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イクラ丼の献立を検証!和風一貫でバランスよく美味しく頂こう!

イクラ丼の献立を検証!和風一貫でバランスよく美味しく頂こう!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 藤江美輪子(ふじえみわこ)

鉛筆アイコン 2020年11月 5日

イクラ丼はその一品だけでかなり豪奢なメニューであるが、それだけに献立には頭を悩ませるかもしれない。ごはんとイクラという強力な組み合わせを引き立てる献立でバランスよく食べたい。本記事では、イクラ丼に合わせる献立のアイデアについて紹介する。

  

1. イクラ丼に合わせるおすすめ献立:煮物

老若男女に大人気のイクラ。酢飯にのせるだけで立派にごちそうとなるイクラ丼は、家族で美味しく食べることができるメニューである。イクラは決してしつこい味わいではないが、動物性の食材であるだけにおかずには野菜をたっぷりと摂取したいところである。そのアイデアの一端をみていこう。

煮物で野菜を補う

イクラをメインにした場合には、たっぷりの野菜を摂取したい。旬を意識するのならば、春はたけのこ、夏ならば緑が美しいオクラなどを活用してみよう。秋や冬はかぼちゃやブロッコリーなど緑黄色野菜が美味しくなる。
冷蔵庫にある常備野菜を使った煮物もメニューに加えても、彩りからして美しくなる。たとえば小松菜やナス、はすやエリンギなどあっさりとした煮物でイクラ丼を引き立てたいものだ。イクラがまったりとした味わいであるから、野菜はあっさりと煮込んで素材の美味しさを引き立たせると献立にもメリハリがつく。野菜ではないものの、植物性の食材にはこんにゃくもある。食物繊維が豊富なこんにゃくも、煮物の具材として加えてみよう。(※1)

2. イクラ丼に合わせるおすすめ献立:和え物

次はイクラ丼とよく合う和え物にはどんなものがあるだろうか。イクラは魚卵である。それを丼に豪快に盛って食べるイクラ丼がメインの場合は、和え物も野菜にこだわってみたい。

野菜で作る和え物

野菜で和え物を作る場合は、食物繊維が豊富なブロッコリーをおかか醤油で和えたり、オーソドックスにほうれん草の胡麻和えもイクラ丼に合う。いずれも、骨や歯に有効なビタミンKを有している野菜(※2)である。また、冷蔵庫にあるありふれた野菜でもイクラ丼に合う和え物をシンプルに作る方法はたくさんある。たとえば植物性たんぱく質が豊富なもやし、カロテンが豊富なニンジン、胃に優しいといわれるキャベツ(※3)を使って、塩麴やごまを使った和え物にすれば、イクラ丼をお腹いっぱい食べても野菜が食べやすくなる。

山の恵みきのこを利用した和え物

イクラは海の幸であるから、山の恵みであるきのこを使用した和え物もバランスがよいかもしれない。えのきやしめじなど子どもも食べやすいきのこを使用し、酢でさっぱりとマリネ風の和え物にすれば、まったりとしたイクラ丼ともマッチする食味となるだろう。また、もやしなどの野菜と組み合わせて、ナムルのようにしても趣が変わる。

3. イクラ丼に合わせるおすすめ献立:汁もの

丼物を食べるときには、温かい汁物は必須の組み合わせである。とくに、かさ高になりがちな野菜も汁物にすれば食べやすくなるというメリットもある。いくら丼にはどんな汁物が合うだろうか。

鉄板の味噌汁

イクラ丼にはメジャーな味噌汁が一番合うのではないだろうか。とくに、贅沢なイクラ丼を作った日には、味噌汁も出汁から丁寧にとって美味しく作るのも素敵である。イクラ丼からたんぱく質は摂取できるので、みそ汁の具としては豆腐や肉類は避けたほうがよいかもしれない。キャベツ、ゴボウ、玉ねぎ、きのこ、大根などの定番の具材のほかに、季節感を繁栄させてアスパラやオクラ、かぼちゃや水菜などを使用してみよう。いつもとは違う味噌汁を楽しむためにパプリカやズッキーニなどの洋風の野菜を入れても、彩りがキレイになり女性や子どもたちを喜ばせることができる。

結論

イクラ丼は主役としては華やかな存在であるため、献立は地味になりがちである。しかし、冷蔵庫にある野菜を使用して煮物や和え物を工夫して作れば、かなり豪華な献立になる。とくに食物繊維やビタミンなどに考慮しつつ、野菜を多用したおかずをいくつか作ればバランス的にも理に適った献立となる。季節の野菜も取り入れて、イクラ丼を引き立てるおかずを作ってみてほしい。
(参考文献)
※1出典:一般財団法人 日本こんにゃく協会「健康な体作り」
http://www.konnyaku.or.jp/kenkou/index.html
(農水省のサイトからのリンクになります)
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/konnyaku.html
※2出典:日本薬学会環境衛生部会「ビタミンKと骨」
http://bukai.pharm.or.jp/bukai_kanei/topics/topics12.html
※3出典:独立行政法人農畜産業振興機構「今月の野菜キャベツ」
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/yasai/0906/yasai1.html
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  • 更新日:

    2020年11月 5日

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