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食用カニにはどんな種類がある?水揚げランキングや目利きも紹介!

食用カニにはどんな種類がある?水揚げランキングや目利きも紹介!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年10月14日

カニといえば、特別な日のおもてなし料理にも使われる高級食材。茹でて食べたり鍋に入れたりと冬を代表する味覚だが、実はカニの種類についてはよくわからない人も多いのでは?今回は、食用カニの分類と種類について、またカニの種類を見分けるコツなどを詳しく解説しよう。

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1. 食用のカニの種類

世界に生息しているカニの種類はおよそ5,000種あり、日本にも約1,000種のカニが存在している。その中で食用のカニは、カニ類とヤドカリ類の2つに分類されるのをご存じだろうか?それぞれのカニの種類にはどのようなものがあるか紹介しよう。

カニ類に分類される食用カニ

カニ類に代表されるのが、ズワイガニや毛ガニである。どちらも足が10本あり、身の部分に上品な甘みがあるのが特徴だろう。ほかにも、カニ類には紅ズワイガニやワタリガニ、高足ガニなどが分類される。

ヤドカリ類に分類される食用カニ

タラバガニは、カニの種類においてはヤドカリ類に分類される。弾力のある身とボリューム感のある肉付きで人気だが、ヤドカリ類なのでカニ類と比較すると足が1対少ない8本なのが特徴だ。ヤドカリ類の仲間には、ほかにも花咲ガニやアブラガニなどがある。

2. 川カニと海カニの種類と違い

カニは、海だけでなく種類によって川や磯などにも生息する生き物だ。我々が普段食べているカニは海で水揚げされたものがほとんどだが、川や磯にいるカニの中にも食用可能な種類がある。一般的に、川や磯で獲れるカニは、海で獲れるカニに比べてサイズが随分と小さいのが特徴だ。ここでは海以外に生息する食用カニの種類や特徴を見ていこう。

川に生息している食用カニ

河川や湖沼などの淡水域に生息するのが、サワガニやモクズガニ。サワガニは甲羅の幅が2cmほどの小さなカニで、自然豊かな山間部では昔から食用にされていた。現在は養殖ものも流通しているが、寄生虫がいるので生食は危険である。素揚げにして食すことが多く、香ばしさとカニならではの旨みが微かに感じられるだろう。モクズガニは、ハサミの部分や足に細かな毛が生えたカニである。淡水域に生息しているが、繁殖は汽水域で行い夏場に川を上る習性がある。河川で見かけるカニの中では甲羅の幅5cmほどと大型で、こちらも寄生虫がいるので生食は厳禁である。茹でて食べたり、味噌汁に入れたりすることが多く、独特の風味が人気を博している。

磯に生息している食用カニ

海辺や岩場などの磯にたくさん生息しているイソガニは、甲羅の幅が3cmほどのカニである。まだら模様の表面と真っ白な腹部が特徴で、あまり知られていないが食べ物として用いることが可能だ。味噌汁や素揚げなどシンプルな調理で、素材の旨みを堪能するのがおすすめである。

3. 食用で人気のカニの種類ランキング

カニにはさまざまな種類があるが、ズワイガニとタラバガニ、毛ガニは三大カニと呼ばれてとくに人気がある種類である。この中から、上場水揚量の多い順にランキングで紹介しよう。(参考データ:産地上場水揚量・卸売価格(209漁港)(2018年/水産庁))

1位 ズワイガニ

日本海側で水揚げされることが多く、産地や雄雌の違いによってそれぞれ異なる名前をもつズワイガニ。たとえば、福井県で水揚げされた越前ガニや、山陰地方で獲れた松葉ガニなど同じ種類でも地域によって別の呼び名がある。しまった身と甘みを感じる豊かな風味が特徴だ。

2位 タラバガニ

カニの王様と評されるタラバガニは、ヤドカリ類に分類されるカニである。北海道以北の漁場で水揚げされ、大きなものだと全長1mを超すものもある。肉厚の身と上品でクセの少ない味わいが魅力だ。

3位 毛ガニ

甲羅や足部分を毛で覆われた毛ガニは、北海道を代表するカニの種類だ。やや小ぶりではあるが、濃厚なカニ味噌を堪能できるのも魅力といえる。殻の部分も柔らかく身もほぐしやすいのが特徴だ。

4. カニの種類の見分け方

同じカニでも、種類によってその特徴もさまざまである。カニの見分け方を食用で人気のある種類別に説明しよう。

ズワイガニの見分け方

ズワイガニは、甲羅の部分が丸みを帯びた三角形をしており、小枝のように長く細い足が特徴だ。殻が固く爪のサイズが大きいものを選ぶと、身がしっかりと詰まっているのでおすすめである。

タラバガニの見分け方

カニの種類の中ではヤドカリ類に属するので、ズワイガニや毛ガニとは異なり足の数が8本である。また、右側のハサミが大きいのも特徴だ。足の間接部分を手で触れて、身が詰まったものを選ぶとよいだろう。

毛ガニの見分け方

その名が示すとおり、全体が短い毛で覆われたカニである。甲羅部分はやや縦長で、小ぶりサイズのものが多いのも特徴だ。手で持ちずっしりとした重さを感じるものが、カニ味噌の詰まった毛ガニを選ぶポイントである。

結論

カニにはたくさんの種類があるが、人気のタラバガニがヤドカリ類に分類されるのは知らなかった人も多いだろう。決して値段の安いものではないが、カニは種類ごとに違った味わいを楽しめる食材だ。市場や漁港などを訪れた際には、ぜひカニの種類別にそれぞれの違いをチェックしていただきたい。
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