1. カニカマは食べ過ぎ注意!ほうれん草と一緒なら栄養を補える

カニカマの栄養
カニカマの栄養について簡単に見ていこう。なお、メーカーによって差があるため、一般的な値について見ていく。カニカマ100gあたり、カロリーが157kcal、たんぱく質が19.7g含まれる。また、炭水化物が0.1g、脂質が7.6と少なめで、比較的ヘルシーな食材といえそうだ。ただし、塩分が2.2gと多く、たくさん食べるのはおすすめできない。したがって、食べる量はどうしても少なめになる。そのため、実際に摂れる栄養はそれほど多くない、ミネラルやビタミンも期待できないだろう。
ほうれん草とカニカマの組み合わせはおすすめ!
一方で、ほうれん草は鉄分やビタミンなどが豊富に含まれており、栄養価が高い。したがって、カニカマと組み合わせれば、栄養を大幅に補える。ほうれん草は加熱するとかさが減るため、なおさら栄養を摂りやすい。また、カニカマの風味とほうれん草の風味の組み合わせも決して悪くない。カニカマはほうれん草と組み合わせたいおすすめの具材だといえる。
2. 簡単な料理で、ほうれん草とカニカマを味わおう!

カニカマはそのままでも食べられる食材だ。そのため、調理するにしても最低限で構わない。そこでまずは、なるべく簡単にカニカマとほうれん草を調理することを考えよう。ほうれん草はアク抜きのための下茹でが必要なことだけ注意しよう。簡単な料理の例をいくつか紹介する。
酢の物
ほうれん草とカニカマを、酢の物にするだけでも美味しい。酢に砂糖としょうゆ、好みで出汁などを混ぜて和えればよい。カニカマの塩分がある分、なるべく酢で味を付けるように意識するとよい。手間を省くなら、ポン酢などを使って味付けするのもひとつの手だ。
おひたし
ほうれん草のおひたしは定番の料理だ。そこにほぐしたカニカマを加えても美味しく食べられる。ほうれん草とカニカマを一緒に口に入れるだけでも塩気を感じられるので、出汁を中心とした薄い味付けでも問題なく食べられるはずだ。
ナムル
ほうれん草とカニカマをごま油や塩と一緒に和え、ナムルにしてもよい。ごま油の分、ボリュームも感じられるはずだ。唐辛子などを加えてもよいが、つられて塩を使い過ぎないように気を付けよう。
サラダ
下茹でしたほうれん草とほぐしたカニカマを、サラダに仕立てるのも美味しい。レタスなどほかの野菜を加えるのもよいだろう。ドレッシングを使うなら、カニカマの量を控えめにし、塩分を抑えるのがおすすめだ。その分カニカマを細めにほぐせば、見た目の彩りを損なうことはないはずだ。
とくにほうれん草が新鮮な場合、これらのようなシンプルな調理法で食べると美味しい。ぜひ試していただきたい。
3. ほうれん草とカニカマは、手の込んだ料理にもおすすめ!

時間に余裕があれば、ほうれん草とカニカマを使って少し手の込んだ料理を作るのもおすすめだ。せっかくなので、さまざまな料理を楽しみたい。例をいくつか見ていこう。
ソテー
ほうれん草とほぐしたカニカマをソテーにすると美味しい。ほかの具材、たとえば玉ねぎなどの野菜、あるいは水気をきった豆腐などを追加すれば、さらに栄養を補える。手間といってもほんの少しなので、ぜひ気軽に作っていただきたい。
カニ玉風
カニカマは、名前の通りカニの代用としても使える。ほうれん草やほかの野菜と一緒に卵でとじて、カニ玉風として食べるのもおすすめだ。卵の栄養も加わるため、この一品でまとまった栄養を摂れるはずだ。
チャーハン
ほうれん草とカニカマは、チャーハンの具としても美味しい。チャーハンは具が少ない印象があるかもしれないが、実際はたっぷり入れても美味しく食べられる。とくにほうれん草を多めにして、ビタミンや鉄分をしっかり摂りたい。調味料の分量を調整すれば、カニカマを多めに使っても塩分の心配はさほどいらないだろう。
結論
カニカマは肉や魚と比べて塩分が多く、単体ではなかなか栄養を摂りにくい。しかしほうれん草と組み合わせれば、一品でも栄養をしっかり摂れるようになる。簡単な料理でも美味しく食べられる。一方、少し手の込んだ料理に仕上げるのも魅力的だ。ほうれん草とカニカマの組み合わせを、ぜひ一度は試していただきたい。
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