1. かつ丼風?厚揚げの卵とじ丼

まず紹介するのは、とんかつの代わりに厚揚げを使ったかつ丼のような卵とじ丼。一からとんかつを作ってかつ丼にするのは手間がかかるが、厚揚げを使えばあっという間にできてしまう。ぜひ気軽に試してみてほしい。
材料
厚揚げ、卵、たまねぎ(または長ねぎ)
調味料(しょうゆ、みりん、砂糖、和風顆粒出汁)、水
調味料(しょうゆ、みりん、砂糖、和風顆粒出汁)、水
厚揚げは焼くと美味しい
厚揚げは食べやすい大きさに切ってそのまま煮汁に入れてもよいが、フライパンで軽く焼いてから使うとカリッとした食感が引き立ちより美味しくなる。焼かずに煮る場合は油抜きをしておくと味がしみやすくなる。
材料を煮る
薄切りにしたたまねぎ(長ねぎは斜め切り)、厚揚げ、調味料、水をフライパンに入れて中火で煮る。厚揚げを焼いて使う場合は、厚揚げを焼いているフライパンにそのままほかの材料を加えて煮ればよい。
卵でとじる
たまねぎに火が通るくらい煮たら、溶き卵をゆっくり加える。全体を覆うようにゆっくりと少しずつ加えるのがポイントだ。半熟にしたい場合は、まずは溶き卵を半量入れて煮る。白身が固まったら残りの半量を加え、火を止めふたをして余熱で仕上げよう。丼に盛ったごはんにのせたら完成だ。
2. 厚揚げでボリューム満点!ニラの卵炒め

次に、食べごたえがありごはんがすすみそうな炒め物を紹介する。厚揚げと卵に、ニラを加えて香りよく仕上げよう。ニラ玉の厚揚げ入りバージョンというイメージだ。味付けは和風か中華風がおすすめ。また、にんにくじょうゆでシンプルに仕上げても美味しい。好みで選ぼう。
材料
厚揚げ、卵、ニラ
調味料:和風(しょうゆ、みりん、砂糖、和風顆粒出汁)、中華風(しょうゆ、みりん、砂糖、酒、鶏ガラスープの素、オイスターソース)、もしくはにんにくじょうゆ
調味料:和風(しょうゆ、みりん、砂糖、和風顆粒出汁)、中華風(しょうゆ、みりん、砂糖、酒、鶏ガラスープの素、オイスターソース)、もしくはにんにくじょうゆ
厚揚げ、ニラを切って炒める
厚揚げは一口大に、ニラは5cmくらいの幅に切っておく。熱したフライパンにごま油を引き、厚揚げを入れて炒める。両面に焼き色がついたら、ニラを加えてサッと炒めよう。
味付けをして溶き卵を加える
好みの調味料を合わせておいたものを加えて、全体を炒め合わせながら味をなじませる。最後に溶き卵を加え、汁気がなくなるまで炒め合わせたら完成。
炒り卵を加えて作る方法も
溶き卵を最後に加える作り方が簡単だが、炒り卵を作って加える方法もおすすめだ。少し手間はかかるが、最初にフライパンで卵を炒めて一旦皿などに取っておく。それを最後に加えることで、卵の食感がふわふわになり色もきれいに仕上がる。
3. めんつゆで簡単!厚揚げと卵の煮物

厚揚げと卵はどちらもおでんの定番具材だ。そのため、煮物にしてももちろん美味しい。茹で卵と厚揚げをめんつゆで味付けした煮汁で煮れば簡単に作れる。好みの野菜を一緒に煮てもよい。
材料
厚揚げ、卵、めんつゆ、水
茹で卵を作る
小鍋に水と卵を入れて火にかけ、茹で卵を作る。沸騰してから5分半~7分ほど茹でれば半熟になる。卵は余熱で固まってしまうため、茹でたら冷水を張ったボウルなどに入れて殻をむく。
めんつゆで厚揚げを煮る
油抜きして食べやすい大きさに切った厚揚げとめんつゆ、水を鍋に入れて火にかける。大根やにんじんなど火の通りにくい野菜を加える場合は、水から一緒に煮る。大根は下茹でしておくと味がしみやすくなる。葉野菜などは煮立ったところに加えよう。
茹で卵を煮るタイミング
おでんのように固茹でにして味をしみ込ませたい場合は、厚揚げとともに最初から煮よう。半熟の状態のままで仕上げたい場合は、煮るのではなくあとから加えるのがポイントだ。厚揚げが煮えたら火を止めて、粗熱が取れたころに加えよう。半日ほど置くと味がしみて美味しくなる。
結論
溶き卵でとじる、炒り卵と合わせる、茹で卵と一緒に煮るなど、卵の使い方によって厚揚げの食べ方もかなり変わる。同じ食材の組み合わせでも、さまざまな料理を作り出せるのだ。また厚揚げと卵だけでは彩りや栄養の偏りが気になるという場合は、野菜を加えるとよい。アレンジもしやすいため、食材を変えながら工夫してみよう。
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