮目を下にしてフライパンに入れ、多めの油で揚げ焼きにしよう。
厚揚げを加えて煮る
なすを揚げ焼きにしたフライパンに余分な油が残っていたら、キッチンペーパーで取り除く。食べやすい大きさに切った厚揚げと、めんつゆ、水を加えてふたをする。
大根おろしを加えて煮る
煮立ったあと弱火にして5分ほど煮たら、大根おろしを加えてさらに煮立てる。器に盛り、小ねぎやしょうが、みょうがなど好みの薬味を添えていただこう。冷やして食べても美味しい。
3. 厚揚げとなすのそぼろあんかけ丼

最後に、休日のランチなどにおすすめな丼物を紹介する。厚揚げとなすにひき肉で作ったそぼろあんをかけていただくあんかけ丼だ。
そぼろあんの味付けは?
出汁の効いた薄味の和風そぼろあん、また麻婆豆腐・麻婆なすのような中華風そぼろあんの2パターンおさえておこう。厚揚げとなす以外の食材と組み合わせても美味しい。
- 和風そぼろあん...めんつゆ(または出汁、しょうゆ、みりん)、おろししょうが
- 中華風そぼろあん...甜面醤(または味噌、しょうゆ、砂糖)、鶏ガラスープの素、豆板醤
レンジでもそぼろあんは作れる!
そぼろあんはフライパンや小鍋で炒めて作るのが一般的だが、ひき肉と調味料、水溶き片栗粉を混ぜ合わせて耐熱容器に入れ、電子レンジで加熱するという方法もある。500Wで3分加熱、一旦取り出し混ぜ合わせてから再度3分加熱が目安。様子を見ながら調整しよう。
炒めたなす、厚揚げをそぼろあんと合わせて丼に
食べやすい大きさに切って炒めたなすと厚揚げをそぼろあんと合わせ、味をなじませる。丼によそったごはんにかけたら完成だ。小ねぎを散らしていただこう。
結論
なすは油との相性がよい食材のため、厚揚げとの組み合わせもおすすめなのだ。こってりとした味付けが好みなら味噌マヨのほかにも照り焼きソースなども合う。油っこさが気になる場合はみぞれ煮にしてさっぱりとした大根おろしや薬味と組み合わせるとよい。味付けや調理法を工夫しながら、厚揚げとなすで作る料理のレパートリーを増やしていこう。
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