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深海魚を食べる方法は?身近な魚や主な調理の仕方を紹介

深海魚を食べる方法は?身近な魚や主な調理の仕方を紹介

投稿者:ライター 岡畠紘美(おかはたひろみ)

監修者:管理栄養士 児玉智絢(こだまちひろ)

2020年12月 7日

深海魚は海の底でひっそりと暮らしていて、地上近くにはあまり出てこないため目にする機会はほとんどないイメージがある。しかし、意外にも深海魚は身近な魚で、日常的に食卓にあがることがあり食べる機会も多い。今回は、食べることの可能な深海魚を数種類ピックアップするので、家庭での魚料理の参考にしてみてほしい。

  
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1. 深海魚は食べることができるって知ってる?

普段家庭で調理して食べるアジやサバなどは、海面から比較的浅い部分を常に泳いでいるが、深海魚は海表面近くではなく200mほどの深さに生息している魚である。最深部が2500mにまでなる駿河湾は、深海魚が育ちやすい海だといわれており、低温でキレイな水質が保たれているのが特徴だ。亜寒帯系をはじめとした3種類の深層水が存在し、栄養が多く含まれた海水であるため、深海魚などの海洋生物が豊富である。
駿河湾に面する沼津では、いくつかの料理店で深海魚料理を食べることが可能だ。鮮度が高い深海魚を使った料理や加工品が、沼津の名物として観光客などにふるまわれている。また、沼津には深海魚にスポットを当てた水族館が存在し、世界で唯一とされる冷凍された深海魚の展示などが有名だ。
日本国内には深海魚の展示を行っている水族館がほかにもあり、大阪府や愛知県など地域はさまざまである。なかでも愛知県蒲郡市の水族館には、漁を行ったときに網などにかかって捕獲された深海魚を食べる、グルメハンターと呼ばれる飼育員が勤務しており注目を集めている。

2. 普通にみんなが食べる深海魚

深海魚は思いのほか身近に存在しており、普段から深海魚とは知らずに食べている魚介類も多い。

キンメダイ

金色をした大きな目と鮮やかな朱色の身体をもつキンメダイは深海魚だ。水深200m以上の深海では、赤い色が光の反射を受けにくく外敵から身を隠しやすいという説があり、深海魚は赤色系統の身体をした種類が多いのが特徴だ。キンメダイは1年中釣ることができ、煮つけやブイヤベースなどで食べることが可能だ。

アンコウ

アンコウはスピーディーに動くことができず、頭から伸びた触覚のようなものを疑似餌とし獲物を仕留める。深海魚の代表としても知られるアンコウは、20以上もの種類があり、ほとんどの部位を食べることができるのが特徴だ。食用にされるのはサイズが大きめのメスが多い。アンコウの肝や皮などは7つ道具とも呼ばれ、骨以外に捨てるところはないといわれるほど食べる部分が多い。代表的な料理はアンコウ鍋やどぶ汁である。

ノドグロ

高級魚のひとつとして有名なノドグロは、口の中が黒いのが特徴だ。東京近郊ではアカムツとも呼ばれ、料亭などでふるまわれている。深海魚の特徴である赤い身体とざらざらとしたうろこをもち、上品で淡白な白身が味わえる魚だ。旬は冬から春にかけてで、刺身や酒蒸しなど食べる方法はバリエーションに富んでいる。

3. 食べるなら釣りに行くべきな深海魚

深海魚には市場に出回らない種類も多くあり、自ら釣りに行ったり産地の近くに赴いたりしなければ食べることが難しい場合もある。流通は少ないが美味しく食べられる深海魚を紹介する。

アブラボウズ

身に脂が多いことが名前の由来で、深海魚としては比較的浅い水深に生息することもある。市場への入荷が少なく、あまりクセがない白身の魚でまったりとした味わいだが、身体全体に脂を多く含んでいるため、大量に食べるのは控えたほうがよいだろう。調理方法は、刺身や煮つけなどが主だ。

オオメハタ

銀色がかった灰色で尻びれが長いのが特徴のオオメハタ。漁獲量が少なく、主に新潟県などの生息域近辺でしか食べることができない。刺身のほか、塩焼きやフライでも食べることができ、さまざまな美味しい食べ方がある深海魚だ。また、丸干しやみりん干しといった加工品の原料としても重宝されている。

結論

深海魚は種類が豊富であり、調理の方法もさまざまだ。食卓にあがったり、料亭でふるまわれたりと、接する機会もいくつかあるため、どの魚が深海魚なのかを知っておくと面白いだろう。産地近辺以外では食べることが難しい深海魚も存在するため、深海魚の味に興味を持ったなら赴いてみるのがおすすめだ。
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  • 公開日:

    2020年11月29日

  • 更新日:

    2020年12月 7日

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