1. ゆで卵のタマゴサンドの作り方とコツ
最初にゆで卵を使用したタマゴサンドの作り方や美味しく作るコツを紹介しよう。使用する材料は食パン・卵・塩・こしょう・マヨネーズだ。
ゆで卵を作る
まず最初にゆで卵を作っていく。はじめに卵の丸いお尻のほうを調理台に軽く当て、割れないようにヒビを入れる。ヒビを入れるのは茹でているときに水が浸透し、殻がむきやすくなるからだ。次に鍋に卵とかぶるくらいの水を入れ、強火で茹でる。沸騰したら1分ほど強火で茹で、弱火にする。茹でる時間の目安は鍋に入れてから12分半ほどだ。ただし鍋のサイズや水の量でベストな茹で加減は異なるので、時間は参考程度にそれぞれ調整すること。
ゆで卵をむいて刻む
ゆで卵ができたら鍋から取り出し、水を張ったボウルに入れる。ボウルに打ちつけ殻に細かなヒビを入れ、水に浸しながら殻をむいていく。ほかに流水に当てながらむく方法もある。次に黄身と白身を分け、白身は包丁で5〜6mm角に刻み、黄身はかたまりが残る程度にフォークで潰す。プリッとした食感を楽しみたいなら白身は大きめに刻んでもOK。ちなみに100均でも販売されている、エッグスライサーを使用して刻むのもおすすめだ。黄身と白身を分けなくても、簡単に卵を切れる。使い方はゆで卵を横においてスライスし、縦に置き換えてスライスする。あとは90度横に回転させ、さらにカットすれば簡単にダイス状になる。
ゆで卵を味付けする
次に刻んだゆで卵に塩こしょうで下味を付け、マヨネーズで和える。美味しく作るコツは、卵そのものの味を楽しむため、マヨネーズをやや控えめに入れること。卵1個につき小さじ2くらいが目安だ。好みで増やしても構わないが、大さじ1程度までにすること。味をみて少しずつ加えるといいだろう。あとはスプーンやゴムベラでさっくりと混ぜる。目安は黄身の粒が少し残るくらいでOK。
食パンに卵サラダをのせて挟む
次に卵サラダを食パンの上にのせる。手のひらを軽く丸めるように食パンを持ち、スプーンの背で四隅に向かい卵サラダをのばす。均一になるようのばすのではなく、中央が少し高くなるようにし、パンの耳から1cmほど余白を残すこと。ふちまで卵サラダをのばすと、はみ出しやすくなるうえ、パンの耳が切り落としにくくなるからだ。次に上からもう1枚の食パンをのせて挟み、包丁でパンの耳を切り落とす。コツは食パンがずれないよう、ふちを軽く押さえて包丁を落とすこと。あまり力を加えず、包丁を前後に動かすように切ればOK。この方法で切るとパンが潰れにくく、卵サラダもはみ出しにくい。
タマゴサンドを切る
次に食パンの四隅を軽く指先で押さえ、包丁を前後に動かしてタマゴサンドを切る。サンドイッチを均等に切ることは簡単ではないが、対角線に包丁を入れて切ると、美しい三角形になる。卵サラダを中央が少し高くなるよう盛りつけることで、こんもりとして見た目のボリューム感が増す。最後に器に盛りつけてパセリを添えればタマゴサンドの完成だ。
2. レンジで簡単タマゴサンドの作り方
次に紹介するのは、レンジで簡単に作れるタマゴサンドの作り方だ。 深さのある耐熱容器に卵を割り入れてほぐし、水と塩少々を加えよく混ぜる。電子レンジで600Wで1分ほど加熱したら取り出し、フォークの背で切るように混ぜる。再び電子レンジに入れ600Wで30秒ほど加熱して取り出し、フォークの背で細かく潰す。塩こしょうで下味を付け、マヨネーズで和える。
あとは食パンにバターを塗り、卵サラダを挟んで食べやすい大きさに切ればOK。最後に器に盛りつければタマゴサンドの完成だ。卵は固まりきる前の液体が残っているときに、フォークで混ぜるとやわらかに仕上がる。電子レンジの加熱時間は機種によって異なるため、様子を見て調整すること。食パンの代わりにホットドッグ用のパンやロールパンでタマゴサンドを作っても美味しい。
3. 分厚いタマゴサンドの作り方
次に紹介するのは分厚い厚焼きタマゴサンドの作り方だ。基本的なタマゴサンドと異なり、ハードルが高そうと思われがちだが、意外と簡単に作れるので、この機会に作り方を覚えてもらいたい。まずバターとからしを混ぜ合わせて食パンに塗り、その上からマヨネーズを塗る。ボウルに卵を割り入れてほぐし、出汁・砂糖・塩を加え卵液を作る。
次にフライパンにサラダ油を熱し、卵液を入れ菜箸やヘラで混ぜ半熟状にする。続いて半分に折りたたみ、食パンのように四角い形に整え、返して裏面を焼く。食パンの上に焼いた卵をのせ、もう1枚のパンで挟めばOK。あとはバットや平らな皿で軽く重石をしてなじませる。なじんだらパンの耳を切り落とし、食べやすい大きさに切る。最後に器に盛りつければ厚焼きタマゴサンドの完成だ。ちなみに卵液はザルやこし器でこすと、なめらかに仕上がる。
4. アレンジしたタマゴサンドの作り方
次にいろいろなタマゴサンドの作り方を紹介しよう。タマゴサンドには食パンを使用する人が多いようだが、先述したホットドッグ用やロールパンのほか、全粒粉・ライ麦入り食パンで作っても美味しい。異なる風味が楽しめるうえ、食パンで作ったタマゴサンドと一緒に盛りつければ見た目も映える。画像のようにベーコンと一緒にバンズに挟んでも、いつもと違うタマゴサンドを楽しめるだろう。
レタスやきゅうりのような生野菜を一緒に挟むことの多いタマゴサンドだが、アスパラガス・いんげん・ブロッコリーのような緑色の鮮やかな茹で野菜を一緒に挟むのもおすすめだ。歯ごたえを楽しめるうえ、断面の彩りも美しくなる。ただし生野菜も茹でた野菜も、べちゃっとならないよう、挟む前にしっかり水気をふきとること。またタマゴサンドの表面に格子状に切り込みを入れ、バターやざらめ糖をのせ、トースターで焼いて食べても美味しい。
結論
タマゴサンドの基本の作り方とコツ、レンジで作る方法、厚焼きタマゴサンドの作り方を紹介した。シンプルに作っても美味しいが、食感や見た目を楽しみたいなら、アレンジして食材をプラスするのもありだ。まずは基本の作り方を試して、いろいろなアレンジを楽しんでみてはいかがだろうか。
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