1. ししとうの煮浸しの作り方

「煮浸し」という言葉は、よく耳にすることがあるだろう。しかし、そこに使われている食材といえば、ナスや小松菜や厚揚げなどが多いのではないだろうか。ここでは、「ししとうの煮浸し」の作り方を紹介していく。それに合わせて、ししとうの種の扱い方についても触れていこう。まずは、煮浸しについて詳しく解説していく。
煮浸しについて
煮浸しとは、野菜類やキノコ類さらには肉類や魚類などを薄めの出汁でさっと煮含めて冷ましたものになる。食材によっては煮含まる前に下処理として茹でたり、また揚げたり炒めたりしてから煮る場合もある。そのような場合は、揚げていれば「揚げ浸し」や焼いていれば「焼き浸し」などと表現する場合もある。
同じような調理法で作られる煮物と比較すると、煮る時間が短く食材の食感をそのまま残す形になるというのが大きな違いといえるだろう。ぜひ煮浸しでは、食材の香りや噛みごたえを楽しんでもらいたい。
ししとうの種について
ししとうは種も可食部なのでそのままで調理して、普通に食べてしまって問題ない。そのため、とくに下処理をする必要はないだろう。
「ししとうの煮浸し」の作り方
<材料(4人分)>
ししとう 30本
揚げ油 適量
出汁 1.5カップ
砂糖 大さじ1.5
醤油 大さじ1.5
塩 ひとつまみ
みりん 大さじ1
しょうが(チューブ) 1cm
揚げ油 適量
出汁 1.5カップ
砂糖 大さじ1.5
醤油 大さじ1.5
塩 ひとつまみ
みりん 大さじ1
しょうが(チューブ) 1cm
<作り方>
- ししとうに爪楊枝などでいくつか穴をあけてから、軽く油を通す程度に素揚げしておく。
- 鍋に、出汁、砂糖、醤油、塩、みりん、しょうがを入れて、ひと煮立ちさせる。
- ししとうを鍋に入れて、5分程度煮たら完成。
<美味しくするコツ>
ししとうは油との相性がよいので、煮る前に素揚げしておくことでより美味しくなるので、おすすめだ。
2. ししとうの煮浸しの人気アレンジ

上記で紹介した「ししとうの煮浸し」のアレンジをいくつか紹介していく。ぜひ、自分好みの作り方を見つけてもらいたい。
「ししとうの煮浸し」のアレンジを紹介
<めんつゆを使用>
上記の「ししとうの煮浸し」を参考にしてもらい、素揚げしたししとうをめんつゆで煮ていく。煮汁を作る手間が省けるので、時短に繋がるだろう。
<白だしを使用>
上記の「ししとうの煮浸し」を参考にしてもらい、出汁のところを白だし+水にアレンジする。白だし独特のコクと旨みが美味しい一品となるだろう。
<酢を使用>
上記の「ししとうの煮浸し」を参考にしてもらい、酢をプラスして作っていく。酢の酸味が加わることで、さっぱりとした味わいになる。
<みんな大好きな「なす」と一緒に>
上記の「ししとうの煮浸し」を参考に、なすも一緒に入れて作っていく。調理工程としては同じだが、なすはアクが強いので切ったらすぐに水にさらしておく必要がある。ししとう+なすで、ボリューム満点の煮浸しになる。
3. ししとうの煮浸しはレンジでもOK

「ししとうの煮浸し」をレンジで簡単に調理する方法を紹介していく。
「ししとうの煮浸し」のレンジ調理方法
ししとうには、爪楊枝などでいくつか穴をあけておく。耐熱皿にししとうと調味料を入れて、ラップをかけて600Wで5分程度加熱したら完成。
調味料は、基本メニューのものでもアレンジメニューのものでも、好みのもので問題ない。
調味料は、基本メニューのものでもアレンジメニューのものでも、好みのもので問題ない。
4. ししとうの煮浸しの日持ちや保存方法

せっかく美味しく作った「ししとうの煮浸し」の保存方法や保存期間、さらには長持ちさせる方法を紹介していく。
「ししとうの煮浸し」の保存方法や保存期間
「ししとうの煮浸し」はできあがったら、保存容器に入れてきちんとふたをして、冷蔵庫で保存する。保存期間は、3~4日程度とされている。同じ方法で、冷凍保存にした場合は、1ケ月程度保存することができる。
「ししとうの煮浸し」を長持ちさせる方法
●キレイな保存容器を使う
容器が汚れていては、元も子もないだろう。キレイな保存容器に美味しいししとうの煮浸しを入れて、長持ちさせよう。
●保存容器に入れて粗熱がとれたらすぐに、冷蔵庫か冷凍庫で保存する。
冷めたらすぐに、冷蔵庫か冷凍庫に入れるように心掛けてもらいたい。常温に長時間置いておくと、それだけ食べ物が傷んでしまうリスクが高くなるので注意が必要である。そして、冷める前に入れてしまうことでほかの食材を傷めてしまうことがあるので、注意していきたい。
結論
上記のことを読んで、ししとうのイメージは変化しただろうか?いままでのししとうのイメージから、少しでもメイン食材に近づいていたら幸いである。通年で売られていて購入しやすいという利点を活かして、「ししとうの煮浸し」が食卓をにぎわせてくれることを期待している。
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