目次
1. 和風も中華風にも合う!ふんわり卵のえのきスープ

最初に紹介するのは卵を使ったえのきのスープだ。卵はスープの定番食材の1つで、トローっとした食感ときれいな黄色がスープのアクセントになってくれる。そのため、えのきのスープで迷ったときは卵を入れるのがおすすめだ。
えのきのかきたま風スープ
かきたま風スープの味付けは出汁と醤油、酒、塩とシンプルだが、えのきと卵の優しい味わいを楽しむことができる。出汁や調味料を用意、計量するのが面倒であれば白だしを使うのもおすすめだ。白だしにはすでに調味料が含まれているため、味が決まりやすいというメリットもある。気になる作り方だが、えのきは適当な大きさに切ってほぐしておく。卵は溶いておこう。鍋に出汁と醤油などの調味料、そしてえのきを入れて火にかける。沸騰したら溶いた卵を回し入れる。加熱しすぎると卵が固くなってしまうため、卵が浮きあがってきたら火を止めよう。これで完成だが、彩りで三つ葉を散らしてもよいだろう。
えのきの中華風卵スープ
えのきと卵のスープには中華風の味付けも合う。味付けに使う調味料は中華出汁、砂糖、醤油、酒などだ。基本の作り方はかきたま風スープと同じだが、中華風スープの場合は水溶き片栗粉でトロミをつけるのがポイントだ。卵を入れる前にトロミをつけるようにすると、卵がダマにならずきれいに仕上がる。
2. 疲れた身体にしみわたる!牛乳を使ったえのきスープ

スープといえば牛乳を使ったものも定番だ。牛乳の優しい甘みと具材の旨みや塩気がほどよく混ざり合い、ホッとさせてくれる味わいになる。寒さで身体が強張りがちな冬におすすめだ。えのきと牛乳の組み合わせは意外に感じるかもしれないが、スープにすると違和感なく楽しめる。
塩気がポイント!えのきとベーコンの牛乳スープ
えのきの牛乳スープにはベーコンを入れるのがおすすめだ。えのきの味わいを邪魔することなく、スープに旨みと塩気を加えてくれる。味付けにはコンソメと塩、こしょうを使う。まず、えのきは半分の長さ、ベーコンは1cm幅に切る。ベーコンは炒めたほうが美味しいのでバターで炒める。そこにえのきを加えてサッと炒めたら水と牛乳、コンソメなどの調味料を加える。スープが温まったら完成だ。
コーンスープにアレンジ
市販のコーンクリームを入れるとえのき入りのコーンスープが作れる。切ったえのきをバターで炒め、そこに牛乳とコンソメを加える。牛乳が沸騰したらコーンクリームを加え、塩とこしょうで味を調える。コーンスープにすることでより優しい味わいになる。
3. 豆乳を使ってヘルシーに!味わい深いえのきスープ

牛乳を入れることでえのきスープに味わいが増すのだが、牛乳は苦手だったりカロリーが気になったりする人もいるだろう。そんなときは豆乳を使おう。豆乳は牛乳のような濃厚な味わいではなく、さっぱりした味わいのスープになる。また、牛乳に比べるとカロリーが低いのも嬉しい点だ。
旨みたっぷり!えのきの豆乳スープ
豆乳スープは味付け次第で和風にも中華風にもできる。だが、豆乳の味わいを活かすには調味料を入れすぎないほうがよい。基本的には出汁と塩、こしょうのみで味付けするのが望ましい。しかし、それだけでは味気ないと感じるかもしれない。豆乳スープを美味しく作りたいなら、旨みを出すようなほかのキノコや豚ひき肉などを入れるのがおすすめだ。また、食材を一度炒めるのも旨みを出すには効果的だ。炒めた具材に豆乳を加え、味を調えればスープの完成だ。ちなみに、スープなので豆乳を温めなければいけないのだが、熱をかけすぎると豆乳が固まってしまうため必ず沸騰前に火を止めるようにしよう。
ピリ辛にアレンジ
さっぱりとしているえのきの豆乳スープだが、キムチを入れてピリ辛に仕上げるのもおすすめだ。豆乳がキムチの辛みを適度に和らげてくれるため、辛いのが苦手な人にもおすすめだ。豆乳スープに飽きてしまったときにはおすすめのアレンジだ。
4. 電子レンジにおまかせ!簡単えのきスープ

もう一品欲しいというときに重宝するスープは簡単に作れる料理だが、できるだけ手間をかけたくない。そんなときは時短料理で活躍する電子レンジを使ってみよう。スープを作りたいけどコンロが埋まっている、暑くて鍋に火をかけるのが嫌だというときにも電子レンジは重宝する。ここでは電子レンジで作れるえのきスープを紹介する。
電子レンジで作るときのポイント
電子レンジでスープを作る場合はマグカップを活用しよう。マグカップを使えばそのまま食卓に出すことができる。また、1人分から作ることができるため、スープを作りすぎるという失敗も防げる。
えのきスープを電子レンジで作ってみる
えのきはマグカップに入れる大きさに切っておく。えのきだけでは寂しい場合は万能ねぎなど火の通りやすい食材を入れよう。マグカップに水と調味料、えのきなどの具材を入れたらラップをして電子レンジに入れ、600Wで3分加熱する。加熱が足りないようであれば10秒ほど再び加熱しよう。えのきにもしっかりと火が通っていたら完成だ。
結論
淡白な味わいのえのきは和風や中華風などスープの味を選ばずに楽しめる。卵を一緒に入れればトローっとした食感のスープ、牛乳を入れれば濃厚な味わいのスープ、豆乳を入れればさっぱりとした味わいのスープに変身する。えのきだけでもいろいろなバリエーションのスープを楽しめるので、気分に合わせてスープを作ってみよう。
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