1. しょうがを効かせた!和風ひき肉オムライス

最初に紹介するのはオムライスの概念をがらりと変える和風ひき肉オムライスだ。オムライスといえば洋食を代表する料理で、ケチャップの酸味と甘みが効いたチキンライスをふわふわの卵で包んでいる。しかし、和風ひき肉オムライスではチキンライスを使わず、代わりにしょうがそぼろごはんを卵で包む。見た目も味わいも普段のオムライスとはまったく異なるが、あっさりとした味わいはオムライスの新しい魅力を教えてくれる。
しょうがそぼろごはんに必要な食材は?
ひき肉は牛と豚、鶏の3種類があるが、しょうがそぼろごはんにはあっさりとした味わいの鶏ひき肉がおすすめだ。鶏ひき肉は和食でよく使われ、しょうがや和風調味料との相性もバツグンだ。しょうがは生のほうが香りがよいのだがチューブでも構わない。ごはんは炊きたてでも冷凍ごはんでもどちらでも大丈夫だが、冷凍ごはんの場合はレンジ等で温めておこう。肝心の調味料だが、砂糖や醤油、みりんなど和食を作るときに使う一般的な調味料がそろっていれば問題ない。
和風ひき肉オムライスの作り方
しょうがは皮をむき、みじん切りにしておく。油を引いたフライパンで鶏ひき肉を炒める。なるべくポロポロになるようにほぐしながら炒めよう。鶏ひき肉の色が変わってきたらしょうがと砂糖、醤油、酒、みりんを加えて煮詰める。調味料の水分がなくなったら火を止める。皿に盛り付けたごはんの上にしょうがそぼろをのせればしょうがそぼろごはんの完成だ。さらにその上に卵をのせれば和風ひき肉オムライスになる。
2. 中華風?ひき肉あんかけオムライス

次に紹介するひき肉あんかけオムライスも普段のオムライスとは見た目がまったく異なる。オムライスの上にそぼろあんをかけているため中華料理のように見えるからだ。しかし、味付けや具材を変えることで中華風にも和風にもアレンジできる。
中身のごはんの味付けはどうする?
ひき肉あんかけオムライスを作るときに迷うのがチキンライスを作るかどうかだ。結論からいってしまうと必ずしもチキンライスを作る必要はない。ケチャップ味のごはんとあんかけの味の組み合わせが合わないと思うならば白ごはんのままで構わない。チキンライスを作る場合は、ケチャップに醤油を混ぜ合わせるのがおすすめだ。醤油を入れることで和風テイストになるため、あんとの違和感が少なくなる。
ひき肉あんかけオムライスの作り方
あんかけに入れるひき肉は豚または鶏のどちらかを選ぼう。和風に仕上げるなら鶏ひき肉を、中華風に仕上げるなら豚ひき肉にするのがおすすめだ。油を引いたフライパンでひき肉を炒めたら調味料と水を加えて煮る。鶏ガラや中華調味料を使うと簡単に中華風に仕上げることができる。香りづけにごま油を使うのもおすすめだ。沸騰している状態で水溶き片栗粉を加えてトロミをつければ、そぼろあんかけの完成だ。オムライスの上にそぼろあんかけをかければ、ひき肉あんかけオムライスの完成だ。あんかけの上に青ネギを散らせば彩りがよりキレイになる。
3. ひき肉消費!オムライスのミートソースがけ

ここまでは意外なひき肉アレンジを紹介してきたが、最後はミートソースがけを紹介する。オムライスもミートソースもどちらも洋食であるため違和感なく楽しむことができる。ミートソースはひき肉を使った作り置きの中でも使い勝手のよい料理で、さまざまな料理で使うことができる。その1つがオムライスだ。ミートソースといえばスパゲッティのイメージが強いが、ミートソースにはトマトとひき肉の旨みが凝縮されているため、より旨みの強いオムライスを楽しむことができる。
バターライスと組み合わせるのがおすすめ
ミートソースをかけるのであれば、ごはんはシンプルにするのがおすすめだ。ミートソースの味わいを引き立てるごはんといえばバターライスだ。バターのコクがオムライスの味わいを引き立ててくれる。フライパンでバターを溶かし、ごはんを入れて炒めるだけという手軽さも嬉しい。
ミートソースがけオムライスの作り方
作り置きのミートソースがある場合は、当日に作るのはバターライスと薄焼き卵だけだ。そのため、忙しい時には最適の料理だ。もし作り置きのミートソースがない場合は作る、または市販のミートソースを活用しよう。ちなみに、ミートソースを作るときは合いびき肉を使うのがおすすめだ。バターライスを卵で包み、皿に盛り付けたらミートソースをたっぷりとかけたら完成だ。
結論
ひき肉をオムライスに使うことで和風アレンジや中華風アレンジをすることができる。チキンライスをそぼろごはんにしたり、そぼろあんかけをかけたりすることで見た目も味わいもいままでのイメージとまったく異なるオムライスを作れる。ひき肉を使ってオムライスの新しい魅力を発掘してみよう。
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