1. 知っているようで知らないピノについて
「日本国民に愛されるような、従来のアイスクリームとは、まったく違った新しいスタイルのアイスクリームを提供したい」そんな想いから、誕生したのがピノだった。ピノが発売されるまでは、日本には、アイスといえば、カップタイプか棒付きアイスくらいしかなかったようだ。
- チョコレートで完全にコーティングされた一口サイズのアイス。
- 独特の円錐台の形状。
- ピックで食べるスタイル。
上記のようなピノの特徴はすべて、従来のアイスクリームにはない、まったく新しいスタイルだった。ピノは、当時アイスの先進国だったアメリカを視察した際に、そこで見つけた小粒状のアイスにヒントを得て開発された。試行錯誤を繰り返して、1976年ついにピノが誕生した。
ちなみにピノの名前は、イタリア語で「松ぼっくり」を意味する言葉である「ピーニャ(pigna)」からきているようだ。そしてピノのブランドコンセプトは、一粒の幸せ。「口に入れた瞬間に、美味しさが口いっぱいに広がり、幸せな気持ちに満たされるように」そんな想いが、一粒に込められているようだ。
では、そんなピノの歴代フレーバーの中からいくつかピックアップして紹介しよう。
2. ピノの歴代フレーバー2004~2011年を振り返る
ピノ いちご
2004年に発売されたピノ史上初の期間限定フレーバ―になる。以後、毎年数多くの期間限定フレーバー品が登場することになる。同年キャラメルフレーバーも発売された。
ピノ カフェラテ
2005年に発売。ほんのりした苦みが大人向けのフレーバー。同じ年にマロンフレーバーも登場。
ピノ 抹茶
2006年に初登場したフレーバー。以後、抹茶ミルク、ダブル抹茶、熟成抹茶など抹茶をべースとした新フレーバーが続々と登場することになる。
ピノ ミルクティ
2007年に初登場。その後、時を経て、ロイヤルミルクティーなども登場する。
ピノ レアチーズ
2008年に登場して人気を博す。同じ年には、濃厚ビターチョコ、マンゴー、ラムレーズンなども登場。
ピノ 生キャラメル
2009年に登場。当時、生キャラメルブームでもあった。同じ年に、なめらかミルクチョコ、ショコラアーモンド、抹茶ミルク、いちごミルクなども登場。
ピノ ブルーベリー&チーズ味
2010年の新フレーバー。チーズ味のアイスをブルーベリー風味のチョコレートでコーティングしており、一部のコアなファンを獲得する。同じ年に登場したスイートポテト、マロングラッセも好評。
ピノ ダブルストロベリー
2011年の新フレーバー。アイスとチョコレートにダブルでストロベリーが使用されている。同じ年は、ダブル抹茶やダブルコーヒーも登場し、一種のダブルブームに。
3. ピノの歴代フレーバー2012~2018年を振り返る
ピノ 生チョコ仕立て(コンビニエンス限定)
2012年からは、コンビニ限定フレーバーが登場。生チョコがブームになった年でもある。同じ年には、塩ミルク、 ロイヤルミルクティー、ロイヤルカフェラテも登場。
ピノ ストロベリーチョコ&ミルクチョコ
2013年の新フレーバー。見た目がとってもキュート。その名の通り、ピンクのストロベリーチョコレートでコーティングされ、その中にミルクチョコレートのアイスがスタンバイしている。バレンタイン&ホワイトデーシーズンに合わせて登場した。同じ年には、ミルクキャラメル味、ダークショコラ、レアチーズ味&木苺チョコ、ティラミス味、ヘーゼルナッツなども登場し、新フレーバーが充実している年でもあった。
ピノ アーモンドチョコ&チョコ
2014年に登場。ベルギー産のチョコレート風味のアイスが、アーモンド風味のチョコレートでコーティングされている。ほのかなアーモンドの風味がよいアクセントに。同じ年には、香り広がる苺、香り広がる抹茶、味わいマロンなど従来のフレーバーの進化系が登場。
ピノ DARSミルクチョコ
2015年に登場した。人気のチョコレートDARSの味わいをピノで再現したコラボ商品。同じ年には、ブラック、ルージュベリー、薫るアロマコーヒー、ベルベットショコラが登場。
ピノ ソレイユパッション
大人の女性に向けた、ご褒美アイスとして2016年に登場。五感を刺激する、マンゴーとパッションフルーツの果肉・果汁入りの濃厚ジェラート仕上げ。黄色のパッケージがインパクト大。同じ年に、旨み抹茶、香ばしアーモンドキャラメル、アロマショコラなども登場。ちなみに2016年は、ピノ発売開始からちょうど40周年になる節目の年だった。
ピノ 魅惑の濃厚ジェラート グレープ&ベリー
2017年に登場。ぶどうとカシスの果汁がバランスよく配合され、ブルーベリーの果肉の食感が楽しめる。鮮やかな赤紫色の見た目も印象的。同じ年に、熟成抹茶、焦がしカラメルも登場。
ピノ 炭火焙煎コーヒー
2018年に登場し、好評を博す。炭火焙煎コーヒーの味わいをピノで見事に再現している。大人向きのフレーバー。同じ年に、トリュフショコラ、琥珀のカラメルフロマージュなども登場。
結論
ピノの歴代フレーバーを振り返るべく、これまでに登場した期間限定のピノのフレーバーをいくつか紹介した。なつかしいフレーバーは見つかっただろうか?これからもピノは、一粒の幸せを提供するために、続々と新しいフレーバーが登場することになるようだ。その年にしか味わえない期間限定のピノのフレーバーから、これからも目が離せない。
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