1. 肉だんごの基本の作り方!揚げるとジューシーに

肉だんごは冷凍で売られていることもあり、どうやって作るのか知らないという人もいるだろう。まずは基本的な作り方を紹介する。
肉だんごの材料
肉だんごのメイン材料はひき肉だ。ひき肉には牛、豚、鶏、合いびきの4種類があるが、肉だんごといえば豚ひき肉を使うのが一般的だ。合いびき肉を使って作ることもある。ひき肉を練ると粘りが出て団子状にすることができるのだが、肉だけでは硬くて臭みのある肉だんごになってしまう。そのため、片栗粉や卵といったつなぎ、生姜や酒、ごま油といったにおいを消すための食材も必要になる。また、食感にアクセントを加えるために玉ねぎや長ねぎを入れることもある。
肉だんごの作り方
玉ねぎや長ねぎを入れる場合はみじん切りにしておこう。玉ねぎのみじん切りが大変であればおろしても構わない。ボウルにすべての材料を入れたら粘りが出るまでよく混ぜる。混ぜる際は手で混ぜたほうが均一に混ざりやすく粘りが出てきたかどうかも判断しやすい。鍋またはフライパンに油を注ぎ、揚げる準備をする。肉だんごは170℃くらいで揚げるとカリッとジューシーに仕上がる。油の準備ができたら団子の形になるように丸めながら油の中に入れていく。大きすぎると中まで火が通らないため、一口大くらいの大きさにしよう。ちなみに、肉だんごが柔らかすぎて手で丸められない場合はスプーンですくい、油に落とすようにしよう。表面がきつね色になったら完成だ。
2. ヘルシーに仕上がる!揚げない肉だんごの作り方

揚げることで肉だんごはカリッと仕上がるのだが、油は準備も後処理も面倒だ。もっと手軽に肉だんごを作りたいという人には揚げずに作る肉だんごがおすすめだ。
揚げないなら茹でるべし!
肉だんごはその名の通り団子状に丸めるため、調理法によっては中心まで火が通らなかったり、中心まで火を通す間に表面が焦げてしまったりということが起きる。揚げ調理よりも簡単で短時間でできる肉だんごの作り方としておすすめなのは茹で調理だ。イメージとしては油の代わりに水を使うという感じだ。作り方は少し異なるものの、基本の肉だんごを同じ材料で作ることができるという点も嬉しい。気になる作り方だがボウルに材料を入れて粘りが出るまで練り、一口大くらいの大きさに丸めるところまでは一緒だ。鍋に熱湯を沸かしておき、そこに丸めた肉だんごを入れる。茹でる場合は表面の色が分かりにくいため、5分を目安に一度熱湯から取り出そう。もし中が生っぽかったら長めに茹でるようにしよう。
茹でるとカロリーダウンできる
油を使わないため、カロリーを減らすことができヘルシーに仕上げることができる。ジューシーさは減ってしまうが、あっさりとした味わいを楽しむことができる。カロリーが気になるときにもおすすめだ。
3. スープが美味しい!鍋用肉だんごの作り方

肉だんごは甘酢あんをかけて食べることも多いが、寒い冬の時期には鍋の具材として使うことも多いだろう。鍋用の肉だんごはほかの料理に使う肉だんごとは少し異なるため、作り方を確認しておこう。
鍋用肉だんごは材料が違う!
鍋用の肉だんごには、鶏ひき肉を使うことが圧倒的に多い。鶏ひき肉はクセがなく、あっさりとした味わいであるため鍋の出汁と相性バツグンだ。また、ひき肉以外の材料も異なる。卵や片栗粉といったつなぎは使わず、臭みを消すためのしょうが汁を入れるだけなのだ。つなぎの代わりに肉だんごを柔らかくするためのマヨネーズや水切りした豆腐を入れることもある。
鍋用肉だんごの作り方
使用する材料が少ないため作り方も非常にシンプルだ。ボウルにひき肉としょうが汁を入れたら粘りが出るまでしっかりと練る。等分して団子状に丸めたら鍋用肉だんごの完成だ。ちなみに、鍋用肉だんごは鍋の出汁に直接入れて加熱する。鍋に入れる野菜よりも火が通るのに時間がかかるため、鍋に出汁を入れて煮立ったら一番最初に肉だんごを入れるようにしよう。
鍋用肉だんごはスープにもおすすめ
柔らかくあっさりとした味わいの鍋用肉だんごはスープでも大活躍だ。とくに鶏ひき肉は味噌などの和風食材と相性がよいため、味噌汁に入れるのもおすすめだ。作りすぎてしまったときはスープや味噌汁に入れて堪能しよう。
結論
肉だんごにはひき肉のほかに卵や片栗粉、生姜、酒、長ねぎなどいろいろな材料が入る。そのため下準備は少し大変だが、作り方はシンプルですべての材料を混ぜ合わせて練るだけだ。基本の肉だんごは揚げて作るが、簡単に作りたいなら茹でるのがおすすめだ。茹でることであっさりとした味わいになりヘルシーに仕上げることができる。
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