1. キムチ鍋のしめにしたい!卵とろけるチーズリゾット

キムチ鍋のしめをごはんで楽しむには雑炊かリゾットが挙げられる。卵を入れれば雑炊風になるが、これにチーズを加えることで一気に洋風の味わいとなるのである。卵とチーズを加えてよりまろやかなリゾットを楽しんでみよう。
溶き卵とチーズは最後に投入
キムチ鍋をリゾット風に楽しむためには、まず鍋にごはんを入れるところから始まる。キムチ鍋のスープがぐつぐつといい出したところで、溶き卵ととろけるチーズを加えるのである。鍋にふたをして1分ほど蒸らすと、卵もチーズもとろりとしたリゾットができあがる。キムチ鍋の辛みはだいぶ和らいでいるので、アクセントがほしい場合はパセリや黒胡椒をかけても美味しい。
投入するごはんにひと工夫
より濃厚にキムチ鍋リゾットを食べたい場合には、ごはんをバターで炒めておくと香りがよくなる。また水で洗ったごはんを入れるとでんぷん質が減るために米粒がパラパラとした感覚となり、より本格的なリゾットになるのである。雑炊風のとろみを好む人は洗わずにそのまま鍋に入れるとよいだろう。
オーブンで焦げ目をつけても美味
チーズがよく絡んでごはんがキムチ鍋のスープを吸収したら、耐熱容器に移してオーブンで焼けばドリア風となる。その場合には上からパルメザンチーズをふると香ばしさが倍増する。
2. しめはサッパリで!キムチ鍋の残りでトマトキムチリゾット

キムチ鍋にはさまざまな野菜が入っている。ここにさらにトマトを加えてよりヘルシーなリゾットでキムチ鍋をしめる方法がある。トマトリゾットを楽しむレシピを見てみよう。
生のトマトを使用する
キムチ鍋をトマトリゾットでしめる場合には、生のトマトを使用することができる。トマトを小さく切ってごはんとともにキムチ鍋に入れ、しばらく火を入れてスープになじむのを待とう。トマトは火が通ったほうが甘みが出るので、生のトマトが食べにくい人にもおすすめのレシピである。
トマト缶を使用する
生のトマトがない場合にはトマト缶を使用する方法もある。ホール状のトマトはあらかじめ小さく切って鍋に加えよう。トマト缶によっては酸味が強いタイプもあるため、ごはんとともにキムチ鍋に入れたあとは味見をして、塩や胡椒、鶏ガラスープの素などで味を調整する必要がある。
ケチャップで気軽に
キムチ鍋のリゾットをトマト風味で味わいたい場合には、ケチャップでも気軽に作ることができる。いずれのトマトを使用する場合にも好みでとろけるチーズを入れるとボリューム感が出る。パセリを散らしてビジュアル的にこだわるのもオツである。
3. 濃厚ミルキーなキムチ鍋の牛乳リゾット

キムチ鍋とチーズの相性のよさはよく知られている。これにさらに牛乳を加えて濃厚なリゾットを楽しむことができるのである。キムチ鍋で味わったスパイスの鋭敏さが薄れ、ミルキーで柔らかなリゾットとなる。
牛乳を入れるタイミングは?
いざキムチ鍋に牛乳を入れるとなるとタイミングで悩むかもしれない。まずは通常のキムチ鍋を楽しんだあと、牛乳を適量加えてみよう。牛乳を加えるキムチ鍋は、キャベツやじゃがいもなどの野菜を入れても雰囲気が変わって楽しい。具材が少なくなったらごはんを加えてしばらく加熱すればリゾットができあがる。とろけるチーズだけではなく、小さくちぎったモッツァレラチーズを入れても本格的な味わいになって美味である。冬の鍋料理の新メニューとしてぜひ楽しんでほしい。
結論
アジアンの香り漂うキムチ鍋は洋風にしめることができる。1つの鍋で異なる風味が楽しめるキムチ鍋リゾットは、チーズや卵に加えて牛乳も活用できる。食材の美味しさがしみ込んだキムチ鍋のスープは辛みや塩分が問題になることが多いが、卵や乳製品でまろやかにリゾットを堪能できるのである。最後の1滴まで無駄にしないエコロジカルな料理としてぜひ定番に加えてみてほしい。
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