1. 食べごたえバツグン!具沢山茶碗蒸しうどん

最初に食べごたえバツグンな具沢山の茶碗蒸しうどんの作り方を紹介しよう。用意するのは、うどん・うどんスープ・水・卵・うなぎの蒲焼き・しいたけ・かまぼこ・ほうれん草だ。しいたけは軸を切り落とし、飾り切りにする。飾り切りは、まずかさの表面に包丁で3本切り込みを入れる。切り込みに対し包丁を両側から斜めに入れて切れ目を入れる。しいたけの飾り切りにはほかにも切り込みを十字や井げたの形にする、かさを六角形に切って表面に斜めの格子状の切り込みを入れるなどもあるので、好みの切り方を試してみよう。
うなぎの蒲焼きは一口大に切り、かまぼこは薄切りする。ほうれん草は茹でて、5cm幅に切る。ボウルに卵を割り入れて溶きほぐし、うどんスープと水を加え、よく混ぜ合わせて卵液を作ったら目の細かいザルでこし、なめらかにする。器に具材を入れ、上から卵液を注ぎ入れてふたをする。鍋に高さ3cmくらいの水を沸騰させて、器を入れ鍋にふたをし中火で9~10分ほど蒸せば具沢山の茶碗蒸しうどんの完成だ。
蒸し時間は器の大きさ・分量・蒸し加減などで変わるため、様子を見ながら調整して蒸すこと。今回はうどんスープを使用したレシピを紹介したが、薄口しょうゆやみりんのような調味料を使用し卵と混ぜて卵液を作ってもよい。好みでエビ・鶏もも肉・ぎんなん・三つ葉・わかめ・ちくわなどを加えて、さらに具沢山にするのもありだ。
2. レンジで簡単!ほっこり美味しい茶碗蒸しうどん

次にレンジで作る茶碗蒸しうどんの作り方を紹介しよう。用意するのは、うどん・焼き穴子・ささみ・ぎんなん・三つ葉・かまぼこ・しょうゆ・みりん・卵・出汁・薄口しょうゆ・みりんだ。まずうどんにしょうゆをまぶし、焼き穴子は食べやすい大きさに切る。ささみは筋を取って斜め薄切りにし、しょうゆとみりんをまぶす。三つ葉は2cmほどの長さに切る。
卵・出汁・薄口しょうゆ・みりんを混ぜて卵液を作り、目の細かいザルでこす。器に三つ葉以外の具材を入れ卵液を注ぐ。器にラップをふんわりとかけ、レンジに入れて6分ほど加熱する。茶碗蒸しが固まっていなければ、再び1分ずつ加熱しながら調整する。固まったら三つ葉を飾れば完成だ。
電子レンジで茶碗蒸しを調理する際のポイントを紹介しておく。ラップはふんわりと隙間を開けてかけること。沢山作りたいときでも、加熱ムラを防ぐために少量(2個くらい)ずつ加熱すること。固まったか確認する際は、すべての容器をチェックするように。再び加熱するときは連続で長時間加熱するのではなく1分ずつ取り出して固まっているかを確認するように。
3. めんつゆで味が決まる!茶碗蒸しうどん

最後にめんつゆを使用した茶碗蒸しうどんの作り方を紹介しよう。用意するのは、卵・めんつゆ・水・うどん・ぎんなん・かまぼこ・三つ葉だ。ボウルに卵・めんつゆ・水を入れ泡立たないよう静かに混ぜ、目の細かいザルでこしてなめらかにする。容器に流し入れ、薄切りにした具材を加えてふたをする。
鍋に器の高さの1/3くらいまで水を入れて沸騰させたら、器を入れて鍋にふたをし中火で9~10分ほど蒸す。鍋から取り出し三つ葉をのせれば茶碗蒸しの完成だ。めんつゆがあれば簡単に味が決まるのが嬉しいポイント。鍋の底にふきんを敷くと、火のあたりがやわらかくなるうえ、器もガタガタと音がせず、キレイな茶碗蒸しに仕上がるだろう。
人によっては茶碗蒸しを離乳食にする人もいるようだが、加熱が不十分だったり加熱温度が低かったり中まで火が通りにくいこともあるので、アレルゲンの残存量が多い可能性がある。加熱時間の長い食べ物に慣れてから、茶碗蒸しを与えるべきだろう(※1)。
結論
ボリュームのあるうどんを入れた茶碗蒸しの作り方を紹介した。先述したように大阪の郷土料理のひとつである小田巻き蒸しともいう、うどん入りの茶碗蒸し。大阪のみならず東京でも味わえる飲食店はあるようだ。いつもの茶碗蒸しと違うボリュームのある一品を味わってみてはいかがだろうか。
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