目次
1. 栄養がギュっと濃縮!夏野菜のトマト煮込み

まず、トマト煮込みの定番である夏野菜の煮込みについて見ていこう。
夏野菜には栄養たっぷり!
夏野菜にはズッキーニやピーマン、ナスなど、さまざまな種類がある。いずれも栄養たっぷりで、ぜひ食べたい野菜だ。トマト煮込みはこれら夏野菜をまとめて美味しく調理できるため、栄養を摂るのにもってこいだ。夏バテ防止にもなるため、積極的に作って食べたい。
簡単な作り方
トマト煮込みを作るには、トマトピューレを準備したい。トマト缶を使えば安価で簡単だ。
ナスや固いピーマン、玉ねぎなどは、先に炒めるとよい。先に刻んだにんにくや唐辛子をオリーブオイルと一緒に加熱し、香りの移った油で炒めると美味しくなる。炒めたらトマトピューレとほかの食材を加え、ゆっくり煮るとよい。トマトの味がしみ込んで、さわやかかつ濃厚な味わいになる。
鶏肉を入れれば主菜になる!
トマト煮込みに鶏肉を加えれば、ボリュームが大幅に増えるほか、たんぱく質をしっかり摂れる。そのため、主菜として扱っても問題ないだろう。鶏肉と、トマトや夏野菜との相性もバツグンだ。鶏肉を使う場合は、ナスやピーマンなどの前に炒め始め、焼き目を付けておくとよい。あとはほかの食材と一緒に煮込めば問題ない。
2. 根菜で食物繊維たっぷり!冬野菜のトマト煮込み

次に、冬野菜を使ったトマト煮込みについて見ていこう。
冬野菜を使えば食べごたえたっぷり!
冬野菜には、れんこんやかぼちゃ、さつまいもといった歯ごたえのある野菜が多い。冬野菜をトマト煮にすれば、ごろごろした野菜をたくさん食べられる。また、トマトならではの酸味のある味を楽しめる。
作り方は簡単だが少し丁寧に
基本的には、それぞれの野菜を食べやすい大きさに切ればよい。火の通りにくい野菜は、やや薄めにするとよいだろう。れんこんを使う場合は、アクを抜くために酢水にしばらくつけておくとよい。
あとは夏野菜の場合と同様、にんにくや唐辛子の香りを移した油で炒めてから、トマトピューレと一緒に煮込めばよい。味付けは塩やコンソメなど、自由に使おう。コクをより出すため、たとえば白ワインを少量加えて煮込むのもアリだ。なおその場合は、しっかり加熱してアルコールを飛ばそう。
3. 子ども受けよし!牛乳プラスで鶏と野菜のクリームトマト煮込み

トマト煮込みに牛乳を加え、トマトクリーム煮とするのもよい方法だ。
牛乳を使えば食べやすくなる
トマト煮込みは栄養をしっかり摂れて美味しいが、酸味が苦手な人もいるかもしれない。とくに、子どもは苦手な場合も少ない。そこで牛乳を加えると、酸味がやわらいで比較的食べやすくなる。トマトの栄養は失われないため、苦手な人に食べてもらうためにはぴったりの方法だ。
牛乳は終盤に加えるのがおすすめ
通常のトマト煮に、牛乳を追加すればよい。牛乳を加えるタイミングは、基本的には調理の終盤、トマトをしっかり煮込んでからだ。牛乳を加えて混ぜたら、さらに弱火で煮込んでいけばよい。すぐに仕上げにしても、あるいは時間をかけて煮込んでも構わない。
4. 野菜のトマト煮込みを野菜ジュースで時短!

ここまで、トマトピューレを使った煮込みの作り方を紹介してきた。しかし実は、トマトピューレをトマトジュースで代用できるのだ。
トマトジュースなら楽に作れる!
トマトピューレを使う場合、トマトをちょうどよい大きさに分けるなどの手間が必要になることもある。しかしトマトジュースは液体なので、大きさを気にせずに使える。さっと仕上げたい人にはちょうどよいだろう。
トマトジュースを使うとやさしい味になる
トマトジュースは、トマトピューレに比べると酸味が控えめだ。その分、やさしい味に仕上げられる。白ワインなどと組み合わせてもよい味が出るため、味をあとから調整しやすい。
野菜ジュースでもOK!
トマトジュースそのものでなくても、トマトの味が目立つ野菜ジュースを使っても美味しい。より複雑な味わいになるため、余計な調味料を加えなくても済む。気軽に試してみよう。
結論
トマト煮込みは、夏野菜、冬野菜などさまざまな具材に使える。旬の野菜を使えるため、栄養もたっぷり摂れるはずだ。鶏肉を入れて主菜にもできるので、積極的に献立に取り入れたい。牛乳やトマトジュースを使い、簡単に、あるいは食べやすく作るのもありだ。
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