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ゆで卵の茹で時間を仕上がりの硬さ別に紹介!わかりやすい一覧も!

ゆで卵の茹で時間を仕上がりの硬さ別に紹介!わかりやすい一覧も!

投稿者:オリーブオイルをひとまわし編集部

監修者:管理栄養士 黒沼祐美(くろぬまゆみ)

鉛筆アイコン 2020年11月 6日

そのまま食べても美味しく、手軽に作ることができて、料理にも使いやすい万能なゆで卵。卵を茹でるだけの簡単な調理方法だが、好みの硬さにするのに苦戦してはいないだろうか。ゆで卵の仕上がりの硬さ別に茹で時間を詳しく紹介していくので、ぜひ参考にしてみてほしい。

  

1. ゆで卵の茹で時間:水からスタート

ゆで卵を作るとき、水の状態で卵を入れて加熱をスタートする人が多いだろう。水からスタートすれば、温度差が少ないため、ひび割れ防止や、茹で時間の短縮になる。まずは、水からスタートするときのコツや茹で時間を紹介しよう。

ゆで卵を作るときの下準備

卵は常温に戻して使用する。冷蔵庫に保存しておいた卵は、水を張ったボウルに10分ほど浸けておくとよい。卵を常温に戻したら、茹であがったときに、殻に白身がくっついてむきにくくなるのを防ぐために、100均にも売っている卵の穴あけ器や、安全ピンなどで卵のお尻の部分に穴を開けておこう。卵のお尻の部分とは、丸みのあるほうだ。頭のほうは少しシャープに尖っているので、横から見てみるとよくわかるだろう。

基本的な茹で方と茹で時間

鍋に、卵にかぶるほどの水と卵、白身のはみ出し防止のために大さじ1程度の酢を入れ、強火にかける。沸騰後にふたをするなら、卵が半分まで浸かるほどの水の量でも構わない。沸騰するまで卵を箸で転がしておくと黄身が中心にくる。沸騰したら中火にし、茹で時間を計っていく。沸騰後約5分茹でると、黄身がとろとろで、白身も柔らかめの超半熟卵のゆで卵に仕上がる。約7〜8分で、黄身の真ん中はとろとろで、白身は安定した半熟のゆで卵に。約9分で固ゆで卵に仕上がる。茹であがった卵は氷水に取り、急速に冷ます。余熱で火が通りすぎるのを防ぎ、殻もむきやすくなる。

IHヒーターの火加減は?

細かく火加減の調節ができるIHヒーターでゆで卵を作るとき、火加減の調節が難しく、茹で時間を参考にしても好みの硬さに仕上がらなかったということはないだろうか。10段階の調節ができるものであれば、沸騰までは6~8程度の強火、沸騰後は4~5程度の中火に設定するといいだろう。

2. ゆで卵の茹で時間:沸騰してからスタート

ゆで卵は水からスタートする人が多いだろう。しかし、卵と水の温度ともに毎回一定であるほうが、同じ茹で時間でも失敗せずに好みの硬さに仕上げやすいのだ。水からスタートする場合、沸騰後から茹で時間を計るが、計りはじめるタイミングによって、仕上がりの硬さが変わってしまうことがある。沸騰した状態からスタートすれば、毎回スタートの温度は変わらず、茹で時間も卵を入れてすぐに計りはじめることができる。

沸騰した湯に卵を入れる方法

卵は冷蔵庫から出したてのものを使用する。こちらも卵のお尻の部分に穴を開け、水には酢を入れておくといいだろう。沸騰した湯に卵を入れるときは、卵をひとつずつスプーンやおたまにのせてそっと入れる。急激に加熱されて卵がひび割れるのを防ぐことができる。

茹で時間

茹で時間は、沸騰した湯に卵を入れてすぐに計りはじめる。6分ほどで黄身がとろとろで、白身も柔らかめの超半熟卵のゆで卵に仕上がる。7~8分茹でると、黄身の真ん中はとろとろで、白身は安定した半熟のゆで卵に。9~10分で黄身だけが少し柔らかい状態になる。11~12分で固ゆで卵に仕上がる。沸騰した湯に卵を入れるので、箸で転がさなくても卵が浮いて黄身が片寄ることも少ない。こちらも余熱で火が通りすぎないように、茹であがったらすぐに氷水に取る。

3. ゆで卵の茹で時間一覧

ゆで卵の茹で時間をまとめた早見表がTwitterで話題となったのはご存知だろうか。茹で時間ごとのゆで卵の断面の写真とともに紹介されており、ひと目で好みの硬さの茹で時間を知ることができる。ぜひ一度参考にしてみるといいだろう。今回紹介したゆで卵の茹で時間も一覧にして一気に紹介しよう。

常温に戻した卵を水から茹でる

沸騰してから約5分・・・黄身はとろとろで、白身も柔らかめの超半熟のゆで卵。
沸騰してから約7~8分・・・黄身の真ん中はとろとろで、白身は安定した半熟のゆで卵。
沸騰してから約9分・・・黄身も白身もしっかり火の通った固ゆで卵。

冷蔵庫から出したての卵を熱湯から茹でる

約6分・・・黄身はとろとろで、白身も柔らかめの超半熟のゆで卵。
約7~8分・・・黄身の真ん中はとろとろで、白身は安定した半熟のゆで卵。
約9~10分・・・黄身が少し柔らかめのゆで卵。
約11~12分・・・黄身も白身もしっかり火の通った固ゆで卵。

4. ゆで卵の茹で時間が足りないときは

茹であがったゆで卵の茹で時間が足らずに、柔らかく仕上がってしまったことはないだろうか。茹で時間が足りないときに、簡単に好みの硬さに作り直す方法を紹介しよう。

ラップに包んで再び茹でる

殻をむいたら、白身も形を保てないほど柔らかかった場合はラップに包んで再び茹でるといい。卵が入るほどの小さめの器にラップを敷き、殻をむいた卵を入れる。卵を包み、空気が入らないように口をきつく縛る。卵が9割ほど浸かるくらいの沸騰した湯に入れて茹でる。茹で時間2分ほどで白身は固まり、黄身は半熟状になる。4分ほど茹でれば、黄身も固まり、固ゆで卵になる。

電子レンジで加熱する

ある程度火は通っているが、少し柔らかいという場合は、電子レンジで加熱するのが手軽である。電子レンジで加熱する場合は、殻をむいたゆで卵を半分に切るか、箸などで穴を開ける必要がある。穴を開けるときはしっかりと貫通させておこう。このように熱の逃げ場を作ることで爆発を防ぐことができる。10秒ほどずつ様子を見ながら、好みの硬さになるまで加熱するといいだろう。

結論

コツを掴んで、茹で時間さえしっかりと計っておけば、いつでも失敗なしで好みのゆで卵を作ることができる。さまざまな硬さのゆで卵を自在に作れるようになれば、料理に合わせてゆで卵を使い分けることもできるだろう。紹介した茹で方を参考に、ぜひ試してみてほしい。
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  • 更新日:

    2020年11月 6日

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