1. 弁当の一品に!照り焼き肉だんご

家族で大量消費してしまうおかずのひとつ、それが照り焼き肉だんごである。白いごはんに合うこの肉だんごは、翌日の弁当のおかずに残しておくと便利である。ふたを開ける間ももどかしいほど美味しい照り焼き肉だんご、その作り方を見てみよう。
合挽き肉で作る
甘辛いタレで作る肉だんごの定番は、豚と牛の合挽き肉を使用することが多い。挽き肉に玉ねぎのみじん切り、卵、パン粉、牛乳、塩コショウを混ぜてだんごを作る。たねとなる生地は、よくこねるのが美味しく作るコツである。これに片栗粉をまぶして揚げ、最後に甘辛いタレをからめるのである。照り焼きにするためには、醤油、砂糖、酒、みりんで好みのタレを作ってみよう。面倒な場合は、市販の照り焼きのタレを使用する方法もある。タレをからめたあとには、白ごまなどをふると見た目もプロらしくなる。
鶏肉であっさりと
少しあっさりと肉だんごを食べたい場合には、鶏の挽き肉を活用する手がある。生姜やねぎも加えて肉だんごにすると、つくね風になって合挽き肉とは異なる食味を楽しめる。鶏肉で作っても照り焼きのタレとは相性がよいので、白いごはんともよく合うのである。翌日の弁当に入れればさらに味がしみて味わい深くなる。
2. コクうま!照り焼き肉だんご丼ぶり

白いごはんにことのほか合う照り焼きの肉だんごは、丼にすると後片付けが楽というメリットがある。ごろごろと肉だんごがのった丼は豪快で、食べ盛りならずとも食がすすんでしまうメニューである。
肉だんごプラスアルファ
白いごはんの上に肉だんごをのせただけでも十分美味しいが、それではあまりに曲がない。子どもたちを喜ばせるために、炒り卵や錦糸卵もともに具材にしてみよう。かいわれ大根で彩りも華やかにすれば立派なごちそうである。さらにコテコテで食べたければ、マヨネーズをかけるのもよいかもしれない。
ほうれん草とともに品よく
肉だんごのほかにほうれん草や小松菜を具としてのせると、大人びた肉だんご丼になる。こちらも華やかさがほしければ、桜でんぶなどをのせてメリハリをつけられる。野菜をともにのせることで、栄養面にも配慮した丼となるのである。
野菜たっぷり中華丼風に
発想を転換して、肉だんごとともにキャベツやもやしも加えて中華丼のように食べても美味しい。ニンジンや絹さやなど、冷蔵庫にある野菜を加えれば丼1つで肉も野菜もたっぷり摂取できる。甘辛い味わいと肉だんごのおかげで、子どもたちも野菜をもりもり食べてくれるだろう。
3. 酒のつまみにも!ピリ辛照り焼き肉だんご

照り焼きの肉だんごは、白いごはんのみならずお酒のおつまみとしても最高である。アルコールに合わせるために、少し味付けにアレンジをしてみよう。
七味や一味唐辛子で
甘辛い肉だんごに好みで七味や一味唐辛子をふれば、酒がすすむピリ辛の肉だんごとなる。白ごまとともにパラっとかけるだけで大人の味になる。
コチュジャンを加える
照り焼きのタレがたっぷりとあるときには、コチュジャンや豆板醤を加えても辛味とコクが出て美味しくなる。夏のビールがさらに美味しくなる一品である。
結論
家族みんなが喜ぶ照り焼きの肉だんごは、弁当やつまみとしても活用できるおかずである。作った肉だんごをベースに丼で楽しめば、皿数も少なくて済むメニューとなる。自家製の甘辛い味付けのほかに、スパイスをきかせたピリ辛タイプならば大人が堪能できる味となる。たくさん作っても余ることがない肉だんごをさまざまなアレンジで楽しんでほしい。
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