1. コメダ珈琲とは

コメダ珈琲は名古屋発祥の喫茶店。その始まりは1968年と50年以上前。スターバックスもタリーズもまだなかった時代である。創業者である加藤太郎は名古屋市でコメダ珈琲をオープンする。「コーヒーを大切にする心を通してお客様にくつろぐ、一番いいところを提供します」という経営理念のもとFC化をすすめ、いまや全国に800店舗以上を展開している。
愛されるコメダ珈琲
コメダ珈琲の特徴は、あくまでも地元に愛される喫茶店であるところ。シアトル系の珈琲店のようなおしゃれ感やモード感ではなく、安心感やリラックス感に重きを置いている。その証に店舗設計も漆喰をモチーフにした壁やレンガ、低めの安定感ある椅子や厚みのあるテーブルなど、くつろげる仕様を意識。またどの店舗を訪れても味が変わることのないよう、気を配っている。
名古屋の食文化
コメダ珈琲といえば、モーニングを思い浮かべる人も多いかもしれない。コメダ珈琲は名古屋の食文化を全国区に引き上げた張本人ともいえるだろう。そのほか、どこかほっとする肩肘はらないメニューのラインナップが自慢だ。
2. コメダ珈琲でおすすめのドリンクメニュー

コメダブレンド
コメダ珈琲は珈琲屋。珈琲には並々ならぬこだわりがある。厳選した豆を独自に焙煎。抽出方法にも徹底してこだわることで、どこで飲んでも同じ味に。リッチな珈琲クリームと砂糖を入れて、甘めにして楽しむのがおすすめらしい。
ジャー入りジュース
コメダ珈琲ではロゴ入りジャーに入ったジュース類も人気。ミックスジュースやサマージュース、ミルクセーキなどがラインナップしている。どれもルックスが愛らしく、味わいはどこか懐かしいもの。甘めのものが多いので、甘党の人や子どもにもおすすめ。
小豆小町シリーズ
小豆あんを加えて甘く仕上げたドリンクは、コメダ珈琲の隠れた人気メニュー。珈琲に小倉あんを加えた葵、ミルクティーに小倉あんを加えた桜、ミルクに小倉あんを加えた菫の3タイプだ。それぞれアイスもある。
3. コメダ珈琲でおすすめの食事メニュー

まずはモーニング
コメダ珈琲といえば、先に述べたモーニングをまずは体験すべき。モーニングとはドリンクを注文するだけで、トーストなど、朝食がセットになるシステムで、名古屋では非常に一般的だ。コメダ珈琲ではトースト以外にゆでたまご、卵ペースト、おぐらあんの1つを選ぶことができる。コメダ珈琲のモーニングは11時まで。さらにサイドメニューとしてリーズナブルな価格でサラダ、ヨーグルトなどの用意もある。栄養バランスを考えたチョイスも可能だ。
シロノワール
サクサクのディニッシュパンの上に、ソフトクリームがのった独特なスイーツ、シロノワールはコメダ珈琲の看板メニューである。産地を厳選した高品質の小麦粉を使用して自社で焼き上げるディニッシュは、職人の手で64層にまで折りたたみ作られる。温かいパンに冷たいソフトクリーム、甘いシロップという絶妙な組み合わせが、多くの人の心を掴むポイントだろう。
特製サンド
コメダ珈琲はサンドウィッチも実は豊富にラインナップしている。サンドウィッチに使われているパンも自社製。一番人気はミックスサンドだ。パンはトーストとそのまま、2タイプがある。ほんのり甘く、柔らかなパンは、古きよき喫茶店の味を感じさせてくれる。
結論
コメダ珈琲は日本発祥の喫茶店チェーン。どこか懐かしいムードの店内、ドリンクが人気を集めている。来店する機会があれば、まずはコメダ珈琲が多くの人に知られるきっかけになった、モーニングやシロノワールを楽しむのがおすすめだ。