1. マクドナルドのシーズナルメニュー

マクドナルドとは
言わずと知れた一大ファストフード店、マクドナルドは、世界中で愛される存在だ。日本では2020年12月8日現在、2,919店舗を展開。東京に暮らしていれば、赤に黄色のMのロゴが映える看板を見ない日はないといっても過言ではない。リーズナブルな価格でコーヒーが飲めることもあり、打ち合わせやカフェ感覚で活用している人も増えた印象だ。コロナ禍においては、Uber Eatsをはじめとするデリバリーでも広く楽しめるようになった。
メニュー展開
マクドナルドには、定番の人気メニューが存在する。たとえば、ハンバーガーやビッグマック、ポテトやナゲットなどは、世界で広く食べることができる。ちなみに各国で価格にももちろん違いがある。対して各国でそれぞれ独自のメニュー展開が存在する。日本発の人気メニューといえば、えびフィレオやてりやきマックバーガーであろう。これと同じように各国にオリジナリティーあふれるメニューが存在する。
シーズナルメニュー
日本のマクドナルドには、シーズナルメニューが存在する。期間限定の商品で、年ごとに展開内容は異なるが、中には毎年登場するものもある。それが秋の月見バーガーと冬のグラコロ®︎である。
2. マクドナルドのグラコロ®︎

グラコロ®︎とは
マクドナルドの冬の風物詩ともいえるグラコロ®︎。エビとマカロニが入ったグラタンコロッケとキャベツを挟んだハンバーガーメニューで、商品名を呼ぶインパクトのあるCMソングを思い出す人も多いことであろう。現在では商標登録もなされている。初登場は、いまから27年前の1993年。しかし、当時の発売月は4月で冬限定の商品ではなかった。冬季限定になったのは、2年後の1995年から。
グラコロ®︎が人気の理由
グラコロ®︎の虜になる人は、数知れず。毎年、発売日に必ず食べるというツワモノもいるほどだ。グラコロ®︎がなぜ、ここまで多くの人の心を惹きつけるのか考えてみよう。まず大きなポイントとなるのが、期間限定であること。この季節にしか食べることができないと思うと「食べておこうかな」「一度は食べたい」などという意識が働くものだ。
次にほかにはない美味しさが理由として挙げられるだろう。そもそもグラコロ®︎は、洋食屋のメニューをハンバーガーにアレンジするというコンセプトのもと誕生した商品だ。確かに洋食屋のクリームコロッケを感じさせるまろやかさがある。柔らかなバンズに揚げたてのグラタンコロッケとソース、そしてキャベツが重なるハーモニーはここでしか味わえないものだ。そして、冬との相性も忘れてはならない要素だ。寒い冬に、あつあつとろとろのグラコロ®︎を食べる喜びこそ、人気をさらに押し上げているのであろう。
3. マクドナルドのグラコロ®︎2020年最新メニュー

定番のグラコロ®︎
定番のグラコロ®︎は1つ409kcal。挟まれているのは、熱々のグラタンコロッケ。引き立て役になっているのは千切りのキャベツである。さらにソースは特製のコロッケソースと卵ソースの2種類。これが味に奥行きをもたらすゆえんである。バンズにはバターを加えてまろやかさをアップ。さらに蒸してふかふかに仕上げたものを使用している。
コク旨ビーフシチューグラコロ®︎
今年のバリエーションは、ビーフシチューがフィリングに入ったもの。コクと旨味がアップする赤ワインを使用したデミグラスソースをベースに仕上げたビーフシチューは、本格的な味わいが自慢。外はサクサク、中はとろりとまろやかなグラタンコロッケと合わせることで、グッとリッチな味わいに昇格する。さらにまろやかさをグッと引き締めるような効果も発揮してくれる。
結論
冬が来たことを知らせてくれるような存在、グラコロ®︎。本格的なグラタンコロッケは、一口食べると中からホワイトソースがとろりと溶け出してくるところが魅力。寒い季節に頬張る贅沢を楽しんでみてはいかがだろう。しっかりめの味付けが好きな人には、コク旨ビーフシチューグラコロ®︎をおすすめしたい。
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