1. マクドナルドと塩分の関係
マクドナルドは、いわずとしれたハンバーガーを主体としたファストフードレストラン。多くの人が口にしたことがあるのではないだろうか?日本でハンバーガーを広めた存在でもある。1971年の1号店オープン以来、拡大を続け、国内に3000店以上の店舗があるといわれている。
Uberが定番!?
2017年には都内店舗でデリバリーサービス・UberEATS(ウーバー イーツ)を導入。マックデリバリーというサービスも一部地域で展開され、デリバリーでマクドナルドが楽しめる時代になりつつある。
塩分と現代人
厚生労働省が定めている1日当たりの塩分摂取量の目標値は、成人男性で8g未満、成人女性で7g未満だが、統計ではその数字をオーバーしている。塩分の摂りすぎは、健康に負担をかけることがわかっていて、例えば高血圧などに影響があるとされている。塩分を控えめにすることは、現代人にとって欠かせないキーワードなのだ。とくに外食は塩分が多く含まれていることが多く、塩分摂取に対する十分な理解が必要なのである。
2. マクドナルドで塩分の高いハンバーガー
外食と塩分の関係を学んだところで、マクドナルドのハンバーガーのなかで塩分が高いものをリサーチ。定番の商品を中心に、食塩相当量を参考に調査した。
NO.1は...
倍てりやきチキンフィレオ。サクサクとしたチキンが通常の倍、2枚挟まっており、甘辛のてりやきソースがかかっていることからこの結果になった。
◎倍てりやきチキンフィレオ/768kcal/食塩相当量5.3g
◎倍てりやきチキンフィレオ/768kcal/食塩相当量5.3g
NO.2は...
同じく倍シリーズの倍チキンフィレオがランクイン!カリッと揚げたチキンの胸肉が通常の倍、2枚入っている。カロリーも1位同様高めだ。
◎倍チキンフィレオ/709kcal/食塩相当量4.5g
◎倍チキンフィレオ/709kcal/食塩相当量4.5g
NO.3は...
結果は3位まで、すべて倍シリーズのチキンに決定。倍チキンチーズバーガーはチェダーチーズがまろやかな味わい。
◎倍チキンチーズバーガー/584kcal/食塩相当量4.0g
◎倍チキンチーズバーガー/584kcal/食塩相当量4.0g
3. マクドナルドで塩分の低いハンバーガー
NO.1は...
定番のハンバーガー。ビーフ100%パティの美味しさをシンプルに味わうことのできるハンバーガーである。
◎ハンバーガー/256kcal/食塩相当量1.4g
さらに同率で1位はフィレオフィッシュだ。外はサクサク、中はふわっとした白身魚のフライとチーズが挟んであるロングセラー商品だ。
◎フィレオフィッシュ/341kcal/食塩相当量1.4g
◎ハンバーガー/256kcal/食塩相当量1.4g
さらに同率で1位はフィレオフィッシュだ。外はサクサク、中はふわっとした白身魚のフライとチーズが挟んであるロングセラー商品だ。
◎フィレオフィッシュ/341kcal/食塩相当量1.4g
NO.2は...
朝マック定番のメニューがランクイン。エッグマックマフィンはイングリッシュマフィンにカナディアンベーコンと卵が、ベーコンエッグマックサンドは普通のバンズにベーコンと卵が挟んである。また、白身魚のフライが倍になった、倍フィレオフィッシュも同率の2位に。
◎エッグマックマフィン/311kcal/食塩相当量1.6g
◎ベーコンエッグマックサンド/299kcal/食塩相当量1.6g
◎倍フィレオフィッシュ/458kcal/食塩相当量1.6g
◎エッグマックマフィン/311kcal/食塩相当量1.6g
◎ベーコンエッグマックサンド/299kcal/食塩相当量1.6g
◎倍フィレオフィッシュ/458kcal/食塩相当量1.6g
NO.3は...
ハンバーガーのパティが倍になった倍ハンバーガーと朝マックの定番、ソーセージマフィンが第3位にランクイン。
◎倍ハンバーガー/356kcal/食塩相当量1.8g
◎ソーセージマフィン/395kcal/食塩相当量1.8g
◎倍ハンバーガー/356kcal/食塩相当量1.8g
◎ソーセージマフィン/395kcal/食塩相当量1.8g
4. マクドナルドでできる塩分コントロール方法
塩分の摂りすぎは確かに問題だが=外食をやめるという判断は、いささか極端すぎる印象だ。自炊であっても塩はどうしても添加するわけで、塩分がすべてNGというわけではない。
それよりは塩分を上手にコントロールする方が合理的。マクドナルドには、栄養バランスチェックが簡単にできるサイトもあり、すべてのメニューの詳細なカロリーも簡単に検索できる。1日、1週間のトータルバランスで考えるとよいだろう。また、サイドメニューの塩分にも注意しよう。
それよりは塩分を上手にコントロールする方が合理的。マクドナルドには、栄養バランスチェックが簡単にできるサイトもあり、すべてのメニューの詳細なカロリーも簡単に検索できる。1日、1週間のトータルバランスで考えるとよいだろう。また、サイドメニューの塩分にも注意しよう。
結論
マクドナルドでもっとも塩分(食塩相当量)の高いハンバーガーは、倍シリーズ、しかもチキンフィレオシリーズに集中していることが判明した。逆に塩分の低いハンバーガーは、シンプルな具材のものという結果になった。しかし、塩分が高めでカロリーも高いと知っていても、食べたいと湧きあがった気持ちを抑えるのは至難の業である。そんなときには、無理に我慢をするよりも、塩分やカロリーの摂取量を1日を通じてコントロールすることをおすすめしたい。