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牡丹鍋について紹介!名前の由来や発祥について解説!

牡丹鍋について紹介!名前の由来や発祥について解説!

投稿者:ライター 管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年12月15日

牡丹鍋とは、いったいどんな鍋だろうか?牡丹鍋という言葉だけは聞いたことがあるけれど、実際には食べたことがなくどのような鍋かあまりイメージがわかないという人も多くいることだろう。そんな曖昧なイメージを払拭するために、ここでは牡丹鍋の名前の由来や発祥について詳しく解説していくことにする。

  

1. 牡丹鍋とは猪の味噌鍋のこと

まずは、牡丹鍋の特徴を紹介していく。

牡丹鍋のメイン具材

牡丹鍋のメイン食材は何かというと、なんといっても猪肉である。まずは、猪肉の特徴について紹介していく。

<猪肉の特徴について>

猪肉は、たんぱく質を豊富に含んでいて、かつ脂質がほかの肉類と比較して少ないという特徴をもっている。さらに低カロリーなので、近年では女性にも人気がある食材となっている。次に、猪肉と合わせやすい牡丹鍋におすすめの食材を紹介していくことにする。

<ほかにおすすめしたい食材>

猪肉のほかに牡丹鍋におすすめしたい食材を、合わせて紹介していく。
  • 豆腐・・・たんぱく質が牛乳の約2倍含まれている、優秀な食材である。大豆の植物性たんぱく質から作られているので、消化がとてもよく老若男女問わず食べやすいという利点がある。
  • えのき・・・食物繊維が豊富に含まれていて、かつ低カロリーと嬉しい食材である。食物繊維には、腸内環境を整えてくれて便秘解消に繋がるという効果が期待できるのでおすすめしたい。
  • しめじ・・・低カロリーが魅力的な食材である。さらに、しめじには旨み成分の各種アミノ酸が含まれているので、鍋に入れることで美味しい出汁が出るという利点があり、牡丹鍋に最適である。
  • しいたけ・・・ビタミンB1とビタミンB2を豊富に含んでいることから、血中コレステロール値を下げてくれるという効果がある。また、しめじやえのきと同様に、食物繊維が豊富に含まれている。
  • 白菜・・・白菜は11〜2月頃に旬の時期を迎えるため、鍋の季節である冬に最適な食材といえるだろう。
  • 水菜・・・鍋に入れても水菜本来のシャキシャキ食感を失うことがないので、牡丹鍋におすすめである。
  • ネギ・・・旬の時期は冬なので、ネギの甘みを味わってもらいたい。
  • 大根・・・ビタミンCを豊富に含んでいるので、風邪予防と合わせてストレスへの抵抗力を高めてくれる。
  • にんじん・・・β-カロテンを豊富に含んでいるので、有害な活性酸素から身体を守ってくれる抗酸化作用や免疫増強効果が期待できる。
  • ごぼう・・・ささがきに切っても食感を失うことがないので、鍋に入れても味と食感ともに美味しく味わえるだろう。

牡丹鍋の味付け

牡丹鍋の基本の味付けは、味噌味である。ほかには、和風出汁の素、酒、みりん、醤油などを使って好みの味に仕上げて、鍋のベースとしてもらいたい。味噌味ということで、とてもコクがある鍋となっている。

2. 猪鍋を牡丹鍋と呼ぶ理由とは

ここでは、牡丹鍋の名前の由来を紹介していく。
まず牡丹鍋の定義として、猪肉を使って作られた鍋のことを「牡丹鍋」と表すことになる。これは、猪肉を加熱して煮込むことで脂身が縮れてきて、牡丹の花のようになるからという説がある。
また加熱せずとも、猪肉を大きな皿に並べると、鮮やかな肉の彩りがまるで牡丹の花のように見えるからという説もある。これらの説が最も有力であるが、ほかにもいくつか説があるので、紹介していく。

他説1

かつて江戸時代までは、日本人は鳥以外の肉を食用にすることは一般的ではないとされてきた。しかし、庶民は野生の猪、鹿、犬などを食べることがあった。それを罰せられないように隠す方法として、肉の名前をあえて植物の名前にカモフラージュして呼んでいたとされる説がある。

他説2

信憑性としては不明確であるが、花札の6月の役札には牡丹の花に猪が描かれているという事実がある。この絵柄から「猪=牡丹」のイメージの連想に繋がり、猪鍋のことを牡丹鍋と呼ぶようになったともいわれている。

3. 牡丹鍋の発祥や歴史とは

まずはじめに、牡丹鍋の発祥の時期は遡ること明治時代からといわれている。とくに日本の内陸部で貴重なたんぱく源として古くから親しまれてきたのが、牡丹鍋のメイン食材として使われている猪肉である。その猪肉とそれぞれの土地で親しみがある野菜類とを一緒に味噌で煮込むことで作られる牡丹鍋は、まさに地域の郷土料理として時代とともに成長してきたのである。
メイン食材として使われている猪肉の歴史はさらに古く、地域によっては縄文時代から食されていたともいわれている。猪肉を薄く切ったものを、牡丹の花が連想させるようにキレイに並べたことから、「牡丹鍋」と呼ばれる鍋料理が誕生したのである。
猪という勢いがある動物からは想像がつきにくいほど、猪肉は柔らかく食べやすくなっている。通常肉類は煮すぎると硬くなってしまうということが多いが、猪肉に関してはそのような問題はいっさいなく、煮れば煮るほど柔らかく食べやすくなるという特徴をもっているのも牡丹鍋の魅力といえるのではないだろうか。

結論

本記事では、牡丹鍋の名前の由来や、発祥の地、歴史について紹介してきた。あまり聞き慣れない牡丹鍋を、少しでも身近に感じてもらえたら幸いである。これを機に、家族みんなで牡丹鍋に挑戦してみてはいかがだろうか。
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  • 更新日:

    2020年12月15日

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