1. 肉だんごと白菜のとろとろうま煮

肉だんごと白菜の料理で真っ先に思い浮かべるのは煮込み料理だろう。煮ることで肉だんごに味がしっかりしみ込み、白菜もトロトロの食感に変化する。肉だんごと白菜はどんな味付けでも美味しく食べられるが、ここでは優しい味わいのうま煮を紹介する。
肉だんごは豚ひき肉で作る!
肉だんごのメイン材料となるのがひき肉だ。スーパーでは鶏、豚、牛、合びき肉の4種類が売られている。肉だんごで使うひき肉は決まっておらず、料理に合わせて肉の種類を変えることが多い。うま煮に使う肉だんごは豚ひき肉で作るのがおすすめ。豚の旨みがギュッと詰まっており、濃厚な味わいが楽しめる。豚ひき肉に片栗粉や卵、しょうが、醤油を加えてよく練るのが美味しく作るポイントだ。
肉だんごと白菜のとろとろうま煮の作り方
肉だんごは揚げて作るのが一般的だが、うま煮が油っこくなってしまうためおすすめしない。香ばしさを出すために表面をごま油で焼くのがおすすめだ。丸く成形してしまうと焼きにくいため、少し平たく成形するようにしよう。中心まで火が通らなくてもあとで煮込むため、表面に焼き色をつけるくらいで十分だ。そこに適当な大きさに切った白菜と調味料(出汁と醤油、砂糖、酒を混ぜ合わせたもの)を加えて煮る。10~15分ほどしたら完成だ。肉だんごと白菜以外に椎茸や春雨などを入れてもよい。
2. しょうが香る!肉だんごと白菜の豆乳スープ

肉だんごと白菜があったらぜひ作ってほしいのがスープだ。とくに白菜が旬を迎える冬には、スープは身体を温めてくれるため重宝する。肉だんごと白菜の組み合わせだと中華スープが定番だが、豆乳の優しい甘みがポイントの豆乳スープを紹介する。
肉だんごは鶏ひき肉で作る!
優しい味わいの豆乳スープに豚ひき肉の肉だんごを合わせると肉だんごの主張が強すぎてしまう。そのため、豆乳スープに使うときは鶏ひき肉で肉だんごを作ろう。クセがなく、あっさりとした味わいの鶏ひき肉で作れば、豆乳の甘さと肉だんごの味わいの両方をしっかりと堪能できる。柔らかい肉だんごを作りたい場合は豆腐を使おう。水切りした豆腐を加えることで加熱してもふんわりとした食感の肉だんごを楽しめる。
肉だんごと白菜の豆乳スープの作り方
肉だんごは一口大くらいの大きさに丸めておく。スープに入れて煮込むため、事前に焼いたり揚げたりする必要はない。白菜は一口大くらいの大きさに切っておく。また、香りのアクセントとして入れるしょうがは薄切りにしておこう。市販のおろししょうがでも構わない。鍋に出汁を入れ白菜としょうがを煮る。出汁が煮立ったら肉だんごを加えてさらに5分ほど煮込む。アクが出たらその都度取り除こう。火を一度止めてから豆乳を入れ、再度弱火で煮る。豆乳を入れてから強火で加熱してしまうと分離することがあるため、なるべく小さな火で加熱しよう。最後に塩で味を調えたら完成だ。
3. ごはんが進む!肉だんごと白菜のオイスター炒め

煮込み料理やスープだと献立のメインおかずにならず、ほかにもう一品作りたくなるだろう。肉だんごと白菜だけでメインおかずを作りたいなら、オイスター炒めがおすすめだ。オイスターソースの濃い味付けがごはんを食べるのにぴったりだ。肉だんごのおかげで食べごたえもバツグンのため、家族みんなが満足できる。
肉だんごは豚ひき肉または合びき肉で!
メインおかずとして肉だんごを食べるなら、肉の旨みをしっかり味わえるほうがよい。そのため、豚ひき肉または合びき肉を使うのがおすすめだ。また、食感に変化をつけるためにみじん切りにした玉ねぎや長ねぎを加えてもよいだろう。ひき肉に卵や塩、こしょうを加えてよく練って美味しい肉だんごを作ろう。
肉だんごと白菜のオイスター炒めの作り方
白菜は一口大くらいの大きさに切る。炒めると少し小さくなるため大きめに切っても構わない。肉だんごはフライパンで焼いておこう。肉だんごの大きさにもよるが、表面に焼き色がつくだけでは中心まで火が通っていない可能性が高い。焼き色がついたらふたをして蒸し焼きにしよう。生焼けが気になるようであれば、熱湯で肉だんごを茹でてもよい。肉だんごに火が通ったら白菜を加えて一緒に炒める。白菜に火が通ったら、調味料(オイスターソースと酒、砂糖、醤油を混ぜ合わせたもの)を加えて絡めれば完成だ。オイスターソースは少しクセがあるため、量は調整して使おう。
結論
肉だんごと白菜があれば実はいろいろな料理を作ることができる。定番の煮込み料理は白菜のトロトロ食感も楽しむことができ、寒い冬にはぴったりだ。また、スープも豆乳を加えることで白菜の甘さと豆乳のまろやかさの両方を味わえる。肉だんごと白菜でメインおかずを作りたいというときは、オイスターソースを使って炒め物に挑戦してみよう。工夫することで意外な楽しみ方も見つかるはずだ。
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