1. ブロッコリーに茶色の斑点が!まだ食べられる?

生のブロッコリーを長期間放置しておくと、茶色くなってしまっていることがある。その原因はブロッコリーの劣化だ。ブロッコリーはもともと生の状態の場合は、冷蔵庫に入れて2~3日程度が保存の目安だ。それを過ぎると変なにおいがしたり、カビが生えたり、ぬめりが出てきたりする場合がある。さらに茶色くなった場合も、そこを切り落とせばほかの部分は食べても問題はない。しかし全体が茶色い場合は、食べるのを控えるほうがいいだろう。
黒色の斑点や紫色になっているのは何?
ブロッコリーの軸の部分に黒い斑点が出てくることがある。これは、低温によるストレスによるもので、食べても問題はない。また紫色になってるブロッコリーは、寒さから身を守ろうとしてポリフェノールの一種が表面に出てきている状態なので、緑の物よりも甘みがあるのが特徴で、とくに問題があるわけでないのを覚えておこう。
ブロッコリーの色の変化
ブロッコリーは、長期間放置すると最初は緑色だったものが黄色になり茶色になっていく。このブロッコリーの頭の部分が黄色くなってしまうのは、ブロッコリーの花のつぼみでもある頭の部分が膨らんで、開いてきている状態だからだ。このような状態のブロッコリーは食べても問題はないが、できるだけ早めに食べきるようにしよう。
2. 茹でたブロッコリーが茶色になる原因

茹でたブロッコリーが、茶色になってしまう原因は、ブロッコリーを茹ですぎて色素が落ちたことによるものだ。そんな状態になってしまうのを防ぐためのブロッコリーの正しい茹で方を見てみよう。
ブロッコリーの茹で時間
ブロッコリーを茹でる際は、鍋にお湯を沸かして塩を加えて茹でるのがおすすめだ。その際に茹ですぎて茶色くなってしまうのを防ぐためにも参考にしてもらいたい茹で時間は、小さめに裂いたブロッコリーなら2分、大きめに裂いたブロッコリーなら3分ほどが目安だ。また、茹でたブロッコリーの使い方によって茹で時間を調整してみるのもいいだろう。
3. ブロッコリーの茎が茶色くなる原因

ブロッコリーの茎の部分が茶色くなっているのは、劣化が原因だ。茶色くなっている部分が少ない場合は、切り落としてほかの部分を食べることができるが、範囲が広かったり、ぬめりを伴っていたりカビを見つけた場合は、食べるのを控えるほうがいいだろう。
茎が空洞になっているのは?
ブロッコリーの茎の中が空洞化している場合がある。皮が厚くなり筋っぽくなっている場合もあるだろう。それは、ブロッコリーは暑さなどが原因でうまく生育しなかったからだ。もともとブロッコリーは寒い時期の野菜なので、暑い時期に育てられたブロッコリーは茎が空洞になっていることがあるのだ。
4. ブロッコリーの茶色い斑点は虫の場合もある

ブロッコリーの茶色い斑点は虫の場合がある。ブロッコリーはモコモコとした形をしているので、虫が隠れやすい。とくにブロッコリーを好む虫はアブラムシやアオムシなどだ。このような虫は、できるだけ食べる前に水で洗い流しておくのがおすすめだ。ブロッコリーを水を溜めたボウルに入れてしばらく浸水させておいたり、水の中に重曹や塩を入れておくのもいいだろう。無農薬のブロッコリーの場合などは虫が隠れている場合も多いので、このようにしっかりと洗ってから調理するようにしよう。
結論
ブロッコリーを調理しようと思ったら、思わぬ茶色い色に悩まされてしまうこともあるだろう。そんな時もブロッコリーの状態を見極めて、食べられるのか食べられないのかしっかり判断してから、調理を始めるのがおすすめだ。少量の範囲の場合は、切り落として使うこともできるが、ぬめりやカビなどほかの原因が発生している場合は食べるのを控えるようにしてほしい。
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