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ししとうの下処理方法を知ろう!正しいやり方で美味しく調理!

ししとうの下処理方法を知ろう!正しいやり方で美味しく調理!

投稿者:管理栄養士 戸田綾子(とだあやこ)

監修者:管理栄養士 佐々木倫美(ささきともみ)

鉛筆アイコン 2020年12月22日

ししとうを美味しく調理したいと考えた時には、どのようなことに留意すればよいだろうか?ししとうの鮮度や味付けはもちろん重要になるが、じつは下処理がとても重要になってくるということを知ってもらいたい。ここでは、美味しいししとう料理を作るために、ししとうの下処理方法を詳しく紹介していく。ぜひきちんと下処理を実践してもらい、いままでの何倍も美味しくなるであろうししとうを味わってもらいたい。

  

1. ししとうの下処理は種もへたもそのままでOK

ここでは、ししとうの種とへたについて考えていく。種とはししとうを割ったときに出てくる粒々のことであり、へたとはししとうのテッペンについている細い棒状のものになる。
調理をする際にこれらを取り除くべきか、それとも残しておくべきかを説明していく。以下に、ししとうの種とへたの扱い方について、順番に紹介していくことにする。

ししとうの種について

<ししとうの種は取り除かないほうがよい>

ししとうの種は普通に食べることができるいわゆる可食部なので、取り除く必要はないということになる。その理由とは、実はししとうの種は栄養価が高いのだ。詳しくは次に解説していくので、参考にしてもらいたい。

<ししとうの種の栄養>

ししとうの種は栄養価が高く、含まれている栄養素には、β-カロテン、ビタミンC、食物繊維など多くが挙げられる。これらの豊富な栄養素を無駄にせずしっかりと摂るためにも、種は取り除かないようにしてもらいたい。

ししとうのへたについて

<ししとうのへたはそのままでOK>

ししとうのへたは、種と同様に食べることができるので可食部ということになるだろう。そして、種と同じようにへたにも豊富な栄養が含まれているため、取り除かないほうがよいといえるだろう。ぜひ、豊富な栄養素を大切に摂取するように心掛けてもらいたい。

<ししとうのへたを残す場合の下処理>

まずは、ししとうのへたの部分をよく洗ってから、へたの少し上の部分を切るようにするとよいだろう。これで、へたの栄養素は残したままということになる。

2. 素揚げや天ぷらにするときのししとうの下処理

ししとうの素揚げや天ぷらは、カリッとしていてとても美味しく、軽い食感からいくつでも食べられるような魅力的な一品である。鮮やかな緑色が群を抜いていて、素揚げ料理や天ぷら料理ではなくてはならない存在といえるだろう。美味しいからこそ失敗せずに上手に作りたいという思いに応えるために、ししとうを揚げる場合の下処理方法を紹介していく。ぜひマスターして、美味しいししとうを堪能してもらいたい。
ししとうを揚げ調理する場合に最も避けたいことは、ししとうが爆発してしまうことである。いくら美味しいししとう料理を作っていても、爆発してしまっては元も子もないので、以下の爆発を避けるための方法は参考にして実践してみてもらいたい。

ししとうの下処理方法

ししとうを揚げる際の爆発を防ぐための方法には、次の2種類が挙げられる。1つ目は包丁を縦に入れて切れ目を入れておく方法になり、2つ目は爪楊枝などで数ヶ所穴をあけておくという方法になる。2種類ともとても簡単だが、このちょっとしたひと手間で爆発を防ぐことができるので、ぜひ試してみてもらいたい。

加熱調理にも下処理がおすすめ

実は、上記のししとうの下処理方法は、揚げる場合だけに限らないのである。揚げる時以外にも、ししとうをまるごと加熱調理する場合には、爆発する危険性を避けるために下処理をしておくと安心である。調理中に爆発してしまい残念な気持ちになることを考えたら、念のためという気持ちで事前に下処理をしておくことをおすすめしたい。

3. 色よく仕上げるししとうの下処理

ししとうを色よく仕上げるためには、どのような方法をとればよいだろうか?
その答えはししとうを調理する際は、加熱時間を短くすると色よく仕上げることができるということになる。
では、どのようにしたら加熱時間を短くすることができるのだろうか?以下に、加熱時間を短くする方法を紹介していくので、参考にしてもらいたい。

ししとうをカットしてから加熱調理する

ししとうの鮮やかな緑色を保った状態で食卓に並べられるようにするためには、加熱時間を短くする必要がある。そして加熱時間を短くするためには、加熱前に切っておくという下処理をしてから加熱すると効果的であるといえる。以下に、ししとうの切り方を紹介していくので実践してもらいたい。

<半分に切る>

まずは、ししとうを縦に半分に切る方法である。半分に切ることで火のとおりが早くなるので加熱時間は短くなるけれども、縦に切ることでししとうの存在感は残したままにできる切り方である。

<輪切りにする>

こちらは、ししとうと一緒に調理する食材の大きさに合わせやすい切り方である。加熱調理に必要な時間をほかの食材と合わせることで、効率よく短時間で作ることができるので、複数の食材を組み合わせて調理するメニューの時には特におすすめしたい切り方である。

結論

本記事では、ししとうの下処理の方法を紹介した。どのような調理に使うかや一緒に調理する食材との組み合わせによって下処理の方法が違ってくるので、最初に考えておく必要がある。適切な下処理のひと手間を加えることで、見栄えよくそして美味しく仕上げることができるので、ぜひ挑戦してみてもらいたい。
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  • 更新日:

    2020年12月22日

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