ホタテをスープで味わえば心もほかほかに！家族で楽しむ具沢山スープ

ホタテを入手してスープにしたい場合には、まず冷蔵庫に常備してある食材で手軽に作る方法がある。肩に力を入れず簡単に作ることができるホタテのスープを紹介しよう。

ホタテとキャベツをスープにする場合は、あっさりとコンソメスープにするのがベターである。鍋にホタテと切ったキャベツを入れて、臭み取りの日本酒と水で調理し市販のコンソメスープと塩で味を調整する。アツアツで食べたい場合には片栗粉を水に溶いて最後に加えれば、とろみがついて冬にも美味しい一皿となる。また、キャベツだけではなくきのこ類を加えても美味である。最後にパセリをのせれば見た目も映える。

食品庫に眠っているホタテ缶があれば、さらに簡単にスープを作ることができる。この場合は、缶の汁ごとスープに投入してコクを出すのがコツである。コンソメスープで煮込むだけでも問題ないが、より深みのある味にするためにまずは玉ねぎをオリーブオイルでゆっくりと炒めよう。この後に水とキャベツを加え塩で味を調える。さらにホタテ缶を汁ごと鍋に投入し5分ほど火を通せば、シンプルながら味わいのあるスープとなる。黒胡椒を挽いて味をひきしめてもイケる。

ホタテをクリーミーなスープで楽しみたい場合には豆乳を活用する方法がある。ベーコンも加えれば子どもたちも喜ぶレシピである。美味しいフランスパンとともに食べたいホタテのスープの作り方を見てみよう。

ホタテを使ったクリーミーなスープ、今回は質のよい栄養が摂取できる豆乳を使用する（※1）。まずは鍋にオリーブオイルを入れて、みじん切りにした玉ねぎとベーコンを根気よく炒める。ホタテの身を使用する場合には、玉ねぎがしんなりした頃を見計らってともに炒める。その後に豆乳とコンソメスープを加えて5分ほど火を通せばできあがる。また、ホタテ缶を汁ごと使用してももちろん美味しい。子どもがいる場合は、ベーコンのほかにコーンやジャガイモを加えてもよいだろう。

豆乳を使用したホタテのスープ、どんな具材を加えることができるだろうか。冬に食べたいこの一品、野菜であればブロッコリーや白菜など寒い時期に甘みがのる食材を加えることができる。また、シメジやエリンギなどのきのこ類も相性がよい。チンゲン菜やほうれんそうなど、葉物もスープにすることで食べやすくなる。

近年流行ったスープのひとつにカレー風味がある。ホタテもこのレシピで美味しく食べることができる。とくに子どもがいる家庭では人気メニューの仲間入りすることまちがいない。カレー風味のホタテのスープ、野菜も子どもに合わせて選んでみよう。

市販のスープカレーの素を使用すれば気軽にできるこのメニュー、冬の野菜である大根や白菜が具材として活躍する。食べやすいように、小さめに切ると子どもが喜ぶだろう。カレー風味のスープならば夏でも悪くない。その場合には、ナスやパプリカ、オクラやズッキーニで趣を変えて楽しむことができる。また、レンコンやゴボウなどスープならではの具材も投入して、自家製のオリジナルスープを考案してみてほしい。ホタテはあらゆる野菜と相性がよいので、違和感なくなじんでくれるだろう。

ホタテのスープは調理法によってさまざまな味で楽しむことができる。ホタテの身やホタテ缶など、使用するホタテによっても見た目や食感が異なるので、試し甲斐があるのである。あっさりとコンソメ風味で楽しんだり、クリーミーにまたはスパイシーに、その日の気分でホタテを応用して温かいスープを堪能してほしい。