1. 白だしを使った親子丼の作り方

まずは基本的な親子丼の作り方を確認しよう。準備するものは、鶏もも肉・卵・タマネギ・白だし・砂糖だけとなっている。これらの具材と調味料を用意したら、以下の手順で親子丼を作ってみよう。
白だしで親子丼を作る方法
- 鶏もも肉は一口大にカットする
- 玉ねぎは5mmほどにスライスする
- フライパンに水・白だし・砂糖・玉ねぎを入れる
- フライパンを煮立たせたら、鶏もも肉を加えて煮る
- 溶いた卵を回し入れて半熟状態になったら火を止める
- 丼ぶりにご飯を盛り、親子丼のアタマを乗せたら完成
2. もっと美味しく親子丼を作るコツ

白だしを使った親子丼をより美味しく作りたいなら「鶏肉の切り方」「調味料の種類」「だしの量」などを工夫してみるのもおすすめだ。それぞれについて、以下で詳しく確認しておこう。
コツ1.鶏肉は皮や筋を取り除く
鶏もも肉は、余分な皮や脂、筋を取り除いておくほうが柔らかくて美味しくなる。また、鶏肉に厚みがあるときには、外側に開くようにして厚さを均等にしておくのもポイントだ。それから一口大(3cm四方程度)にカットすると、火の通りが均一になり美味しく仕上がる。
コツ2.好みで調味料を変える
白だしで作る親子丼は、砂糖やみりんを足せば甘いものに仕上がり、醤油や塩などを足せば甘くないものに仕上がる。前述した「基本の白だし親子丼の作り方」をベースにして、お好みで砂糖や醤油などの調味料を加えて自分だけの親子丼を作ってみよう。
コツ3.だしを多めにする
白だしをたっぷりと使って、つゆだくの親子丼にするのもおすすめだ。つゆだくにするときは、水や白だしを通常よりも1.5倍ほど多くすれば作ることが可能である。親子丼のつゆがご飯にも染みわたって、最後まで美味しく食べられる。
3. 市販の白だしを親子丼に使うときの割合

市販の白だしを使う場合は、商品によって水や砂糖の量は異なってくる。そこでメーカー別に白だしと水、砂糖の割合を紹介しておく。作る際には以下の割合を参考にしてみよう。
その1.キッコーマン「極み白だし」
キッコーマンの「いつでも新鮮 料理人直伝 極み白だし」を使って親子丼を作る場合は、1人前あたり水大さじ2、白だし大さじ1で作るのがおすすめ。砂糖を使わなくてもほんのり甘い親子丼を作ることができる。
その2.ヤマキ「割烹白だし」
ヤマキの「割烹白だし」で親子丼を作る場合は、1人前あたり水100ml、白だし大さじ1、砂糖小さじ1だ。鰹の香りとうま味が楽しめるのが特徴。また、砂糖の分量は好みで調整するといいだろう。
その3.ヤマサ「昆布つゆ 白だし」
ヤマサの「昆布つゆ 白だし」で親子丼を作る場合は、1人前あたり水50ml、白だし大さじ1で作るのがおすすめ。まろやかな味わいを楽しめるが、お好みで砂糖や醤油を加えるといいだろう。
その4.フンドーキン醤油「鶏白だし」
フンドーキン醤油の「鶏白だし」で作る親子丼を作る場合は、1人前あたり水100ml、白だし大さじ1.5、みりん大さじ1で作るのがおすすめだ。他とは異なり、鶏ベースの白だしを楽しめる。
その5.ミツカン「プロが使う味白だし」
ミツカンの「プロが使う味白だし」で親子丼を作る場合は、1人前あたり水75ml、白だし大さじ1、みりん大さじ2/3を目安にしよう。昆布・鰹・鶏ガラの3つが合わさった白だしとなっている。
4. 自家製白だしの作り方と白だし代用品

白だしは、昆布・かつお節・酒・みりん・薄口醤油があれば作ることも可能だ。自家製白だしの作り方は、昆布とかつお節で合わせだしを作ってから、アルコールを飛ばした酒・みりん・薄口醤油の合わせ調味料と混ぜるというもの。また、家にある顆粒だしなどを使えば、手早く白だしの代用品を作ることもできる。白だしの作り方と代用品は、以下の記事で詳しく解説しているので参考にしよう。
結論
白だしをベースに親子丼を作ることで、だしのきいた美味しい一品に仕上がる。また、砂糖や醤油などを適宜加えることで、甘い親子丼にも甘くない親子丼にもすることが可能だ。市販の白だしの種類によって割合は変わってくるので、それぞれの調味料の割合をチェックして作るようにしよう。
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