1. 厚揚げの作り方:水きりをしよう

豆腐から厚揚げを作ろうと思ったら、まずは豆腐の水きりが必須である。これは避けることはできない行程なので、水きりの方法を詳しく紹介していく。方法はいくつかあるので、自分がやりやすい方法を選んでもらいたい。
自然に水きりをする
豆腐をパックから取り出して、水きりバットに置いて20分程度放置しておく。置いておくだけなので手間はかからないが、その分時間は少しかかってしまう。時間に余裕がある、またはほかにもやらなくてはいけないことが多々あるという時には、この方法をおすすめしたい。
電子レンジを活用する
パックから取り出した豆腐をキッチンペーパーで拭き水分を少し取ってから、耐熱皿にのせて電子レンジで600W2分ほど加熱する。耐熱皿の水を捨ててから、豆腐の上に重石を置いて10分ほど放っておく。電子レンジを使うことで、だいぶ時短に繋がる。
傾けて置いておく
パックに豆腐が入っている状態で、フィルムの両サイドに包丁で3cm程度の切れ目を入れる。そのままパックを傾けて置いておくことで水きりができる。
下茹でする
豆腐は茹でることで余計な水分がなくなる。豆腐を適当な大きさに切ってから、下茹でしてザルにあげておくと水きりができる。
塩をふる
塩をふることで、豆腐から水分が出やすくなる。豆腐に塩をふった状態でキッチンペーパーに包み、30分程度置いておくと水きりになる。
2. 厚揚げの作り方:油で揚げればできあがり

手作り厚揚げの水きりが終わったら、次の行程は油で揚げるということになる。カリッと揚げたらそれだけで美味しい厚揚げが完成するので、頑張ってもらいたい。以下に、豆腐の揚げ方、揚げる際の温度、揚げ時間を解説していく。
豆腐の揚げ方
水きりした豆腐を8等分に切り、熱した油の中で揚げていく。豆腐の水分が飛んでカリッときつね色になったら厚揚げの完成となる。
揚げる際の温度
揚げ油は170~180℃程度に熱しておく。
揚げ時間
最初に4~5分揚げてからひっくり返して、さらに5分ほど揚げるため、全部で10分程度揚げることになる。
フライパンで作る場合
豆腐の水きりの工程までは全く同じで、その後はフライパンに少し多めの油をひいて揚げ焼きにする。この時のポイントは、引っくり返しながら揚げ焼きにしていき、きつね色の焦げ目がつくようにすることである。
3. 自家製厚揚げの作り方は簡単!アレンジして美味しく食べよう

美味しくできた手作り厚揚げのアレンジレシピを紹介していく。簡単なものばかりなので、ぜひ試してみてもらいたい。
あんかけを絡める
和風出汁、醤油、砂糖を熱した煮汁であんかけの具材を煮て、水溶き片栗粉でトロミをつけておく。そこに一口大に切った厚揚げを加えて、絡めたら完成。あんかけと厚揚げの絡みがとても美味しい一品である。
薬味を加えてアクセントをつける
厚揚げを短冊切りにする。フライパンにゴマ油をひいて、厚揚げを炒め砂糖、醤油、赤唐辛子を加えて味を調える。葉物野菜を加えて混ぜ合わせたら、完成。赤唐辛子を加えると、美味しいピリ辛アクセントになる。
肉味噌をのせる
厚揚げは8等分にして、両面に焦げ目がつくように焼いておく。次に、肉味噌の作り方を紹介する。鍋に豚ひき肉、砂糖、醤油、酒、生姜のすりおろしを入れて火にかける。豚ひき肉に火が通ったら味噌と混ぜ合わせてから、水溶き片栗粉でトロミをつけて肉味噌が完成する。先に焼いておいた厚揚げに肉味噌をのせたら、メインになる一品が完成する。
厚揚げの煮物
最初に厚揚げを8等分に切っておく。鍋に厚揚げ、出汁、砂糖、醤油、酒、みりんを入れて、煮たら完成。できあがる直前にゴマ油をたらすと、さらに美味しくいただける。煮物はほったらかしてほかの調理に取り掛かれるので、とても便利である。
厚げのチーズのせ
厚揚げは8等分に切っておく。味噌、醤油、砂糖、好みで七味唐辛子を混ぜ合わせて、厚揚げの上に塗る。その上にピザ用チーズをのせて、オーブントースターで焼いたら完成。厚揚げもチーズも少し焦げ目がつくくらいが美味しい。
厚揚げのつまみ
厚揚げを8等分に切り、フライパンかオーブントースターで焦げ目をつけておく。納豆、納豆のタレ、ネギの小口切りを混ぜ合わせて、厚揚げの上にのせる。醤油をたらして、かつお節をふりかけたら完成。厚揚げと納豆の相性は、バツグンである。つまみとして、ビールが進む一品といえる。
結論
自家製厚揚げの作り方と、アレンジレシピを紹介してきた。ぜひ豆腐が余っていたら厚揚げにして、アレンジレシピまで繋げてもらいたい。両者ともに簡単なので、少しでも時間があれば短時間で完成まで至れることであろう。ぜひ、厚揚げの食べごたえを存分に味わってもらいたい。
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