1. 30秒で完成!?とろろ昆布の即席お吸い物

まずは、とろろ昆布を使ったシンプルなお吸い物の作り方を見ていこう。
あっという間にできる!
とろろ昆布はそのままでも食べられるので、お湯を注いだらすぐに食べられる。むしろ長く置くと食感が悪くなる場合もあるので、さっと作って早めに食べるように心がけたい。
とろろ昆布と出汁だけでOK!
とろろ昆布から旨みが出るので、お湯を注ぐだけでもある程度の味が出る。そこに、ほかの出汁を適度に加えて旨みを増やせば、十分に美味しく仕上がる。よく使われるのはかつお節だ。とろろ昆布と一緒にお椀に入れ、お湯を注げば、美味しいお吸い物の完成だ。ほかに昆布やいりこを使うこともできるが、これらは出汁を取るのに時間がかかる。その場でさっと作りたいなら、かつお節がおすすめだ。
2. とろろ昆布のお吸い物に合う具材は?

とろろ昆布だけでもお吸い物の具材として成立はするものの、見た目を考えると色が足りないと感じるかもしれない。そこで、具材を足すことも検討しよう。相性のよい具材をいくつか見ていこう。
すぐ食べられるものがおすすめ
とろろ昆布はお湯を注げばすぐに食べられる。しかし、仮にほかの具材を煮込む必要があると、とろろ昆布に必要以上に火を通してしまうことになる。また、面倒だと感じることも多いだろう。そこで、短い加熱ですぐ食べられる具材を選び、さっと仕上げられるのが望ましい。
香味野菜
刻みネギや三つ葉などの香味野菜は、すぐに火が通る。そのうえ、お吸い物に香りをしっかりと追加できるのも嬉しい。見た目も緑色が追加されるためキレイだ。まずは香味野菜を使うことを検討するのがおすすめだ。
豆腐や麩、かまぼこ
お吸い物にちょっとしたたんぱく質を足すのもよい。とくに、麩や薄く切ったかまぼこは、お吸い物の定番の具材ともいえる。麩の食感はとろろ昆布と相性がよい。また、かまぼこから出るほのかな塩気を一緒に味わうのもよいだろう。豆腐の場合は加熱の具合が難しいかもしれない。たとえば、温める程度に軽く加熱して食べるのがよいだろう。
梅干し
梅干しととろろ昆布の相性もよい。梅干しは塩気が強いものの、お吸い物に入れると不思議と味が調う。さっぱりした味が好みの人は、試しに梅干しを入れてみてはどうだろうか。
卵
卵もとろろ昆布のお吸い物に合う。たんぱく質をはじめとした栄養を補えるほか、見た目も美しくなるだろう。使い方が難しいかもしれないが、たとえば錦糸卵を作って加えるとキレイだ。ほかにも、かきたま汁風に仕立てるのもひとつの手だ。
3. とろろ昆布のお吸い物にちょい足しする調味料は?

とろろ昆布のお吸い物は、とろろ昆布と出汁だけでも十分に美味しい。ただ、好みによっては味を足したくなるかもしれない。そこで、相性のよい調味料をいくつか見ていこう。
少しだけ追加しよう
調味料を追加するにしても、ほんの少しに留めたい。お吸い物はほんのり感じられる旨みがキモなので、調味料を入れ過ぎると味のバランスを壊してしまう。
醤油
お吸い物に足す調味料の定番といえば、醤油だ。とろろ昆布を使う場合も例外ではなく、出汁の旨みと醤油の香りが相性バツグンだ。
めんつゆ
めんつゆも、手間なく味を付けられる。出汁の味もしっかりあるのでちょうどよい。ただ、とくに濃縮タイプの場合は、入れ過ぎに要注意だ。入れるべき量を見極めたい。
出汁
市販の白出汁などを加えるのもよい。さまざまな出汁からどれを選ぶかで、とろろ昆布やかつお節との組み合わせを楽しめるはずだ。ただしめんつゆと同様、入れ過ぎないよう注意したい。
ちょい足しという原則を守れば、好みの調味料で味を追加できる。家庭にあるものから、気軽に加えてみよう。
結論
とろろ昆布とかつお節にお湯を注ぐだけで、美味しいお吸い物を作れる。手軽に作れるため、汁物を突然食べたくなった場合にはぴったりだ。具材も、火をあまり通さなくてよいものを選べば、簡単に見た目の彩りを増やせる。具材や調味料を使ったとしても、手軽に作れることは変わらない。ぜひどんどん試していただきたい。
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