1. ししとうは焼くだけで美味しい!

ししとうの美味しい食べ方「焼くだけししとう」について紹介していく。合わせて、ししとうの美味しさをより引き立ててくれるタレについても触れていこう。
「焼くだけししとう」の作り方
<ししとうの下処理について>
焼く前に、ししとうの下処理をしていく。下処理といっても大したことはなく、最初にししとうを水でキレイに洗ってから、ヘタは残して茎の部分を切り落とす。そのあとに、爪楊枝かフォークなどを使い数ヶ所に穴をあけておく。
<フライパンでの焼き方>
サラダ油かゴマ油を熱してから、ししとうを焼いていく。テフロン加工のフライパンの場合は、油なしで焼いてもよいだろう。
●串や爪楊枝に刺して焼く
串や爪楊枝に刺して焼く場合は、片面が焼けたら引っくり返してもう片面を焼いていく。
●そのまま焼く
串などに刺さずにそのまま焼く場合は、フライパンを揺すりししとうをコロコロ転がしながら焼いていくとよいだろう。
少し焦げ目がついたくらいが、焼き上がりの目安になる。
少し焦げ目がついたくらいが、焼き上がりの目安になる。
「焼くだけししとう」におすすめのタレ
<焼肉のタレ>
家にあまっていたら、ぜひ活用してもらいたい。
<味噌マヨ>
味噌とマヨネーズを混ぜ合わせる。
<醤油ラー油>
醤油にラー油を数滴加えて作る、餃子のタレのようなものになる。
<醤油マヨ>
醤油とマヨネーズを混ぜ合わせる。好みで柚子胡椒をプラスしても美味しいのでおすすめしたい。
<レモンペッパー>
レモン汁に、ブラックペッパーを加えて混ぜる。
<オーロラソース>
マヨネーズとケチャップを合わせて作る。比較的何にでも合う、万能タレとなっている。
<ポン酢おろし>
ポン酢に、大根おろしを混ぜ合わせたものになる。
2. ししとうはグリルやトースターで焼くのもおすすめ

「焼くだけししとう」のフライパン以外の焼き方を紹介していく。
魚焼きグリルを活用
魚焼きグリルの本来の使い道は、もちろん魚を焼くことである。しかし、魚焼きグリルはさまざまな焼き料理に適している。あまり知られていないが、魚焼きグリルはほかのどの加熱調理器よりも高い温度で焼くことができるのである。その理由として考えられることは、狭い場所での密閉空間に関係があるとされている。高温で焼くことで、時短効果と合わせて、ししとうのカリカリ食感を得ることができるだろう。
オーブントースターを活用
オーブントースターを使って普段はパンを焼くことが多いと思うが、ここではししとうを焼いていくことにする。焼く時は、オーブントースターにアルミなどをひいてから、ししとうを並べるとよいだろう。
3. ししとうを焼く時に種はどうする?

「焼くだけししとう」を作る時に、ししとうの種はどのようにしたらよいだろうか?という疑問に答えていく。
ししとうの種はどうするか
結果からいうと、ししとうの種は処理することなくそのまま調理する方向で問題はない。その理由は次のようになるので、解説していこう。
ししとうの種を取らない理由
<ししとうの種は可食部>
いままでなにげなく取り除いていたししとうの種は、本当は可食部であったことを伝えたい。種にも栄養が含まれているため、取り除くことなくそのまま調理してもらいたい。
<種は辛くない>
ししとうの種は辛いから取り除く!という声をよく耳にするが、じつは辛さの原因は種ではないことを知ってもらいたい。辛いししとうは仮にいくら種を取り除いたとしても、辛さは軽減されることはないのだ。本当は、ししとうの実が辛くなっているので意味がないということになる。
4. 辛いししとうは焼くとどうなる?

ここでは、「辛いししとう」に注目して述べていくので参考にしてもらいたい。
「辛いししとう」を焼いた結果
「辛いししとう」は焼いても結果は変わらず、辛いままである。であれば、焼く前に辛いししとうを見分けていきたいものである。その見分け方を次に紹介していくので、ぜひ実践してもらいたい。
「辛いししとう」の見分け方
絶対に見分けられるという保証はないので、あくまで参考程度に耳を傾けてもらいたい。「辛いししとう」というのは、成長段階で何らかの外からのストレスを浴びてきたと考えられている。例えば、天候不良や寒暖差などが挙げられる。そのため形がいびつであったり、明らかに大きさがまわりと異なるししとうが辛味を持っている可能性が高いということになる。購入の際は、よく注意して観察してみてもらいたい。
「辛いししとう」の対処法
もし辛いししとうに出会ってしまったら、佃煮にすることをおすすめしたい。佃煮は焼いたあとに砂糖、醤油、みりんなどで味付けしていくので、辛味が功を奏して美味しく絡み、ごはんがすすむ甘辛佃煮が完成する。
結論
本記事では、「焼くだけししとう」と題してししとうは焼くだけで美味しいということを伝えてきた。簡単に焼いて好みのタレをつけて、美味しく味わってもらいたい。ししとうはなかなか主菜としての器にはなれないけれど、絶品副菜として陰の立役者になっていってほしい。
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