目次
1. 白ナスの食べ方って?普通のナスとどう違う?

まずは、白ナスが一般的なナスとどう違うのかを見ていこう。
果肉が柔らかい!
生のナスは果肉が固いイメージがあるが、白ナスの果肉は柔らかい。理由のひとつとして、白ナスは果肉に小さい穴が多数空いており、密度が一般的なナスに比べて低い。一方で、皮は固めだ。トータルで見ると、食感は柔らかく、かつ比較的しっかりしているといえる。
アクが少ない
白ナスは、アクが少ないのも特徴だ。一般的なナスを使う場合は、加熱時はしっかり時間をかけ加熱するなどして、アクを取る工程が必要なことが多い。一方白ナスの場合はあまりアクに対し神経質になる必要はない。そのため、たとえば加熱時間を比較的自由に加減できるというメリットが有る。
加熱調理に向く
白ナスの果肉の柔らかさは、加熱時にとくに顕著になる。柔らかくトロッとした食感になり、食べやすいのが嬉しい。一方で、歯ごたえがほしい漬物などには向かないかもしれない。したがって、白ナスは基本的に加熱調理して食べるのがよいといえる。
2. 白ナスのトロットロな食べ方!まずは焼きナスで味わって

白ナスを味わうなら、まずはシンプルに焼きナスを試してみよう。
食感をシンプルに楽しめる!
白ナスの柔らかい触感は、焼くとより一層強くなる。トロトロで、焼きたての熱さと相性バツグンなのだ。しかも、単にフライパンや網で焼くだけと簡単なのもよい。調理法に迷ったらとりあえず焼く、でもまったく問題なく楽しめるだろう。
味付けは自由に
焼いた白ナスには、さまざまな味付けが合う。定番のしょうゆやポン酢はもちろん、しょうがダレやネギなどの薬味をのせても美味しい。香味野菜をしっかり使えば栄養を多少は補えるので、いろいろトッピングするのもおすすめだ。白ナス自体のシンプルな味を楽しみつつ、さまざまな味付けとの組み合わせも楽しもう。
3. 見た目も美味しい食べ方!白ナスの揚げびたし

白ナスを使ったもうひとつのおすすめ料理は、揚げびたしだ。揚げ油を扱うため多少手間がかかるが、それに見合うだけの美味しさはある。
食感が絶妙!
白ナスを焼く場合と同様、揚げても果肉はトロトロになる。形が崩れやすそうにも思えるが、白ナスは皮が固めだ。そのため、揚げても皮の食感がしっかり残り、身崩れもほとんどせずに済むのだ。絶妙な食感は、ぜひ一度は味わいたい。また、白ナスにはつゆの味がしっかりしみ込む。そのうえ、白ナスの色は揚げても変わりにくく、キレイな緑を保てる。したがって、白ナスは揚げびたしにも向いているといえる。
ぜひほかの野菜も一緒に
白ナスだけでも美味しく、また見た目もきれいだが、せっかくならほかの野菜も同時に使いたい。にんじんやオクラなどの緑黄色野菜を使えば、栄養をしっかり補えるうえ、見た目もより美しくなる。また、つゆに刻んだ香味野菜を加えるなどしてもよいだろう。
4. 洋風な食べ方もOK!白ナス味噌チーズ焼き

白ナスは和風料理に合う、というイメージがあるかもしれない。しかし、実は洋風の味付けとも相性がよいのだ。
味噌チーズがおすすめ
白ナスと味噌は相性がよい。それに加え、ナスはイタリア料理に使われるだけあり、チーズも合う。そこで、味噌とチーズの両方を白なすの味付けに使うとバツグンに美味しいのだ。シンプルに味噌を塗って、スライスチーズをのせて焼くだけでも香ばしく、焼きナスを一風変わった味で楽しめる。
さらに洋風料理に使うのもOK
白ナスと味噌チーズの組み合わせを、洋風料理に組み込んでもよい。たとえばグラタンに白なすをたっぷり入れ、味噌で味付けしてみよう。白ナスの食感と、和洋折衷ともいえる味を楽しめる。ほかにも、パスタなどと組み合わせても美味しいはずだ。
味噌チーズの例のように、白ナスを洋風の食べ方でも楽しんでみよう。
結論
白ナスは、一般的なナスと比べて柔らかい果肉をもつ。加熱した際のトロトロの食感が大きな魅力なので、ぜひ焼きナスや揚げびたしなどで楽しんでいただきたい。また、美味しい味付けや食べ方は和風に限らない。いろいろな組み合わせを試し、白ナスのより好きな食べ方を見つけていただければ幸いだ。
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