1. ゆで卵を水から茹でよう
ゆで卵はシンプルな料理だが、人によっていろいろな作り方があり、どれが正解かは一概にいえない。今回は水から茹でた美味しい固ゆで卵を紹介していく。
茹でる前にまず下準備として大切なポイントが3つある。
1.冷蔵庫で冷えたままの卵ではなく、常温に戻す
冷えた卵だと温度差で殻が割れて中身が出てきてしまうことがあるが、常温に戻すことでひび割れ防止につながる。常温に戻す時間がない人は少しの間だけでも水に浸けて卵の温度をあげよう。
2.卵を茹でるときは水から茹でる
お湯よりも水のほうが卵との温度差を少なくできるので、ひび割れの心配がなく、少しだけ茹で時間を短縮できる。また、茹でるときに塩ひとつまみまたは酢少々入れるとひび割れ防止につながる。
3.ゆで卵に卵の鮮度さを求めない
卵は新鮮なうちがよいに決まっていると思いがちだが、ゆで卵に限ってはそうではない。生みたてよりも最低3日以降のものを選ぼう。新鮮な卵ほどニワトリの体内で作られた二酸化炭素が含まれており、食べるときの舌触りがパサつくといわれている。さらには殻がむきにくくなってしまうのだ。
2. ゆで卵を放置するだけ!固ゆでのベストの時間は何分?
ゆで卵が沸騰するのを待っている間、黄身が真ん中にくるように菜箸などで卵を転がしておくのもよい。沸騰したら火加減を弱くして、弱~中火にする。あとは、固ゆでの場合、12分程度放置するだけで完成だ。ゆで卵を固ゆですると、たまに黄身のまわりが黒っぽくなることはないだろうか。卵が傷んでいたのだろうかと少し心配になるが食べても問題はない。長時間茹でることで発生する硫化第一鉄が黒く変色させる原因だからだ。もちろん食べても害はない。固ゆでを作るとき、黒く変色させたくない人は、茹で時間を沸騰してから10分程度にするのがベストだ。
3. おでんに欠かせない存在のゆで卵
おでんの人気具材といえば、大根、厚揚げ、こんにゃく、そしてゆで卵!ゆで卵は必ずといってよいほどおでんに入っている具材ではないだろうか。おでんの美味しい出汁がゆで卵にしみわたっていて本当に絶品だ。
殻むきに失敗した表面がぼこぼこしたゆで卵にあたると残念な気持ちになる。きれいにつるんとしたゆで卵を食べたければ、むきやすくしてあげるコツが必要だ。方法は、茹でる前に卵のお尻に画びょうで穴をあけるだけと非常に簡単。100均一にも卵用の穴あけ器が売っているので便利だ。
ところで、おでんの卵の仕込み方はご存知だろうか。ゆで卵をそのままおでんに投入したくなるが、あまりおすすめできない。なぜなら、おでんに卵の臭みがうつってしまうからだ。茹でた卵の殻をむいたあとに水に浸けるひと手間が重要である。
おでんは子どもも喜んで食べてくれる。日持ちもするので休日に作ると家族の笑顔が見られるだろう。
殻むきに失敗した表面がぼこぼこしたゆで卵にあたると残念な気持ちになる。きれいにつるんとしたゆで卵を食べたければ、むきやすくしてあげるコツが必要だ。方法は、茹でる前に卵のお尻に画びょうで穴をあけるだけと非常に簡単。100均一にも卵用の穴あけ器が売っているので便利だ。
ところで、おでんの卵の仕込み方はご存知だろうか。ゆで卵をそのままおでんに投入したくなるが、あまりおすすめできない。なぜなら、おでんに卵の臭みがうつってしまうからだ。茹でた卵の殻をむいたあとに水に浸けるひと手間が重要である。
おでんは子どもも喜んで食べてくれる。日持ちもするので休日に作ると家族の笑顔が見られるだろう。
結論
ゆで卵は簡単なイメージがあるが、人によってさまざまな作り方があり、できあがり具合も違う。料理は科学という人もいるが、ゆで卵はまさに実験をしている感覚に近いかもしれない。失敗と成功の繰り返しだ。半熟卵は失敗しないために時間を気にする必要があるが、固ゆでの場合は放置していれば比較的簡単にできあがる手軽さが魅力である。いつもは半熟派の方もぜひ固ゆでにして食べてみてほしい。
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