ウインナーとほうれん草があれば！主食から弁当までアレンジ無限大

豚肉で作られていることの多いウインナーには、良質なたんぱく質やビタミンB群、エネルギーとなる脂質など、子どもの成長にも欠かせない栄養素がたくさん詰まっている。野菜の中でもトップクラスの量の鉄分を含んでいるほうれん草は、β-カロテンやビタミン類、食物繊維なども含む栄養豊富な緑黄色野菜だ。
野菜に含まれる食物繊維は、ウインナーなど、肉の余分な脂を体外に排出し、血液中のコレステロールの蓄積を防いでくれる効果が期待できる。ウインナーとほうれん草は、栄養バランスを考えて食べるなら申し分ない組み合わせではないだろうか。

ウインナーとほうれん草は、副菜はもちろん、メイン料理にもぴったりの食材だ。おすすめの調理法を紹介するので、ぜひ参考にしてほしい。

ウインナーとほうれん草といえば、パスタも定番だ。トマトベースのパスタもいいし、ニンニクと醤油で味付けした和風パスタもおすすめだ。豆乳や牛乳で作ったミルク系のスープパスタとも好相性である。
ニンニク抜きのミルクスープパスタなら、ウインナーやほかの具材も小さめに刻んで、麺をショートパスタにするのもよい。小さな子どもでも食べやすくカルシウムも豊富なパスタの完成だ。豆乳や牛乳は煮込みすぎると分離してしまうので、食べる直前に加えて沸騰させないことがコツである。

栄養満点なウインナーとほうれん草は、弁当のおかずにも積極的に使ってほしい食材である。炒めるだけでも十分美味しいが、たまには変わった味付けや調理法もおすすめだ。

ウインナーとほうれん草の定番の調理法といえば、炒め物を思い浮かべる人が多いかもしれない。味付けは、塩コショウやバターが多いだろうか。もちろん、和洋中どんな味付けでも美味しいが、中華ペーストを使ったアレンジもおすすめである。
キッチンバサミでカットしたウインナーとほうれん草、中華ペーストを袋に入れてもみ込み耐熱皿に移し替えたら、500Wの電子レンジで1分ちょっと加熱するだけで完成する。火も包丁も使わないで手軽に弁当のおかずを一品増やすことができるので、ぜひ試してみてほしい。

弁当の定番である玉子焼きの替わりに、ウインナーとほうれん草入りのオムレツはいかがだろう。まず、フライパンで薄切りにした玉ねぎを炒め、しんなりしてきたら小さくカットしたウインナー、ほうれん草を加えてさっと炒める。塩コショウで調味した卵液を流し入れてひと混ぜし、焼き色がつくまでふたをしてじっくり焼く。ひっくり返して反対の面も同じように焼けば完成だ。
冷凍のほうれん草を使えば時短にもなるので、弁当や朝食のレパートリーにぜひ加えてみてほしい。

ウインナーとほうれん草があれば、朝昼晩の食事や弁当など、どんなシチュエーションにもぴったりの料理が完成する。栄養満点で簡単にできる料理ばかりなので、いろいろ試してオリジナルの味付けやアレンジを楽しんでみてはいかがだろう。