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ランサとはどんな食べ物?日本では食べられない貴重な果物

ランサとはどんな食べ物?日本では食べられない貴重な果物

投稿者:ライター 中島公美(なかしまくみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年11月26日

日本ではあまり出まわっていない南国フルーツの「ランサ」。熱帯地域で栽培されているフルーツで、マレーシアのほかにもフィリピンやインドネシア、タイなどで収穫することができる。今回はこのランサについて、特徴や現地でどのように食べられているかなどを紹介していく。

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1. ランサってどんな果物?

見た目は小さなジャガイモのような「ランサ」。マレー半島が原産地で、雨が多い時期に旬を迎え、5~10月頃に多く出回る果物だ。3cmほどの果実が1本の枝に複数実っており、ぶどうのような食感とグレープフルーツに似たさわやかな味わいが特徴である。
私たちになじみのあるフルーツでたとえるなら、ライチやマンゴスチンに近いだろう。さっぱりとした甘さと弾力のある食感がクセになり、食べ始めたら止まらなくなるほどの美味しさなのだとか。手で皮をサクサクとむいて、実をそのまま食べることもできるが、砂糖漬けにしたあとお菓子作りに利用されることもあるようだ。
また、ランサは収穫したあとの劣化が早いこともあり、現地で消費されることが多く、日本ではなかなか販売されていない貴重な果物なのである。東南アジア諸国に旅に出た際にはぜひランサをチェックしてみてほしい。

2. ランサとロンガンの違い

ランサと似ている食べ物に「ロンガン」というフルーツがある。見た目にはほとんど違いがなく、間違える人も多いのだ。ここではランサとロンガンの違いや見分け方を紹介する。ロンガンは竜眼ともいわれ、台湾の国民的フルーツの一種ともいえる食べ物だ。タイやベトナム、インドネシアに自生しており、日本では沖縄でも自生している。
ロンガンはランサと比べて甘さが強いのが特徴で、台湾では乾燥したものをスープなどに入れ、漢方薬として食べることが多い。そのほかジュースや缶詰などの材料としても利用されている。また、ランサは果皮が薄く皮の中には薄皮が付いている。ランサをむくときには手がべたつくのに比べ、ロンガンはさほどべたつくことはない。ランサは果肉の中に1~3個の種が入っているが、ロンガンには種がほとんど入っていないのも違いである。

3. ランサは現地でどう食べられているか?

日本ではなじみがなくイメージがわきにくいランサだが、原産国であるマレーシアやインドネシア、タイなどではどのように位置づけられているのだろうか。
現地在住が長かった知人によると、ランサはスーパーマーケットや市場などで常に売られているごく一般的な果物で、価格も手頃。家庭で育てているケースはほとんどなく、基本的に購入して食べるものだ。
食後のデザートという位置づけではなく、日本でいうところのこたつの上のミカンのように、いつでも食べられるように常備してある身近な存在の果物である。購入するとひと房の量が多いので、だいたいいつも食卓にあり、みんなでつまんで食べるのがお決まりのパターンだ。
美味しさのあまりずっと食べ続けていると、皮をむく指が果汁でどんどん黒くなるので注意が必要である。ランサはそのまま食べるケースが多いが、シロップ漬けにしてジュース代わりに飲んでも美味しい。皮がむかれ、セミドライの状態で売られていることもあるそうだ。

4. ランサを日本で手に入れるには?

「ランサを食べてみたい」という気持ちになってきた場合、日本でも購入できるのかが気になるところだろう。大手通販サイトでランサが販売されていた実績は確認できたが、通年いつでも購入できるとは限らない。
日本国内で出会えるのはかなりレアケースなのだ。苗から育てる場合も同様だ。通販サイトで検索すれば、販売されているショップにたどり着けるが、売り切れや入荷未定がほとんどである。主に熱帯地域で育つランサを日本で育てるのは至難の業となるだろう。

結論

マレーシアやインドネシアではメジャーな果物であるランサ。食べだしたらクセになるという味に、より一層魅力を感じるものだ。しかし日本ではなかなか入手しにくいフルーツのため、東南アジア諸国に旅した際はぜひ食してみてほしい。ランサと似たフルーツのロンガンは沖縄で手に入る食材なので、そちらを食べてみるのもおすすめだ。
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