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【ヒラマサ】には寄生虫がいる?正しい知識で危険を回避しよう!

【ヒラマサ】には寄生虫がいる?正しい知識で危険を回避しよう!

投稿者:ライター 上野圭代(うえのたまよ)

監修者:管理栄養士 小林里穂(こばやしりほ)

2020年10月12日

ヒラマサという魚は身がしまり美味しく、高級魚として希少価値の高さでも知られている。ブリとよく似た見た目だが、ブリより変色をしないために食べやすいといわれているのだ。そんなヒラマサは刺身にするとコリコリとした食感がクセになるのだが、注意したいのが天然ものにつきやすい寄生虫。魚の知識がない人が自分でおろして刺身にすると、この寄生虫のせいで体調を崩す危険性もあるのだ。ここではヒラマサの寄生虫についてまとめていこう。

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1. ヒラマサについている可能性のある寄生虫は!?

ヒラマサの刺身を酒のつまみとして最適だと思っている人も多いだろう。食感を楽しめるヒラマサは、透明感のある乳白色の身が食欲をそそる。しかし生で食べるときに気を付けたいのが寄生虫だ。とくに魚の知識があまりない初心者が天然ものの三枚おろしなどにチャレンジする際、必要になるのが寄生虫の知識なのである。寄生虫について知らないと、うっかり口にしたヒラマサが体調を脅かすこともあるので注意したい。ここではヒラマサのついている可能性のある寄生虫について紹介しよう。

ブリ糸状虫

ヒラマサについている可能性が高い寄生虫は、ブリ糸状虫だ。ブリの種類に属しているハマチやヒラマサに見られる寄生虫で、大型である。中には50cm以上のものも。ただ東京都福祉保健局によると(※1)、人に寄生することはないとされているのでそこまで体調面で気にしなくてもよいが見た目にもよくない。

粘液胞子虫類

ブリやクロダイなどにも寄生している寄生虫。米粒のような大きさからあずき大の大きさくらいが一般的。東京都福祉保健局の資料(※2)はヒラメに寄生するクドア セプテンプンクタータ以外は人には影響がないとしているが注意しておきたい。

シガテラ毒

あまり耳なじみのないのがシガテラ毒だ。東京都福祉保健局によると(※3)これは寄生虫ではないのだが、神経毒である。大きなヒラマサであればあるほど蓄積している可能性があり、注意が必要だ。特徴は熱さ、冷たさの感覚が逆になるドライアイス・センセーションと呼ばれている症状を引き起こすことだ。

2. ヒラマサについた白い米粒のようなものは寄生虫?

ヒラマサには寄生虫がついている可能性を指摘したが、とくによく見るのが白い小さな米粒ほどの寄生虫だ。この寄生虫にはどんな危険性があり、一体どうしたらよいのかなど不安がある。ここでは生のヒラマサをお造りにしたいときなどにためになる知識を紹介したい。

白い米粒の正体は「テンタクラリア」

ヒラマサを三枚おろしにしようとした人の中で、テンタクラリアという寄生虫を見つけたことがあるという人も多いだろう。テンタクラリアは大きさが米粒ほどで乳白色。ヒラマサの筋肉や内臓などに寄生する幼虫だ。一般的にカツオに寄生することで知られるが、ヒラマサも例外ではない。比較的に筋肉に寄生することが多いことを覚えておこう。また、冷凍をするとテンタクラリアは透明になるという特徴がある。そのため目視することが難しくなるのだ。近海で獲れた魚に関しては市場などで販売されることがあり、生の場合は肉眼で確認をすることが可能だ。
見た目には気持ちがよいものではないテンタクラリアだが、東京都保健福祉局によれば(※4)口に入っても人には寄生しない。

3. ヒラマサにつく寄生虫の中でもアニサキスは危険!

ヒラマサについている寄生虫でテンタクラリアのように、万が一口にしても問題はない寄生虫も多い。しかし食べると人体に害を及ぼす寄生虫もいるため、しっかり確認をしておきたい。ここでは危険な寄生虫について紹介しよう。

腹痛や嘔吐の症状がでる「アニサキス」

ヒラマサにはアニサキスという寄生虫がいることがある。2~3cmの全長で鮭などに寄生することで知られている。筋肉にも寄生はするが、内臓表面に寄生することも多い。
東京都福祉保健局によれば(※5)、一般的にアニサキスは、人間の体内に入っても生きることができないという。そのため排泄されることも多いのだ。
しかしたまに人の内臓、とくに腸壁や胃などに入り込むことがある。そうすると8時間以内で症状がでるのだ。主な症状には腹痛、嘔吐、下痢、蕁麻疹など。これらの症状は虫垂炎や胃潰瘍とも似ているため、症状が出たら専門医に相談をすることをおすすめする。
マイナス20℃ほどで1日以上凍結したり加熱すると死滅するといわれているが、くれぐれも内臓の生食などは避けておこう。

結論

ここではヒラマサにいる寄生虫についての知識や危険性などを紹介してきた。ヒラマサは美味しく食べやすい魚として人気があるが、自分で刺身にする場合などは寄生虫に気を付けたい。口に入ってもOKなものと、そうではないものもある。食べる人の健康面に気を付けながら美味しくヒラマサをいただきたい。
(参考文献)
※1 東京都福祉保健局「東京都ブリ糸状虫|「食品衛生の窓」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/musi/22.html

※2 東京都福祉保健局「粘液胞子虫類|「食品衛生の窓」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/musi/28.html

※3 東京都福祉保健局「有毒魚の毒成分」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/smph/itiba/suisanbutu/dokutop.html

※4 東京都福祉保健局「テンタクラリア|「食品衛生の窓」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/musi/18.html

※5 東京都福祉保健局「アニサキス|「食品衛生の窓」
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shokuhin/musi/01.html
  

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