1. かぼちゃスープをミキサーなしで作る!簡単ポタージュの作り方
ミキサーを使うことで滑らかな食感のかぼちゃスープを作ることができる。そのため、かぼちゃスープはミキサーを持っていないと作れないと思いがちだが、実はミキサーなしでも滑らかなスープを作ることができる。ここではミキサーなしで作る方法を紹介する。
かぼちゃを柔らかく茹でるのがポイント
ミキサーがなくても、かぼちゃをマッシャーなどで潰して牛乳でのばせばポタージュ状になる。マッシャーのほうが効率よく潰すことができるが、ない場合は麺棒やフォークで代用できる。当然ながら硬いかぼちゃを潰すのは力が必要となり大変な作業になる。簡単かつしっかりと潰せるように、かぼちゃはあらかじめ茹でておこう。ちなみに、一口大くらいの大きさに切ってから茹でると短時間で柔らかくなる。
ミキサーなし!かぼちゃスープの作り方
しっかりと潰したかぼちゃはペースト状になる。ペースト状のかぼちゃを鍋に入れたら牛乳を少しずつ加える。好みのトロトロ加減になったら塩で味を調えて完成だ。本格的な味わいに仕上げたい場合は炒めたバターやコンソメを加えよう。バターのコクとコンソメの塩味が加わることで味に深みが出る。
2. かぼちゃスープをミキサーなしで作る!生クリームで濃厚に仕上げる
潰したかぼちゃを牛乳でのばしただけのかぼちゃスープは素朴な甘みを楽しめる。しかし、かぼちゃによっては甘みが少なくもの足りなく感じることもあるだろう。かぼちゃスープを濃厚な味わいにしたい場合は、生クリームを使うのがおすすめだ。生クリームに含まれる乳脂肪分が加わることでコクのあるかぼちゃスープになる。生クリームを入れたかぼちゃスープもミキサーなしで作ることができる。
生クリームを入れるタイミングが重要
ミキサーなしで作るかぼちゃスープと基本の作り方は同じだ。ここで勘違いしがちなのだが、牛乳の代わりに生クリームを使ってはいけない。生クリームを入れる場合でもペースト状のかぼちゃをのばすための牛乳は必ず用意しておこう。生クリームを最初から入れて温めてしまうと分離してしまうおそれがあるからだ。かぼちゃを牛乳でのばしてから生クリームを入れるようにしよう。生クリームを入れてひと煮立ちしたら火を止めて塩、こしょうで味を調える。
3. かぼちゃスープをミキサーなしで作る!豆乳を使ってあっさり仕立てに
牛乳や生クリームを入れるとかぼちゃスープにコクが出るが、乳製品が苦手だったりカロリーが気になったりする人もいるだろう。しかし、ミキサーなしでかぼちゃスープを作る場合はペーストにしたかぼちゃを水分でのばす必要がある。お湯でのばすという方法もあるがスープとしてはもの足りない味になってしまう。牛乳や生クリームの代用として考えるなら豆乳がおすすめだ。あっさりした味わいになり、ヘルシーに仕上がる。
豆乳は弱火で温める
豆乳入りかぼちゃスープをミキサーなしで作る場合、かぼちゃをペースト状にするところまでは変わらない。ペースト状のかぼちゃを鍋に入れたら豆乳を入れのばす。その際、火にかけるのだが強火で豆乳が沸騰するほど加熱してしまうとスープの表面に膜ができてしまう。豆乳が加熱により一部固まってしまうからだ。膜ができてしまうとせっかくの滑らかなスープの食感が変わってしまうため、弱火で少しずつ温めるようにしよう。最後に塩などで味を調えれば完成だ。
4. かぼちゃスープをミキサーなしで作る!コンソメなしでも旨味たっぷり
ミキサーなしでかぼちゃスープを作るときにコンソメは味付けの要になることが多い。少しもの足りないと感じたときにコンソメを入れれば味がしまる。しかし、コンソメは使う頻度が多くかぼちゃスープを作るときに切らしているということもあるだろう。スーパーでコンソメを買ってくるという方法もあるが、ここではコンソメの代わりに玉ねぎを使う方法を紹介する。
玉ねぎで旨みと甘みをアップ!
洋食ではじっくりと炒めた飴色の玉ねぎが頻繁に使われる。玉ねぎは火を通すことで甘みが出てくるからだ。また、飴色になるほどじっくりと炒めることで旨みも増す。コンソメを入れた場合は塩気と旨みが加わるのだが、代わりに玉ねぎを使った場合は甘みと旨みが増すためコンソメで作ったときとはまた違った味わいを楽しめる。
玉ねぎ入りかぼちゃスープの作り方
ミキサーなしで作る場合、玉ねぎの切り方も注意が必要だ。かぼちゃを潰して滑らかにしたにもかかわらず玉ねぎがそのまま入っていると台無しだ。玉ねぎはかぼちゃのように潰すことができないため、最初にすりおろしておこう。すりおろした玉ねぎはフライパンで炒める。ペーストにしたかぼちゃと混ぜ合わせて牛乳でのばし、塩とこしょうで味を調えれば玉ねぎ入りかぼちゃスープの完成だ。
結論
柔らかく茹でたかぼちゃをフォークやマッシャーで潰し、牛乳でのばせばミキサーなしでも滑らかなかぼちゃスープを作ることができる。基本の作り方は同じでも生クリームを加えたり、牛乳の代わりに豆乳を使えば違った味わいを楽しめる。また、じっくりと炒めた玉ねぎを入れればかぼちゃだけのスープよりも甘みと旨味が増し、味わい深いスープになる。
この記事もCheck!