目次
1. お節の人気者!電子レンジで簡単な栗きんとんの作り方

栗きんとんは手間のかかる料理だが、電子レンジを使うと意外と簡単に作れる。まずはさつまいもの皮をむき、1cm程度の厚さにカットして水にさらしておく。水を一度切り、再度さつまいもが浸かるくらいの水を入れて電子レンジで柔らかくなるまで数分加熱。このとき、お茶パックなどに入れたくちなしを一緒に入れておくと、鮮やかな黄色に仕上がる。温かいうちに裏ごし、もしくはマッシャーなどで潰しておく。残った水と砂糖を加え、しっかり混ぜ合わせる。裏ごしや潰すのが大変なときは、水と一緒にフードプロセッサーに入れて滑らかにすると簡単。そこに栗の甘露煮を加えて混ぜれば、簡単に作れる栗きんとんの完成。さつまいもを練る際に入れる水の量は、さつまいもの水分量や好みによって調整しよう。甘みを付けるときは、砂糖ではなく甘露煮のシロップを使うのもおすすめ。
さつまいもの種類
栗きんとんに使うさつまいもは、シルクスイートや紅あずまがおすすめ。粉質のさつまいもで、繊維が少ないため滑らかに仕上がる。安納芋などは甘いが水分が多いため硬く仕上げたい人には向かないが、トロっとさせたい人にはおすすめ。
2. さらに時短!焼き芋で簡単な栗きんとんの作り方

焼き芋を使うと、火を使わずにより簡単な栗きんとんが作れる。焼き芋はすでに火が通った状態のため、皮をむいてフードプロセッサーやマッシャーなどで滑らかに潰す。そこに栗の甘露煮のシロップや砂糖、はちみつなどで好みの甘みを付ければほぼ完成。
栗の甘露煮を混ぜ、皿に盛ればとても簡単に栗きんとんが作れるのだ。火を使う必要がないため、子どもと一緒でも簡単に作れておすすめ。さつまいもの種類や焼き芋の状態によって餡の硬さが異なるため、柔らかくしたいときやパサつきが気になる場合は水やシロップを加えるとよい。
皮をむくときは、できるだけ丁寧に仕上げよう。皮が残ってしまうと、色みや食感が悪くなることがある。安納芋など、水分が多くて甘いさつまいもを使えばシロップや砂糖をあまり加えなくても美味しく仕上がるだろう。
3. くちなしなし!簡単でも鮮やかな栗きんとんの作り方

栗きんとんを作る際、くちなしを使うレシピは多い。くちなしは黄色の着色料としてよく使われる植物で、栗きんとんに使うと色鮮やかに仕上がる。しかし、栗きんとんを作るためだけにくちなしを用意しても、余りの消費に困るだろう。
そこで、くちなしを使わずに色鮮やかな栗きんとんを作る方法を紹介したい。そもそも栗やさつまいもは淡い黄色をしているため、くちなしを使わなくてもキレイな色に仕上がる。くちなし入りのほうがパキッとした黄色に仕上がるが、なくても淡い色に仕上がって優しい雰囲気になる。
くちなしなしでもより濃い黄色に仕上げたいときは、できるだけ色の濃いさつまいもを使うのがおすすめ。安納芋や紅あずまは比較的黄色が濃くておすすめ。また、市販の栗の甘露煮にはくちなしが使われているものも多い。くちなしを使って作られた栗の甘露煮を使えば、色鮮やかに仕上がるだろう。
4. 余った栗きんとんの簡単アレンジ

お節などで食べる栗きんとんは確かに美味しいが、余りがちなのも事実。余った栗きんとんは簡単アレンジでリメイクして、最後まで美味しく食べよう。
スイートポテト
栗きんとんのアレンジの中でも定番なのが、簡単に作れるスイートポテト。さつまいも入りの栗きんとんを、栗ごとフードプロセッサーなどで滑らかにしてから成形する。柔らかい場合は、カップに絞るのもおすすめ。好みで卵黄を塗り、トースターで焼けば完成。
スイート春巻き
栗きんとんを春巻きの皮で巻き、カリッとなるまで油で揚げれば美味しいスイーツの完成。クリームチーズなどを一緒に包むのもおすすめ。
パウンドケーキ
パウンドケーキの生地に栗きんとんを混ぜ、焼き上げれば栗とさつまいもの香り豊かなケーキが作れる。栗きんとんが甘いので、生地の甘さは控えめにしよう。
結論
栗きんとんは作るのが難しいと思われがちだが、焼き芋や栗の甘露煮を活用すれば簡単に作れる。くちなしがなくても、工夫次第で色鮮やかな栗きんとんが作れるのでぜひチャレンジしてみてほしい。余った栗きんとんは、いろいろなお菓子にアレンジして最後まで楽しもう。
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