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生わさびはおろし方で辛さが変わる?料理に合うおろし方も紹介!

生わさびはおろし方で辛さが変わる?料理に合うおろし方も紹介!

投稿者:ライター 徳田藍子(とくだあいこ)

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年10月22日

生わさびはただおろすだけではなく、おろし方によってわさびの辛さに変化をつけることができる。料理や自分の好みに合わせて生わさびをおろすことができれば、食事によりアクセントと風味をプラスしてくれることだろう。今回は、さまざまな生わさびのおろし方を見てみよう。

  

1. 生わさびのおろし方:基本編

せっかくの生わさびも正しいおろし方をしないと、独特の風味が台無しになってしまう。よい生わさびの選び方とおろし方の基本を見てみよう。

生わさびの選び方

生わさびを購入するのなら、できるだけいい生わさびを選びたい。購入するときは、まず生わさびの色をチェックしよう。鮮やかな緑色でみずみずしい見た目の生わさびがおすすめだ。さらに持ったときにずっしりしていると水分をしっかり含んでいる証拠なので、新鮮だといえるだろう。ほかに生わさびの表面にある凹凸ができるだけ詰まっているものを選ぶのがおすすめだ。表面の凹凸は成長の証で、詰まっているものは時間をかけて成長したことを表しており、味がよいといわれているのだ。

基本のおろし方

生わさびの美味しさはおろし方で決まるともいわれている。生わさびは食べる直前におろすのがよい。まず、生わさびのごつごつしている表面を包丁で切り落とし、表面の汚れをキレイに洗っていく。あとは、水気をふき取っておろし金に対して垂直にわさびを持つようにして円を描くようにゆっくりおろす。

2. 生わさびのおろし方:辛さ調節

生わさびはおろし方によって辛さを調整することができる。辛さが苦手な人やしっかりとした辛さを楽しみたい人は、おろし方で辛さに変化をつけてみるのもおすすめだ。

香りが強く辛みが少ないおろし方

生わさびの香りや風味を楽しみたいのなら、辛みが少ないわさびの茎側をおろすのがおすすめだ。茎側をおろす場合は、鉛筆を削るイメージで茎を削り落としてからおろしはじめよう。この部分は、水気が多いがとにかく風味がよいのが特徴だ。

香りよりも辛みを楽しむおろし方

香りよりも生わさびのもつツンとした辛みを楽しみたい人は、生わさびの先端側をおろすのがおすすめだ。先端側のわさびをおろすと色が白っぽく感じるが、とにかく辛みがしっかりしているのが特徴だ。さらに辛みを引き出すには、できるだけ生わさびの細胞を細かく壊すことが必要なので、細かいおろし金を使ってゆっくりおろすのもいいだろう。

砂糖をつけると辛くなる!?

生わさびの辛みを強くしたい場合は、少量の砂糖をつけてからわさびをおろすと辛みが増すといわれている。意外な組み合わせのように感じるかもしれないが、辛みが好きな人は一度試してみてもらいたいおろし方だ。

3. 生わさびのおろし方:肉と魚の違い

生わさびは肉料理と魚料理では、おすすめのおろし方が違う。肉料理の場合は、生わさびをあまり辛くせず、風味を重視したおろし方をするのがおすすめだ。逆に魚料理の場合は、辛みを重視したおろし方をするのがいいだろう。生わさびは、肉料理にも魚料理にもよく合う。わさびは食品の生臭さを消して食材の味を引き立ててくれる役割も担っているので、いろいろな料理に活用してみてもらいたい。

4. 生わさびのおろし方:おろし金

生わさびをおろす際は、セラミック製や陶器製などのおろし金を使うのがおすすめだ。生わさびのおろし方によりこだわりたい人は、目の細かいサメ皮のおろし金を使うのがおすすめだ。目が細かければ細かいほど、生わさびの繊維を壊してくれるので、わさびのもつ辛みを引き出してくれるのだ。おろし方だけではなく、使うおろし金を替えて、生わさびの辛さを調整してみるのもいいだろう。

結論

生わさびをおろす際は、ただおろすのではなく好みの辛さに調整したり合わせる料理によって辛さを調整してみるのがおすすめだ。生わさびは普段使っているチューブのわさびとは違い風味がよく、ツンと鼻に抜けるような辛みが特徴だ。せっかくの生わさびなので正しいおろし方をして生わさびの魅力を存分に感じてもらいたい。
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  • 更新日:

    2020年10月22日

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